大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 散歩 Passeggiata

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今年の六月に日本のパスポートが切れる。

五年前は、日本の小さな市役所でつくったっけ。
こんな田舎でも窓口には
外国人の並ぶ姿が増えていて
見慣れない光景だった。
スラスラ日本語が話せなくたって
日本に滞在していることが嬉しそうだ。

それと、バックが青い写真の息子は
まだ11歳でにんまり微笑んでいる。
かわいかったなぁ。。。

...そんなことを、パスポートを眺めながら
思い出していた。

私は、五年に一度日本に帰国する
...と今年は日本に帰国する年だ。
パスポート番号を登録する航空券を手配する前に
有効期限内パスポートを更新することにした。

パスポートさえ取得しておけば
行くか行かないかは後で決めればいい。
なにしろ飛行機代がやたら高いので検討中。

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そういうわけで以前は、息子のは
日本の小さな市役所で取得した。
私は、ローマの日本大使館の
フィレンツェ出張サービスで
受け取ったことがある。

あやふやに記憶をたどっていくと
確か当時は...
大使館に切手を貼りつけた返信封筒を送って
オリジナルの申請用紙に記入して
提出しなければいけなかった。

旅券の期限が切れての新規更新だったからかな、何も変更がなくても戸籍謄本も日本から取り寄せて提出しなければいけなかったし、写真の顔の位置やサイズも決まってて、なんなら写真屋さんの指定までもあった。
フィレンツェは、ミラノとローマの真ん中辺だけれども、ローマの日本大使館の管轄で、出張サービスがない頃は、朝一でローマに向かい、確か午前11時ぐらいまでに提出して、午後4時ごろ受け取ることができる、という方法だった。そういった経験もある。

そんな不便な時代も過ぎ...昨年度あたりから、オンライン申請システムを導入したようで、スマフォに専用アプリをダウンロードして、申請ができるようになった。
しかしネットで、パスポートをイタリアで更新と検索しても、アナログ風申請用紙をダウンロードする紹介ページがメインで、そのメインページにオンラインシステムの紹介ページがリンクされているので、正直よくわからなかった。
ので、申請書を指示通りに印刷して、ローマの日本大使館にアポメールをしてみると、紙の申請書の提出だと二度出向かなくてはならないので、フィレンツェ在住(ヴィンチ村はフィレンツェ県内)であれば、オンラインをおすすめします、とのことでオンラインシステム一本でじっくり研究することになったのだ。

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申請アプリをダウンロードしても
ダイレクトには作動しない。
OPRnetとかいう在留届に
Emailとパスワードをつくって登録
IDができあがって
(既に登録済みであればIDを持っているところへ)
旅券の申請・発行から
パスポート申請アプリに飛ぶのだ。

やり直しや見直し、確認、パスポートが出来上がってQRコードを見せなくてはいけないときも、とにかく最後の最後まで、この流れでアプリをあけるので、在留届にとべるページをスマフォの中に保存しておくと便利だろう。
息子のパスポート申請だが、本人はメールアドレスもあるので、本人が申請者として登録。親が、家族の分を申請することもできる欄があったので、申請者ごとに登録することはないようだ。

旅券=パスポートの
期限内更新は1年前からできるそうで
切替更新とよぶそうだ。

その切替更新のメリットは、申請時
前回のパスポート取得と同じ内容で
本籍を一字一句間違えずに書ける人は
戸籍謄本の提出が必要ないのだ。

戸籍謄本はたいてい発行されてから6か月以内のものが有効とされるので、私みたいに5年前に日本に行って取ったものなんかダメだし、コピーもダメ、オリジナル(原本)しかダメとなると、日本から取り寄せるしか方法はない。
今回、取り寄せずに済んだので、取り寄せる場合、依頼人がいればいいけれど、いない人や頼りたくない場合、カード決済で市役所が直接海外まで輸送してくれるのかは、わからない。さらには、いつ届くかわからないし、本当に届くかわからない。
私にとって、ここの部分(戸籍謄本提出)がいっちばん困ったところであったので、戸籍謄本の提出が免除されたことは、すごくスムーズにパスポート取得ができたことのひとつである。

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そして、オンライン申請のメリットは
何ミリまで要求される顔写真撮影が
自分でできることである!

顔写真は、日陰でいいから日中の外の白い壁をバックに、きもち白い壁を多めに、自撮りレンズを使わずに撮る。なぜなら、室内だと照明がちゃんとないと顔の中に影ができやすい。白い壁を多めにすることは、若干の縮小・拡大は申請アプリの中でできるから。自撮りレンズはダメなようなことが書いてあった。
写真を撮影した後の補正で、トリミングはしなかった。青系グレーっぽい白壁はハイライトを強くして見た目上白にした。そうすると、顔の色味が減るので、血行よくさせた。

自筆サインも
白い紙に黒ペンでサインをして
写真を撮る。

補正するとき、あまりトリミングしない。サインも申請アプリ内で多少の縮小・拡大ができる。白い紙は、写真を撮るとグレーっぽくなるのでハイライトを多めにいれたりホワイトを強くしたりする。
黒い字も影はダメとあるので、ハイライトで影は消えるだろうし、コントラストを強くしてみるといいかもしれない。

イタリアの Carta d'identità の前と後ろの
写真ファイルを一枚ずつ用意。
こちらは添付ファイルとなる。

息子はイタリアのパスポートを
取得したことがあるので
期限が切れていてもパスポートの写真を撮って
写真ファイルを用意しておく。
有効なイタリアのパスポートを...とあるが
期限が切れたイタリアのパスポート
と素直に添付ファイルのタイトルにした。

申請者が未成年の場合は
リンクされている親権者同意書という用紙を
旅券申請時に必要なものとあるページから
ダウンロードしてプリントアウトして
自筆で書いてサインして
(共同親権者がイタリアの方は
戸籍謄本に記載の通りに書くとよいかも。
我が家の場合はカタカナで。)
それを、写真に撮って添付ファイルに。

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さて、在留届のOPRnetから
申請アプリにとんで
申請時に用意するもののところで
下にスクロールして
顔写真ファイル
自筆サインファイル
をアプリ内にダウンロードしておくと
その場に本人がいなくても
素敵な証明書写真を提出することができる。

