大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 散歩 Passeggiata

Tramonto
夕食後、まだ一日は終わらない7月のイタリア。

Vista Vinci

明るい限り、動きたくなるのは本能だ。

Luna e Oliveto

少年と散歩をする。

イタリアの田舎道を女一人で歩くより、楽しいし頼もしい。

Olivo

彼らの一日の終わりの姿を見る。

今日も暑かった。カラカラに。

カラカラの大地をからかう者がいる。

タベコを車からポイ捨てし、火事が起こる。

水不足なのに水で消す。

こんな時に、炎を見たがる者がいる。

Vigna

夏真っ盛り。

暑さから、ホッと一息つけるのは、日が沈んでから。

一息つきながら、私たちは休む。

一歩下がって見ると、彼らのホッが伝わってくる。

私も私の背中を見せて、ホッを彼らに見せる。

Menta

彼らも私たちも、暑い夏を過ごし、カラダは順応していく。

雨が降らないと、水分の蒸発を防ぐのか、皮膚は厚くなっていくような気がする。

私たちは、今こそ汗をかき、水を飲み、体の余分なものを排出しよう。

排出することで、気をつけられなかった時の悪玉を排出できそうで仕方がない。

Rosmarino

家の男子は、一日が終わりそうな頃、激戦をする。

黙々とCalcettoカルチェット(テーブルフットボール)をしている。

たま~に家族戦となる。

私が入ると、何故か騒がしくなる。

Calcetto nel quasi buio

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カテゴリー【Vinciの空】【住アレンジ

集まれ、集まれ Circolodi casa

一日の終わり Fine Giornata

ありがとうGrazie↓

あの小さな・小さなVinciヴィンチ村は、何万人もの人々で埋め尽くされる。

中世のファンタジーをテーマにしたFesta dell'Unicornoフェスタ デッルウニコルノ(直訳:ユニコーン祭)は、今年13回目を迎えた。

Performance 2

オーガナイズしている青年たちは、我が家と同じ丘沿いに住むグループ。顔見知りの青年たちだ。ボランティアで活動している。好きなことが共通した仲間たちと拡げていくなんて、人生の中で一番心に残る友たちと活動なのではないだろうか。近くに住む青年たちだけに、イベントの成功が嬉しい。最終日の閉めに、花火が上がった。私と少年は、我が家から眺めた。その花火は、なんだか彼らの喜びにも見えた。

Program

ヴィンチの丘の家を購入してから、私たちも出向くようになった。当時は無料で、小さな村の小さなスペースで行われていた。

ここ数年、少年と夫もしくは、少年を村内に在住するクラスメイトの親に委託することが続き、私は行かなかった。

だからここ数年の比較はできないのだが、私が最後に行った頃と比べると、なんとまぁ、それはそれは・・。

小さな村が大きな村に変身していた。隅々まで活用され、どの通りにも人がたくさんいた。しかも、少年の通う小学校まで活用されていた。小学校は、80年代のゲームセンターと化していた。な・なんと、少年と私で対決!

Street VINCI 3

少年くらいの子供たちから若い青年たちそしてマニアな大人たちは、とても嬉しそうだ。

コスプレを自慢に通りを歩く。コスプレの彼らがいることで、イベントはさらに盛り上がる。コスプレと写真のコンクールもある。

衣装を本気で自作し、中世ファンタジーのストーリーもつくって、劇を発表するコンクールもある。

コンサートもある。

トークもある。

ファンタジー系の映画俳優も招待され、ファンと交流するチャンスもある。

Performance 1

駐車場の設置模様で、村民は想定した。たくさん人が来るぞ。

Navettaナヴェッタ(無料送迎バス)を用意し、何台も何台も駐車ができるよう、現在未使用の大地は駐車場と化する。

Street VINCI 4

そして、このイベントで訪れる観光客が通る道まで、キレイに草が刈られた。

我が家の方まで、草刈機が現れた。

草を刈ってみると、草で隠れていたゴミが目立つ。それはそのまま。

そのゴミは、地元民が出すものではない。ヴィンチの丘に来る観光客や通りががりの人間が落としていく、忘れ物である。

Street VINCI 2

7月も終わり頃、ヴィンチの丘だって日中は暑い。何が暑いって日差しだが、このイベント最中は、さらに熱気で暑くなる。

何万人もの熱は、屋台やBar、レストランで涼を摂り、カロリーを蓄え再びヴィンチ村で熱を消費する。

どこも大繁盛で、すったもんだしているヴィンチの住人。あのBarに、溢れ出ている人の数・・。日々のヴィンチはのんびりなのに。

この時期だけは、ヴィンチの老人たちはおウチでお留守番。

Street VINCI 1

三日間のこのFestadell'Unicornoを皮切りに、Fiera di Luglioフィエラ ディ ルッリョ(直訳:七月祭)と題して、数日間ヴィンチ村は日暮れから村民を飽きさせない。

Performance 3

毎年たくさんの人を呼ぶ7月最後の週の水曜日には、Volo di Cecco Santiヴォーロ ディ チェッコ サンティというイベントがある。

中世時代、村の悪人は捕らわれ、村民から野次を飛ばされながら死刑とされる。

その死刑の模様を思い出す会。

村民たちが悪人に野次を飛ばしながら隊列する。当時の村民を真似ているのが、中世の格好をした現在の若者村民。野次が、サッカー観戦のように盛り上がる。「あっ、マテオ君のお兄ちゃんだっ!」

