夏、人で賑わう海辺は、大晦日、私たちのように浴びに来たちらほらの人たちで、沈む地に足跡を残した。
白浜はひんやり。気持ちがいい。
海水もひんやり。ギラギラの夏の海水と同じかもしれないと体感した。
正午、日は、自らエネルギーを放していた。横になって日を浴びずにはいられない。
ブレーメンの音楽隊のようだ。日々の光景そのままである。
少年は、掘る、蹴る、走る、転ぶ。開放的な空間に身を任せていた。
魚を食べる。季節外れのCecinaチェーチナ(Livornoリボルノ県)の町、ブラリ訪れた海の町だけど、しっかり席を予約してまた訪れたい。
日が沈み、空気がひんやりし始めた。
過去と現在と未来を想いながら、いつもと変わらない一年の最後の夕日を眺めた。
いや今日は違う。水平線に沈んでいく日を見送っている。
日が落ちたら、樹に目をおく。海辺の樹も凛々しく聳え立つ。
いつもと変わらない日だけれど、こうやって暦があったり節目をつけたり見方を変えることで、新しく更新される気分になる。
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新年、明けましておめでとうございます。
今年も、記憶を記録ブログ大地の住人オバタマキをよろしくお願いいたします。
みなさまが、健やかであること、穏やかであること、そして、五感を持つ自然と私たちが繋がり合えることを心からお祈り申し上げます。
↓ありがとう↓