現在有効な
電子チップ付きパスポートを読み込むときだ。

私はiPhoneなのだが、申請アプリの指示通り画面を上にして、見えないけど電子チップがある固いページにある太線に合わせて、iPhoneのカメラレンズの横辺りにそういうのを読み込む機能があるらしく、近づけてみたり置いてみたり。申請アプリでは8秒以上かかると言うけれど、けっこうな時間を要した感覚だった。なかなか読み込み完了しないから、本当に読み込んでいるのか疑問がわいてくるが、ただ無言にゆっくり読み取っているだけなようなので待ってみよう。最後には、読み取り完了!と出てくる。

読み込まれると
ある程度自動的に入力されている。

二重国籍の場合も素直に入力していこう。
いつからイタリアの国籍を取得したか
誕生日でいいようだ。
イタリア共和国で生まれ
片親が同国籍であるような項目など
二つぐらいチェックした。

で、最後に、前述した添付ファイルを
添付して完了だ。

機械処理で足りないことをピックアップしてメールにて報告されるのか、ひとつひとつ職員が目を通してメールを送ってくださっているのかはわからない。
しかし、申請完了の翌日、選択した受け取りはミラノ領事館ということで、領事館の方から確認の電話があった。正直に、ついでにミラノの友人に会うためと伝えると、すぐ了承してくれた。

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二度も不足内容メールがきて、そのたびに前述した在留届ページから申請アプリを開く手順で、不足項目をうめていったという感じであった。
その不足内容は、顔写真やサイン写真を枠内(顔やサインの赤線枠内ではなく、バックの白地部分の全体のこと。だから顔やサインギリギリのトリミングは必要ないのである。)に埋めること、つまり写真自体ははみ出ててもいいのだ。国籍を取得した年月日、Carta d'identitàの後ろの写真とイタリアの期限切れパスポートの写真の提出...いろいろあったw

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全て準備が整うと
旅券発行手数料の支払いはどうするかだ。
カードで日本円(¥11000)で支払うか
現地でユーロ(€79)払いか。

その日のレートではなく
もう値段が決まっているのだ。
まるでPlay Stationをこっちで買うように。

この頃、見たことのないほどの円安で
1ユーロ160円!
どんなに手数料とられても
円で払った方が得だ。

カード決済を選択して
カード内容を打ち込み
決済自体は、旅券を受け取った時に実施。

旅券の受け取りは6ヶ月以内。
日にちに束縛される生活でなければ
格安チケットが出てるような日に
特急電車で向かえば
プチ旅行がさらに満喫できるというわけだ。

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ミラノ領事館、初めて来た。
素敵な建物の中にある。

領事館のガードマンはイタリア人だ。
わざとそうしているのか
早速怒ってる風で感じ悪っ。

イタリア語でごちゃっと言われ、いつも丁寧で優しい日本人がいるところに来たと私と息子はイメージしていたので、は?と驚いている内に、お前らイタリア語わかんのか?まで言われ、むしろイタリア語しかわからない思春期青少年はカチンとした口調でトスカーナ訛りで返答w まぁまぁまぁまぁ。

窓口の方は
そのまんま親切な日本人の
外務省の職員の方で、ほっ。
丁寧に私の質問にも答えてくださって
ありがとうございました。

突然の申し出にお付き合いしてくださった
ミラノ在住のMさん
半日でスピーディミラノプチ観光
めっちゃ楽しめた!
全部私たち好みのスポット巡り
最高でした。ありがとう!

今度は、私のパスポートの番。
またミラノでプチりたいとおもう。
Saloneの時期に!

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夏休み最後の日曜日
私たちは海に行った。

思春期青少年のリクエストだ。

Livorno県の海沿いは
きれいな海岸がたくさんある。

私たちはいつも
San Vincenzoという地の
ビーチに行く。

少年が4歳ぐらいの頃
ビーチからちょっと奥まった
静かなキャンプ場に
はじめてテントをはった記憶は
深く刻まれた様子だった。

少年の小さな自転車で
キャンプ場内を移動したこと
BBQをしたこと
持参のテーブルでご飯を食べたこと
コイン式の制限時間付きシャワーで
一人でバタバタ体を洗ったこと
トイレは遠いところにあること

ニヤニヤしながら思い出していた。

他のことはあんまり覚えてないのに
キャンプの思い出は強いようだ。
毎年、キャンプしようという。

いま、キャンプする気力は
私にはないので
広大な海を見ながら
ゴロゴロすることにした。

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私は8月中、正社員の夏休みの穴埋めに
食品会社で200時間も労働していた。

正社員が戻り始めた頃
土曜日がやっと休みになり
家族サービスをすることにしたのだ。

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イタリアでは、かなり観光客が減った
気温もだいぶ下がって
海水はちょっと冷たくなった透明な
9月の海は人気がある。

それでもパラソルはあると助かるけど
海上がりの冷えた体に
強そうでそうでもない
太陽の日差しは心地よい。

空は澄み渡り、波もほぼ無い。
南方には
Populonia(半島になってる村)が濃く
Isola d'Erba(エルバ島)が薄く
グラデーションになっている。

水平線は空と海の青のグラデーション。
絵になるヨットがプカプカ浮いている。

海の景色はやっぱり自由感があるなぁ。

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食品会社の従業員は、毎日
同じ作業と向かい合った形式の作業台は
恰好の井戸端会議の場だ。

ずーーーっとおしゃべりをしている。
私も時には話に入るけど
バカバカしい話ばっかりしてるので
ほぼ騒音としてしか入ってこない。

イタリア人のオバちゃんたちの会話は
社長の悪口&そこにいない同僚の悪口w
今日の献立&料理レシピ
子どもの成長&学校問題
ひとのドラマ的人生
生活の問題
便利な生活用品
などなど
若い娘たちの会話は
下ネタまででてくる始末。

イタリアでイタリア人と働くならば
会話力は必須。
おどおどしてはダメ。
自分をもっていないと
すぐ孤立してしまう。
イタリア人はおしゃべりと作業
二つのことが同時にできる人が多い。

先日若い新人の契約社員が入ってきて
ベテラン社員が
「動作からして全てがシャイだ」
という話を私にするので
「私も相当シャイで人見知りですけど」というと
「アナタは年齢的にシャイとかではない」
というのである。ふーん。

そういうくだらない会話の日々から
解放された気分になった海日和。

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思春期青少年は、9月はじめの試験で
進級が決まった。

イタリアの高校は、進級制度が厳しい。
一年間の出席数、最低レベルの成績に
達していないと即落第
一教科二教科最低レベルの成績に
達していないと
夏休み中復習して
9月はじめのチャンステストに
合格しないと一教科でも落第...