そして、火炙りとなった死刑人(ぬいぐるみ)がヴィンチの塔から吊られ、吊られ飛ばされた向こうから盛大な花火が上がるのである。

花火は、オリーブ畑から打ち上げられ、村から眺めるのである。毎年工夫された花火は、短時間でも間近で見ている住人や観光客を釘付けにさせる。

Stand 2

その週末には、Multiscenaムルティシェーナという複数の舞台が無料で観賞できる。

コミカルな舞台が多く、市民に受ける。TVのお笑い番組で活躍している芸人さんも出演することがある。毎年とても楽しみにしているイベント。

Stand 1

最後に、810日頃Calci di stelleカルチ ディ ステッレと題して、流れ星を期待した星空の下で、ワイン会が有料で行われる。

Street VINCI 5

7月の後半、このようにヴィンチ村は盛り上がる。

ちなみに7月の前半は、隣村Cerreto Guidiチェッレート グイディが盛り上がる。


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暑い春と寒い春を過ごすVinciヴィンチの春。

それでも私たちは生きていく。

空を見上げると、すばやく飛び回るツバメたち。

形も飛び方もスマートでカッコイイ。

彼らのホルモンは、今、世代を残すようにできている。

Boccioli di Rose

ふとお庭を見ると、Upupaウプパ(:ヤツガシラ)が大地を突いている。

頭部に鶏冠とさかのような冠羽と長い嘴くちばしが特徴。

身体のベースカラーが黄褐色、翼と尾に黒と白の縞模様。

変わった帽子に細長いタバコをふかしているような姿がニクイ。

ふわんふわんと飛ぶ。

Ginestre

ホホホホ、ホホホホと鳴く者がいる。

Piccioneピッチョーネ(:ハト)かなぁ?

いや、Civettaチヴェッタ(:フクロウ)だよ。

え~、昼間に?

Poianaポイアーナ(:ノスリ)じゃないの?Falcoファルコ(:ハヤブサ)とかさ。

あ~、それかもね。

More

おっ!近くにいた。

ホホホホの正体は、オシャレなUpupaだった。

肩を上下に動かして鳴いていた。キレイな声で。

私が出向くと、間を置いて、向うへふわんふわんと飛んでいく。

まるで妖精のよう。

こっちだよ・・と誘われているような気にさせる。

una pianta strana

オリーブ畑を散歩する。

オリーブばかり見て歩く。

突然、足元の地が動く。

???何だ???

地と同色の野ウサギだった。

こんなに近くにいたの。

お庭にも遊びに来る野ウサギ。

少年の遊具の周りをゆっくり飛び回る。

ウサちゃんも春にしか見かけない。

vista Vinci

母と少年はたま~に、おやつの時間にVinciGelatoジェラートを食べに行く。

少年は、自分の貯金を使う。少ない貯金を使ってでもジェラートが食べたい。

Lui va in bici

少年はチャリ。母は徒歩。

Vinciまで遠回りして畑道を通って行く。

いつも同じ道でも、この道がいい。

Un erba pieno di cuore

少年のホルモン・・自分の好きなようにやりたいホルモン。

母のホルモン・・もう少年の一人サッカーのゴールキーパーには付き合えないホルモン。

Ragazzo in bici


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鳥の写真は、残念ながら撮れませんでした。

植物の写真は、Vinciの山Montalbano、我が家からVinciまでの道のりにて

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ちょっとずつちょっとずつ膨らみ、ちょっとずつちょっとずつ芽を出し、いっぱい成長する春と夏。

Pero

爪のような莟のイチジク。

Fichi

手と手で拝みながら未来を守ってたまごと一緒に生まれてくるようです。

Fichi con uova

いのちと同じハートの形をしたいのち。

Rucola

山では、ハートを描きながら生まれてきました。

Nasce con Cuore

少年とMontalbanoモンタルバーノ山歩きをしました。

Trekking

坂道は引っぱってくれました。

Mi tira mano quando la salita

山の芽を一緒に見ました。

Nuovi

山の色を一緒に見ました。

Nasce dalla Terra

山のフシギも一緒に見ました。

Mungere Vacca

子牛を産んだママ牛のオチチも絞って、体温のままのミルクを飲みました。

Latte di Mucca appena fatto

オリーブの剪定に比べたらハイキングなんて全然楽勝。気分爽快。

Montalbano


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夏、人で賑わう海辺は、大晦日、私たちのように浴びに来たちらほらの人たちで、沈む地に足跡を残した。

Auguri

白浜はひんやり。気持ちがいい。

nalla Sabbia

海水もひんやり。ギラギラの夏の海水と同じかもしれないと体感した。

nell'Acqua

正午、日は、自らエネルギーを放していた。横になって日を浴びずにはいられない。

Prendo il sole dell'ultimo dell'anno

ブレーメンの音楽隊のようだ。日々の光景そのままである。

come musicista di Brèma

少年は、掘る、蹴る、走る、転ぶ。開放的な空間に身を任せていた。

BucareCalciare

魚を食べる。季節外れのCecinaチェーチナ(Livornoリボルノ)の町、ブラリ訪れた海の町だけど、しっかり席を予約してまた訪れたい。

Pesce Fritto al Ristorante di Cecina

日が沈み、空気がひんやりし始めた。

過去と現在と未来を想いながら、いつもと変わらない一年の最後の夕日を眺めた。

いや今日は違う。水平線に沈んでいく日を見送っている。

2016

日が落ちたら、樹に目をおく。海辺の樹も凛々しく聳え立つ。

Pini di Cecina

いつもと変わらない日だけれど、こうやって暦があったり節目をつけたり見方を変えることで、新しく更新される気分になる。


☆ ☆ ☆ ☆


新年、明けましておめでとうございます。

今年も、記憶を記録ブログ大地の住人オバタマキをよろしくお願いいたします。

みなさまが、健やかであること、穏やかであること、そして、五感を持つ自然と私たちが繋がり合えることを心からお祈り申し上げます。


ありがとう↓

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