夏休み、学校は補習授業を開催してくれる。
各学校、やり方や決まりは違うが
この補習授業を義務化している
学校もあれば
参加は自由と自己に任せる学校もある。

大人的に考えれば
この補習授業に参加することは
進級を手伝っている
とモラル的に捉える。

6月、学校が夏休み入ってすぐ
一ヶ月研修期間に入った。
7月、研修が終わったらその足ですぐ
一週間の補習授業がはじまった。
夏休みまでプログラムされているw

あの週、40℃あるぐらい激暑な中
大人的モラル作戦の補習授業に
参加した思春期青少年少女たち
汗だくでみんなノートを内輪代わりにして
ちっとも頭に入ってこなかった
と愚痴っていたが
とにかく絶対に行け!と煽った。

思春期的に考えたら、ただただ面倒だが
大人的に考えれば、そこがポイントで
来た生徒には褒美として
勉強しておく箇所を教えてくれるはずだ。

夏休み期間バスもない。
そこで活躍したのが
5月に仮免を取ったスクーターだ。
片道20km強、よく通ったもんだ。

それに慣れて
学校方面のサッカーの練習も
そっちのお友だちとも
今や行きつけパキスタン人経営の床屋にも
一人で行くようになった我が思春期青少年。
ブドウ畑のど真ん中にあった
田舎の研修先にだって
田舎道を毎日原チャリで通った。

そして7月の補習授業が終わって
私たちはバルセロナに飛んだのだ。
これもスペイン語と英語の勉強...
と目的付けて。

8月のFerragosto(8月15日祝日)
の週が過ぎると
思春期青少年は、5日間サッカーの強化合宿
合宿後は、まるで何もすることはないだろうと
毎日のように練習x練習。
時には午前午後も。

いつ勉強してたかはよくわかんないけど
練習x練習の間にも
チャンステスト間近の補習授業

日本で
通っている高校で落第するなんてこと
聞いたこともほぼないから
私は慣れてない。
こっちがヒヤヒヤハラハラしたもんだ。

勉強しろ!と言えば
勉強してる、と返ってくる。

わかんないとこわかったの?と聞けば
わかった、と言う。

ニュースでは
夏休み中ずっと勉強していた子の話
家庭教師までつけて勉強している子の話
そんな風に伝えてて
ウチの子は...と不安にさせられた。

テストの数日前
日本人だったらガリガリ勉強するだろうに
地元EMPOLI vs JUVENTUSの
サッカーの試合を観に行ける余裕があって
何を信じてよいかわからなかった。。

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あまり勉強している姿をみなかったけれども
結果、進級することができた。

やっぱり
大人的モラル作戦補習授業の前編の方
激暑の中、参加を自己に任せた補習授業
とっても大切だったそうだ。

前編に参加した子たちは
みんな進級したそうだ。

しかし、8月の後編授業は
見直し程度で
行っても行かなくてもいいぐらい
だったそうだ。

後編だけに参加したお友だち...
落第しちゃったそうだ。

激怒して、我が子に愚痴電話してたが
「お前が勉強しなかったのがいけないんだろ」
と、友に説教している思春期青少年...
それはそれでいい友だち関係だ。

イタリア全国の話だったとおもうけど、
思春期青少年いわく
15人に1人は落第するんだそうだ。

食品会社の同僚ママの息子も落第しちゃって
ママの涙をランチタイムに共にのみこんだ。

その学校は、補習授業が義務にもかかわらず
テストに補習授業でやらなかったことをだし
先生は狂ってるのか笑ってた
と激怒した。

その学校は65人も落第させたそうだ。

2度落第するとその学校に通えないそうだ。

この時期
始業で浮かれている空気があるけれども
その反対には
学校を辞めていく子もいるのである。

テストから始業までの10日間ぐらいで
進路を考えなくてはいけない。
そういう話を今まで聞くことはなかったが
現実が近づきはじめ
イタリアの学校システムを知らない私は
同年代のママたちの話は参考になる。

その後、我が子の落第しちゃった友は
超開き直っちゃって
勉強する量が減るとかなんとかで
前より幸せそうだよ、と
苦笑いしながら語る。

8人ぐらいいたヴィンチのお友だちも半分以下
クラスの仲良しのお友だちたちも落第しちゃって
進級した子たちがなんか変に寂しそう。

私も、何故か涙がこぼれた。

今年は進級できたけれども
翌年はどうなっているのかわからない。

ぎゃんぎゃん言っても本人次第だし
私は頭が良くなくても
母から勉強しろと言われなかった。

落第しても
国立ではなく市立の専門学校で
新たな進路を見つけ
順調に過ごしている例も聞く。

落第が悪いわけではない
というママ友もいるし
学校や先生とのフィーリングもあるみたいだし
専攻を見直すことができるチャンス
だったりもする。

なんとなくネガティブなひびきだし
若いうちに人生の見直しをしているみたいで
こっちがハラハラする。
しかし、こういう時
大人がしっかり守って
進路をアドバイスすることが大切だとおもった。

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だからこの透き通った清い海と
先は輝く水平線をながめることができた
この日曜日は、大空に向かって大の字に転がれた。
 疲れた夏休みだった。

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つづき

私たちは、あの美味しそうな
いたって普通のBarで朝食をとるようになった。
ブリオッシュなんかはそこで
次から次へと製造され温かいホヤホヤが並ぶ。
このBarだけが市民料金かな
と思うぐらい安く感じた。

今日は歩くぞ!というコースだったので
昨日の教訓でテイクアウトもした。

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私たちは、メトロで確認したのにもかかわらず
工事中の駅で降りてしまう。。

臨時便のバスはよくわからず
逆方向へ進んでいるし。。。

中心街をはしるバスだったので
むしろ楽しくなっちゃって
どこで降りるかも忘れちゃう。

旅の隊長がうかうかしてても
家族の一員は誰も間違いに気がつかない。

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あっちいったりこっちいったりの交通で
ようやくバルセロナの高台の方へ着いた。

私たちは、Parc Güellから近いということで
それまたもっともっと高台の、標高262M
Turó de la Rovira丘のGuinardó公園内にある
Bunkers del Carmelという
スペイン内戦時につくられた砲台がある
高射砲陣地としてつかわれていた
360℃バルセロナを見渡せる
すんごい穴場に来たのであった。

バスやメトロを降りてもまだまだ歩く。
けっこうな傾斜でゼイゼイしながら歩くけれども
絶対に行く価値アリ!

ブンケルスがある辺りの家々が可愛い!
ブンケルスがペインティングされちゃって
アーティスティックになっちゃって
なんかカッコイイ。

なにしろバルセロナが
割りと近い距離で見渡せるのは最高。

イタリア語の観光地紹介ネットでは
夕日とか夜景を見に行くのも乙...と。
それと、住民にご迷惑のならないように
キレイに静かにしてくだい
と、あったことからか
みんな無言で写真を撮ったり
景色を満喫していた。
若者が多かったけどお行儀よくって
気持ちよかった。
普段うるさい私たちも静かに見学。

街も楽しいけれど
思春期青少年のバルセロナ楽しかったベスト5の
トップにあがっていたブンケルス。

さぁブンケルスを下ればParc Güellだわ!
と、来た道を歩いているのだが
なにしろけっこうな傾斜の下りなので
走る速度か休み休み行くかのどちらかで
男子たちはエニマルだ、下りを突進。
私はもうこの先バルセロナには来ないだろうと
惜しみながら何度もブンケルスを眺めたり
低くなっていくバルセロナのパノラマを
満喫しながら写真を撮ったりなんかして
私なりの歩調で進んでいたが
なかなかやつらに会わない。。

あいつらどこ行ったんだよ。。。
だんだんムカムカしてきた。

まぁまぁ記憶力はよくって
割りと方向音痴ではない私だ。

行きにはしなかった
振り向いたり止まったりする行為を
帰り道でしたから道を間違えたのか。

ここ通ったっけなぁと
住宅街の雰囲気で気がついた。
行きは普通な団地街だったのに
ここは金持ちそうな家々が立ち並ぶ。

ほんの少しだけ戻ってやり直ししてみよう
やはり同じだ。
私が間違ったのか
あいつらが間違ったのか
ムカムカする。
暑くて蒸し暑いだけにもっとイライラする。
日焼けまでして陽射しが痛い。

電話をすることにした。
そういうとき、EU内の旅行はイタリアのSIMが
通話とSMSは契約通り、ネットも5GB以内なら
ローミングに切り換えれば普通に使える。
便利になったもんだ。

電話でぎゃんぎゃんどこにいるのか
現状の風景を言い合った。
やっぱ違う。。。

傾斜の上りだから嫌だったけど
もう少し戻ってそこで待機することにした。

思春期青少年、呆れながら
隊長のはずの母を迎えにきてくれた。
迷子の私は、この先近い未来
こんな風景が頻繁かもしれない...
と、なんだか苦笑してしまった。

通り道にあるView Pointは
二つの道があって
そこで間違えちゃったみたいだ。
あそこで景色を隅から隅まで満喫してなかったら
まっすぐ彼らのように来た道を突進していたら。。。
無我に突進もまんざらではない。
やつらが正しかった。。たぶん。

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迷子の道から一番最寄りの
Parc Güellの出入口に行ったら
入場終了。。。

人数制限で入れないって言うの!
マジかよ...と一家愕然。。。

あるベンチで絶望しながら休憩してると
Parc Güellから帰ってきた幸せそうな家族の
オランダ系イケメンパパみたいな男性に
正式の入り口ってどこですかね⁉
ととりあえず声をかけたら
正式入場門でチケット買って
入場しようと思うんだよね
などとおしゃべりがはじまった。

コテコテイタリアン夫と
オランダ系イケメンパパは
何語で話してんだ?

オランダ系イケメンパパは
「入場門あっちだけど
ネットでチケット買った方が絶対いいよ。
中、すんごい人だから。」
とアドバイスしてくれた。そうだ。

思春期青少年と私は
直島の地中美術館を思い出した。
あのときもチケットがなくって入れなかった。
目の前にいるのに
チケットはオンラインのみ販売。。。
あの時、コロナ前で中国の観光客で
島中賑わってた。と思い出話。

2023年コロナ明けで
世界中世界の人で大にぎわい。
イタリアも凄い観光客だけど
バルセロナもものすごい人人人。

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私たちは、今日宿に戻って
ゆっくりParc Güellの研究でもしてみよう
ということにして
とっとと前へ進むことにした。

だったら昨日ゆっくり見れなかった
Gràciaセンター街を歩こうよ
で、旧市街のBarri Gòtic方面に行こうぜ
ということにした。
でも歩いてGràciaまで。

Parc GüellやBunkers del Carmelの辺りは
1階2階建ての個人宅は昔風で南米風...
むしろそれがスペインなのかな
私は好きになった地区なので
是非歩いてみてね。

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Barri GòticからLa barcelometaと呼ばれる
旧市街
は、ザ・バルセロナ。
旧市街好きにはたまらない古さと
現代人の〈旧〉の使い方がおもしろい。

ただただ歩いているだでも楽しい。
だから3ヶ月は暮らしてみたい街
ナンバーワンなのだ。

お洒落な小さなお店もいっぱい。

インドとかパキスタン系地区なのかな
それっぽい人たちが集まってたり

アフリカ系の女性がポツンポツンと
ある広場の通り道に立ってて
警察の方たちが取り締まりしてた。

思春期青少年に
危ないゾーンかもしれない説明をした。
女性が立っている説明もした。

あまり危険度を感じることが少ない
治安がいいバルセロナだったが
警察がさっと突然現れることを
たまに目撃して
その対応の速さに
イタリアじゃぁありえないねぇと
バルセロナの格が上がった。

ザ・バルセロナの旧市街の
市民の労働者が来そうなあるBarで
ランチをとることにした。

バルセロナはどこも観光地
若い青春期青年グループが
そのBarにお茶しに入ってきた。
お行儀がよかったので観光客か
はるばるやってきた子たちだろう。

とにかく
我が思春期青少年とおんなじ格好だったw

そこに限らずどこでも
同じ年齢の子たちは同じ年齢の子をチェックするw

お行儀のよい青春期青年グループはみんな
Football Maniaという紙袋を持っている。

我がサッカー大好き思春期青少年
ネットでググってみるとなんと近所ではないの!
どうやらこのグループたちは
みんなでショッピングしに来たようだ。

当然、私たちもBarを出たら直行でしょう。
世界の有名チームのユニホームがいっぱいあって
サッカー好きにはたまらないお店だ。

フィレンツェやGràciaのセンター街では
売り切れだったナイキのちょっと長めの白い靴下
いっぱいあったー。
ネットでもナイキの半袖のタイトフィットシャツは
売り切れなのに、ここには色違いまでも。

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あぁ楽しいザ・バルセロナ。
だんだん薄暗くなっていく。
Barri Gòticのある広場Passatge Madoz
なんか超観光客だらけだろうけど
座って食べたくなる広場だった。

食べ物屋で悩んでいると
突然、ダッシュの人たちが現る。
警察もダッシュだ。
なんかあったらしい。
車が入れないゾーンなので
白バイも現る。
走る警察は偽装している人みたいだ。

どうやら財布を盗んだ、みたいだ。
え、ありがとう、だよね
そんなにダッシュしてくれてさ。
イタリアじゃぁありえないスピード。
思春期青少年、目の前で起こっていることに
映画みたーい!とはしゃぎまくる。

結局さ、ザ・バルセロナでゆっくりしちゃうと
メトロの最終乗れなくなるかもって
お腹空いてたけど滞在先まで戻ることにした。
うぅ残念。
この時間はもう食べ終わって
夕飯後ダラダラ散歩する時間でもあるのに。
今度はゆっくり来よう。

私たちは、メトロに乗り込んだ。
最終に近いだけに人がけっこういる。

酔っ払いのオジサンの近くに座ってしまった。

私は、思春期青少年の隣で酔っ払いの前だ。
夫は、酔っ払いが二席使ってたその隣だ。

酔っ払いは、自分の人生の寂しい部分を語っている。
たいていこうやって落ちていく人は
ずっと根にあの時代みたいのを背負っていく。

酔っ払いは以前家族がいたみたいだ。
奥さんもいたみたいなことを言っている。

私がずっと見つめていたのが
いけなかったのだろう。
私に語っているようだった。

だんだん、相槌を求めるようになって
ちょっと近づいてきた風だった。

その時
「オレらはスペイン語を話さない!」
と思春期青少年がスペイン語で言い放ち
近づいてきた酔っ払いの腕をはらった。
そして母を守るような態勢をとった。

息子よ。。

酔っ払いは引っ込んだ。

今度不意に足を高くあげ
ほんの少し離れた隣席の夫の
顔に当たりそうだった。

家族はびっくりした。
私はわざと「大丈夫?あたった?」と聞いた。
酔っ払いの方が先に
「大丈夫だよ、オレは何もしてねぇ」と
私の方をずっと見て言っている。
大丈夫だったそうだ。
怒ることに関しては
我が夫は得意なので不安はない。

そうこうしている内に駅に着いた。
降りてから私たちはコメントしあった。

「ありがとう。」
とりあえず我が息子にお礼を言った。
すると得意気にあんなのちょろいもんだ!
とか言い出すので
また気を付ければいけない行動を教えた。

教えても世の中にはいろんな出来事が不意に起こる。
この先、私が望む通り一人で
旅に出るようになったら
もっと不安だらけだろう。

今だってスクーターで20km先までかよって
私は毎晩心配だ。
でも家にいて私の側にいる方がおかしい
と私は思うので、何が起こっても仕方がない。
祈って信じるしか
人はできないのである。

事故を予測することも大切だけど
不意に起こる問題を
即座に冷静に解決することも大切なのである。

 
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結局のところ
Parc Güellのチケットはオンラインで予約しなかった。
なぜかというと、ここは日本ではないこと
よく読めば気がつくけど
もし長蛇の列を避けたいならオンラインで予約!
と謳い文句があって、正規の値段より高い。
早めに行って、少し並んで待って
無理そうだったら他行こうと家族で意見一致し
早めにヨットを出た。

もうメトロの行き方も
Parc Güellの入り口もわかるもんね!
と乗り気で行った。

あれ、全然長蛇の列じゃない。
前のオジサンがチケットを買っている。
フムフム。
私の番になったら
二人は入れるって言うの。
夫婦で譲り合いしていると
空きが出ました、3人で入れますってさ。
あのオンラインの予約は
キャンセル料なしなのだ。
その時間に来なかったら
どんどん入れてるんだとおもう。

私は予約が好きではない。
何が起こるかわからないし
気持ちが変わるかもしれない。
入れなかったら別のことをすればいいんだし
計画を立てすぎる旅行は苦手だ。

そんなことも思春期青少年
わかってくれたかな。

出発前に私はNachosを食べた。
思春期青少年は何度もバルセロナで食べた
ゴージャスハンバーガーを最後も食べた。
夫はイタリアでも食べれそうなステーキを食べた。

暑くて湿気が多く
物価が高くて
(そう感じたけどイタリアの観光地もそうらしい
ニュースで毎日言っている)
観光客がものすごく多いバルセロナだった。

きっと(私は)もう来ないだろうけど
最後にしたい家族旅行が
バルセロナでよかった
とやっぱり来ておもった。

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終わり。



今日の一曲。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。




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つづき

朝やっぱり、寝不足と怠け癖で
ヨットの窓から差す日差しが熱くなってから
目覚める一家だった。

あんなにはりきって
早朝、ビーチで散歩するんだ!って言ってたのに。

でも、まっいっか
スペインは朝遅く夜が長い国だ。
と、何十年も前のイメージのまま
スペインスタイルで過ごそう
と、呑気に出発。

なにしろ、千葉の幕張みたいな近代ゾーンの
ハーバーの近郊はイメージのバルセロナじゃない。
とりあえずそのショッピングセンターで
朝食にしてメトロの入り口でも聞いてみっか。

空港のハンバーガー屋といい
ショッピングセンターの夕飯といい朝食といい
メトロの一回乗車券といい
なんか、バルセロナ、高くね??

ハーバーからメトロの最寄り駅はやっぱり
住宅街よりにあって
あら! こんなところに庶民的な
Bar-Pasticceriaが!
明日来ようね!と明日が楽しみになる
単純な家族。

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ガウディ建築のサグラダファミーリアに行くのは
超簡単。
だって駅がサグラダファミーリアなんだもん。

メトロの工事をしてるゾーンがあるので
乗り換え増やしてちょと遠回りなんだけど
シンプルで簡単なメトロはイイ。

24時間券とか48時間券とかいろいろあるんだけど
(3回乗らないともとがとれない)
何が起こるかわからない
気に入ったらずっとそこにいるかもしれない
乗り物に乗っちゃうと
ゆっくりとまって見学できないじゃん。

出発前にネットでバルセロナの歩き方を
イタリア語で調べたけど
みんな、メトロ券を前もって買った方がいい
って勧めるんだ。

オンラインで買うか迷ったほどだったが
結果、1日二回、往復で使うだけで
その日にまわるゾーンだけ決めておけば
丸一日ゾーンを満喫できちゃう
どこを歩いても飽きないバルセロナ。

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行き方が超簡単なサグラダファミーリア駅に着いた!

うわー。目の前。

いつでも工事をしていることが
サグラダファミーリアのある意味シンボルだ。

こんなに観光客いても
クレーン車稼動させて
工事してた。

きっと何度もジェネレーションが代わっただろう
若いオペレーターが工事現場にいて
意外だった。
もっと職人的に超経験技術者がいるのかと
オジサンだらけを想像していたw

炎天下の中、ヘルメット下には
若い笑顔があって
丁寧に誘導されて
永遠に工事が終わらなくてもいいね
なーんておもっちゃったりもした
オバちゃんだったw

ひとつひとつ詳細をながめていくと
現代アートとか
キッチュでメルヘンワールドみたい。
2Dのグラフィックにも見えちゃう
創造的ではなく想像的な建築物。
ファンタジーな世界を見上げた感じだった。

我が男子たちは何を思っただろう。
夫はクレーン車を操作していた
元技術師だ。
大きな建設会社で大きな建設に関わっていた。

私がはしゃいで写真を撮りに行っている間
思春期青少年にこんなに高いクレーン車の
説明とかしてたみたいだ。

工事現場は夫にとって
魂を呼び起こす場所なのだ。

すげーなって
ずっと眺めていても飽きない様子だった。

私は忘れてたけど
夫はサグラダファミーリアは2回目なんだって。
私が連れてきたんだそう。

サグラダファミーリアの先っぽって細いから
フィレンツェのドゥオーモみたいな
ボリュームのある巨大感は
案外感じなかった。
あれ、こんなに小さかったっけ?

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なかなか去ることができなかった
感動のサグラダファミーリア。

去る気になったのは
目の前にFCBのショップを
発見してしまったからだ。
思春期青少年は引き込まれるように
中に入っていった。

思春期青少年はお土産に
バルセロナ(サッカーチーム)の黄色い
練習用(?)半ズボンをゲット。

そんな風に道草しながら
私たちは、歩いて
サグラダファミーリアから
La Pedrera(casa Mila')へ向かった。

Google Mapでは19分と出てるのに
歩けど着かないような感じだ。
たかが1,5kmじゃないか。

あの日はケンカが勃発するほど
遠く感じた日だった。

途中、美味しそうなお惣菜パンも売ってそうな
パン屋を発見。
お腹が空いてイライラしはじめた男子...
いや大人の方..夫を慰めるために
ちっともお腹が空いてない私は
ちょっと先に素敵な建物が見えたので
それを見学している間
男子たちはひと休憩。

もっと先を見こうして
テイクアウトもすりゃぁいいのに
またその場しのぎした男子。。

あるシニョーラが
地図を片手にやいのやいのしている家族に
わざわざ英語で近寄ってきてくれた。

きっとこの辺に生まれ育つ方なのかな。
迷子になってる観光客を助けることが
シニョーラの日課だったりして。
素敵な穏やかなシニョーラだった。
私も穏やかに人助けする日々を送りたい。

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私は、ヨーロッパに住んでいるけど
ほんと、ヨーロッパの建築は飽きない。
バルセロナは、とりたて
ペランダが窓ごとに小さく
取りついているのがかわいい。

それと、門の鉄格子デザインが
フィレンツェのどれも似たようなデザインより
(それもフィレンツェらしくて好きなんだけど)
様々なデザインでどれもこれも
写真を撮っても撮っても
撮りきれないほどだった。

私たちは、La Pedrera (casaMila')に着いた。
ガウディ建築は、一目でわかるほどだ。

中に入りたかった。。
中に入ったら、2時間は満喫したい。
こいつらがいなかったら
中に入ってただろうな。。
だが入場料がばかにならないだけに
興味の薄い人をどうするか
悩みの種だった。
青少年よ、またひとりで来い。

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大きな通りをちょっと先に進むと
はたまたガウディ建築のCasa Batillo'がある。
人がたかっているのですぐわかる。

中に入りたかった。。
中に入ったら、2時間は出てこない。
こいつらがいなかったら
中に入ってただろうな。。
青少年よ、またひとりで来い。

とりあえず、思春期青少年に
ガウディ建築様式を見せたかったので
任務は果たした感じだった。

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次~っ!
この後は、メルカート行くだけでーす!

遅いランチでオッサン...イライラしている。

思春期青少年は私と同じく
興味津々で空腹がわかんない状態だと言うので
楽しいGra'ciaのセンター街を
満喫したい。私も!

思春期青少年の気になるお店
私も気になるお店がずらーっと並んで
ワクワクしてるなか
ふてくされたオッサンがいる
ので、滞在期間時間があったら戻ろう
と思春期青少年を慰め
Mercato della Boqueriaメルカートへ直行。

メルカートへ行くまでも
センター街だけになにもかもが斬新的で
キョロキョロ。

メルカートのあるゾーンが
Barrio Goticoゾーンに入り
またワクワクさせるじゃないかっ!

とりあえず腹を満たさなくては。

伝統のある市場と説明はあったが
観光化していて観光客ばっかり
と、観光客用の屋台ばっかりだったのが
なんとなく残念だったけど
一番はじめに見つけた屋台で食べよう。

思春期青少年は、ひとりでまわって
ゆっくり決めたいともっともらしいこと
言うので、遅いランチはバラバラに。

大人はとりあえずCervezaセルヴェーザ(ビール)だ!
アンチョビのフライのつまみぐらいでけっこうw

メルカートが楽しくなっちゃって
ヨットかビーチでAperiCena(夕食兼アペリ)
しようぜ!と意見が一致し
あれこれ購入。フライばっかり。。

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メルカートの外は夕方に近づき賑やかだ。
うぅ、もっといたい。
もっと先に進みたい。。
我慢して明日へ見送る。

今夜はヨットや日暮れビーチで
ダラダラ満喫しようじゃないのよ。

ハーバー内にある野外ディスコが
夕方から23時までと時間をきっちり守る。

そのディスコから
あれ?これイタリア語じゃね?
と思春期青少年を呼ぶと
イタリアの思春期青春期に大人気のラッパー
をバルセロナでも聴くことになるとは。。
イタリアでは、スペインHipHopが流行るのに。

ダラダラヨットで過ごした後
24H利用可能なシャワー施設へ
青少年と行く。
ちょっとヨットのあるヤードから離れているので
年よりオバちゃんだって
ひとりでフラフラしているのは怖い。

24Hシャワー施設は
カードキー所有者しか利用できない。
そんなこともあって思春期青少年は
着いてくるように一緒に来てくれた。

シャワーの後、二人で夜のビーチに行って
恐る恐る水に浸かったり
誰もいない公園で筋トレやったり。
またシャワー施設へ。。

蒸し暑くて窓が開けっぱなしなので
また、蚊で悩む夜を過ごしたのであった。

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つづく



今日の一曲。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。




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そう、きっと最後だろう家族旅行。
そう、私は最後にしたい家族旅行。

いや、べつに最後じゃなくてもいいけど
私がオーガナイズする家族旅行は懲り懲りだ。
黙ってくっついて行くならそれでいい。

何度もため息をついて
何度も怒って
ずっとイラついて
で、挙げ句の果てにひとりはしゃいで
写真を撮っている間に私は迷子になった。。

やつらは、いつもお腹が空いて
喉が乾いて、先に進まない。

やつらは、どこに向かっているのかもわからない。
脳みそ空っぽ状態なのに
どこかに行きたいんだと。

いつも意見はバラバラでも
着いた先ではわぉと感嘆し
食べて飲んでるときは静かで至福なのだ。

ムカつくけれど、開き直って考えてみれば
家族全員のタイミングなんてあわない。

息子の16歳は今年だけ
わかっちゃいるけど来年は17歳
14歳も15歳ももう過ぎちゃって
もう戻ってこない。

一年一年の思春期青春期の刺激的なこの時期に
なんか思い出つくりをさせてあげようと
ほんの少しの...いやいやほぼ90%ぐらい占めている
知らずと持ちまえている母心は
涙を堪えながら歯を食いしばりながら
よくわかってない学校のプログラムが終了する頃
思春期青少年の態度や様子をみて
出発一週間前に予約をしはじめた。

それでも本当にこんな大金を叩いて
家族で旅行なんかしていいものか
まだまだ疑問が体の隅々にあった。
頭の隅々ではなく体なのだ。
急に大丈夫なのか?と不安になって
イライラうろついた。

ふつう、家族旅行って楽しみにするはずだろうに
なんでこんなにイライラすんだよ
全部お前らのせいだ!と
イライラがグルグルした。

思い起こせば、私の思春期青少年時代
親と旅行なんて考えたこともなかった。
思春期が終わっても一緒に温泉に行くことすら
誘われても私は望まなかった。

高校時代の夏休みはずっと
ひとりショッピングのためにアルバイトをした。

海にくりだすようになったのは
高卒で就職した友が即行運転免許をとって
車でドライブするようになってからだ。
それまで海にちっとも興味がなかったとおもう。

イタリアは...というかヨーロッパは
きっとアメリカの方も、夏休みが3ヶ月ぐらいあって
バカンスが文化だから
バカンス文化のない日本育ちには
何年経っても申し訳ない気持ちになっちゃうのだ。

旅行自体、一心を決めて行く感じだし
毎年毎年、習慣や伝統みたいに行くものではない
と、未だに体にしみついているのである。

一心を決めて旅行づくめの二十代
それはそれは旅行しまくった。
バックパッカーで何ヵ月もヨーロッパをまわったり
夫と出会った頃も年に二回は何週間も
海外に旅行をしていた。

息子が生まれてから、プツッと
フリーダムな海外旅行をしなくなった。

息子にも散々言ってきた。
ひとりか友だちと自分が行きたいところに
自分でお金をためて自分で計画して行ってこい、と。

「うんん、ボクはお母さんとお父さんと行きたい。」

きっと自分の想像もつかない将来に
自信がないのだろう。

そういわれてみれば
子どもが親と行きたいと思う私とは
反対の気持ちも大切なんじゃないか
今後、親とはもう旅行なんて...と思う前に
家族との思い出つくりもアリ
かなと思い始めて決行したのである。

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思春期青少年はイタリア国内のプーリア州の海を
想像していたのだが、16歳の思春期青少年が
親と海に行くのはなんかおかしい...
親と川の字でビーチに寝転んでるのはおかしい...
大金を叩いて、ゴロゴロしてるのはおかしい...
といちいち、プーリアの素敵な海の写真を
SNSで見て想像するたびに疑問が沸き起こり
家族みんなが満喫できそうなところを
隊長は独断でバルセロナに決めたのだった。

バルセロナには、私は三回目だ。
一回目は28年前に日本の友と
フィレンツェで待ち合わせて
フィレンツェから長距離バスで
バルセロナへ向かった。

13時間かかった記憶がある。
途中、ジプシーみたいな人たちが乗ってきて
ちょっと怖かった記憶もある。

友は時差ボケだったのかずーっと
寝てたのもよく覚えてる。
私は友を守るように起きてた感もある。

二回目は、夫と新車で南欧横断の旅だ。
荷台が広く天上も高い車だったので
何度も車泊したヒッピー旅行。

合計で5000km以上の旅だった。
南仏行って、バルセロナよって
アンダルシア方面走って
ポルトガルのリスボンに行ったんだ。

そのときポルトガルには行ったことなかったけど
南仏&スペインは、私はすでに友たちと旅をしてて
大切な人に見せたいと思った
再遊の旅行だった。

そしてこの三回目は
夫に思ったことと同じだ。
もうひとりの家族に
私がもしかしたら一番好きな街
夫も何度でも行きたい国
そして、思春期青少年は学校の選択で
スペイン語を勉強してて
でももうちょっと勉強してくださいと
学校から忠告されていたこともあって
外国語勉強するのって興味が沸かないと
積極的に勉強できないのは
私が一番よくわかっている。
バルセロナだったら
海もあって、街も楽しい
ここしかない!と隊長はおもったのだ。

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今やネットでだいたいの情報はわかる。
あの頃はとにかくガイドブックだったよなぁ。

去年シチリア旅行で
夜行列車と長距離バスの旅を教えた。
今年は格安飛行機だ。

私も案外格安飛行機で旅をするのは初めてで
しかもイタリアを出国することは
日本に帰国する以外なかったので
予約の時点で緊張しまくった。

とにかく家族三人だから飛行機は節約。
各自リュックで簡単に出発。
預ける荷物がないと
オンラインチェックインであの長蛇の列がスルー。
三人でキョロキョロしたもんだ。

出発前、あるきっかけで
夫の紙の身分証明書がボロボロだと
市役所で言われ、本当だったら
次の更新はデジタル化したカードの発行でないと
いけないのだが、出発日が近いということで
また紙の身分証明書を即日発行。

思春期青少年のデジタル身分証明書CIEも
EUに行けるのかネットで確認。
てか、ヤツは、紛失してないか
ぎゃんぎゃんと隊長は取り締まる。

私は、ひとりパスポート持参。
で、私だけボーディングの時パスポートチェック。

席は仲良く三人席じゃなくて
格安にランダムに座ろう!と
それも案外ワクワクしてたのに
オンラインチェックインが一番だったのか
三人揃って仲良し席。

フライトは、Vueling航空だったのだけど
途中、飲食の販売がはじまって
食べてる人と食べてない人がいて
なんか不公平感。
前の若いアジアン女子がイタリア版カップヌードル
を購入してすすってるのをながめながら
思春期青少年は唾を飲み込み我慢w

何度でも飛行機の発着は緊張。
でも真ん中に座っていた隊長は
家族の男子の腕を掴み
家族揃ってるなら、まっいっか
なんていう余裕な気分になるのがフシギだった。

私たちは、バルセロナEl Prat空港に到着した。

ネットでいろいろ調べてきたけど
やっぱりツーリストインフォメーションオフィス
に行って、いろいろ聞いてみよう。

街までの行き方を質問。
ネットでは、バスとかメトロとか。

さすが現地情報、メトロの一部が工事をしていて
よくわかんない観光客には申し訳ないんだけど
工事の部分は一旦外に出てバスで移動するという
超面倒なことになってる、ということを知り
滞在先のオーナーと待ち合わせ時間もあるから
なにしろ三人だし、タクシーで
滞在先へ移動することに。

思春期青少年にタクシーの乗り方を教える。
海外では、情報済みの見積りを必ず聞いておこう。
観光客はなにしろ騙されがちだからね
顔はアジアンだし。

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私たちの宿泊先は、なんとヨット船舶。
イタリア語ではBarcaと呼ばれているが
ヨットとかボートと日本語は訳すのであろうか。

なにしろ出発の一週間前に
予約することになったのだから
飛行機だって宿泊先だって
理想な金額の物件はない。

このヨット船舶は
ベットルームが二つあったこと
トイレがとりあえず小便はできること
Wifi完備であること
シャワー設備が24Hであること
ということでbooking.comで
即決定したところであった。

主はアルゼンチン人。
英語かスペイン語どっちがいい?の質問に
頼るは思春期青少年、スペイン語と答える。
おぉ、スペイン語か。

アルゼンチンの主は母国語なので有難い
ペラペラ喋りだした。

思春期青少年はわかってんのかわかってないのか
わかんないけど、わかった?!と脅せば
イタリア語で答えてくれるし
勉強してなくたってイタリア語がわかれば
なんとなーくわかるスペイン語だ。
夫も私もパーツパーツわかるから
それを繋げていけば会話が成立していた。

ここのヨットハーバーのヤードに入るのには
カードキーをさして入る。
だから安心!だそうで
ヨットに鍵はない。
確かに、出掛けるときは貴重品を持っていくので
私たちの衣類しかない。

ワクワクしながら
狭くて動きにくいヨット内を観察し
夕飯を食べに近くを歩くことにした。

バルセロナの中心から離れた
Port Formというハーバーの近郊は
近代的であまりバルセロナに来た気がしない。
千葉の幕張の雰囲気さえも覚えた。

ビーチもあるけどショッピングセンターもある。
日本だったら...いやきっとイタリアだって
通り沿いに飲食店が軒を並ばせるだろうに
ちっともない。

仕方ない、ショッピングセンターの
それでもスペインらしいところで
食べることにした。

明日は、隊長が選んだバルセロナ探索第一日目
ガウディコースだ。
早く寝よう。
だけど、ハーバーのパブの騒音と蚊と蒸し暑さと
状況の変化で、なんとなく眠れず
何度となく家族で鉢合わせた夜だった。

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今日の一曲。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。




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