イマらしくどれも編集動画でリール投稿だ。
どうやらそれに関する本も出版されているようである。
たくさんの方が似たような投稿をしていても、私の場合はイタリア在住なので、イタリアという国の組織の中で、生きていかなくてはいけない。
だから、この手の情報フィードは、日本での日本語の投稿より興味深々、私のSNSアルゴリズムはこの手に集中する。
名はエコ・エッセイストとあり
グリーンクリエイターとも称し
地球と人類を尊重したいそうだ。
タイムラインをざっとみると...
メインは
ゴミにまだまださせないモノ
ゴミをつくらない方法
ゴミを分けるなら
そして
環境汚染を自らつくらない方法
つまり
ナチュラル洗剤などのつくり方
生活スタイル
ビーガンではないでしょうけど
ベジタリアンレシピ
などを紹介していた。
興味があるからどんどんみるけど
どれもこれも
私の生活だった。
私はトスカーナの丘に魅了され
ヴィンチの丘で、今生きている。
ハッシュタグは、田舎暮らしだ。
イタリア語だとvivere in campagnaにしている。
でも、森の奥地で自給自足をするような根性はない。
息子はヴィンチの幼稚園から中学校まで通い、私は今まで近所の農家を手伝ったりして、地域の方たちと暮らし世話になっている。
だから田舎暮らしでも、ちょっと外を歩けば、ヴィンチの住民たちと、手を振って挨拶できる
集落と村を結ぶ丘の上を走る主要通りに住んでいる。
その投稿の例をあげてみようとおもう。
例えば、ゴミの分別だ。
ここ数年気がつけば、イタリアきっと南北全国的に、ゴミの分別やゴミの出し方が規制強化されている。
≪ la raccolta differenziata 回収分類≫
vetro ガラス類
plastica プラスチック類
alluminio e metalli アルミや金属類
carta e cartone 紙や段ボール類
frazione umida o organica 生ゴミ類
secco indifferenziato 分類できないリサイクル不可なゴミ
rifiuti ingombranti 粗大ゴミ
rifiuti elettrici 電化系ゴミ
rifiuti speciali 特殊なゴミ
PLASTICAとカテゴリーされているプラスチックは、リサイクル可能なプラスチックをメインに、商品の表示にPLASTICAへとあればそちらへ、かといって全てリサイクル可ではなかったりする。
小物系おもちゃ的なプラスチックは、ほぼINDIFFERENZIATA(リサイクル不可なゴミ)
プラスチックだからといってPLASTICAにどんどんぶち込まない。
特に食品などの商品には、ゴミの分別表示が載っているのでわかりやすいだろう。という投稿。
表プラスチックでも裏アルミなんていう複素材は、リサイクル不可なのでINDIFFERENZIATAとなったりする。表示があるものは表示に従う。
例えば、牛乳パック系は
キャップ→PLASTICA
紙っぽい容器→紙(CARTA)
歯磨き粉のチューブってPLASTICAへとあるけど、実際のところリサイクルできないそう。
だったらアルミのチューブの方がリサイクルできるよ!とエコ・エッセイスト推薦。
歯ブラシだって、竹製品がナチュラル!と思いがちだけど、ブラシの部分がプラスチックだから結局どこにも捨てられず一般ごみのINDIFFERENZIATAへ。
最近だと、ブラシの部分だけ交換できる歯ブラシがあるので、それを薦めている。
色々あるけど、わからない人や間違える人が多いので、ゴミ処理場で作業員たちが分別しているレポート投稿もある。
私はだいぶ前に、テレビのレポート番組でみたことがあるので、人の手で分別されていることは知っていた。
それを知ると、思いやりの気持ちがうまれる。汚れたゴミを洗って捨てたり。
着なくなった服の処分は、ネットで売ったり
イタリアでは、道端にある黄色い古着回収ボックス(宗教団体が運営しているCARITAS)の他に、ミラノなどの大都市では、HUMANAと書かれた古着回収ボックスにもね!と、団体の活動内容なども紹介していた。
もしくは、雑巾にしたり布巾にして、最後まで布を活用する
シミがついてていくらなんでもまた別のどなたが着るのはちょっと...というようなものは、千切って雑巾、なんていう古着の箱が我が家には常備。
着なくなった服の処分は、ネットで売ったり
イタリアでは、道端にある黄色い古着回収ボックス(宗教団体が運営しているCARITAS)の他に、ミラノなどの大都市では、HUMANAと書かれた古着回収ボックスにもね!と、団体の活動内容なども紹介していた。
もしくは、雑巾にしたり布巾にして、最後まで布を活用する
シミがついてていくらなんでもまた別のどなたが着るのはちょっと...というようなものは、千切って雑巾、なんていう古着の箱が我が家には常備。
パンツだって最後は雑巾となって役目が終わるのだ。役目が終わるとリサイクル不可なINDIFERNZIATAへ。
私のボロ布習慣は、幼少期おばあちゃんと暮らしていた頃からずっとだ。
こういう習慣は幼少期に身につくものだ。
エコな洗剤は
PERCARBONATO(過炭酸ナトリウム)
漂白、除菌、消臭ときて、40℃以上(もっと。ほぼ熱湯でも)の湯に混ぜて(湯に混ざるとAcqua Ossigenata(過酸化水素)とCarbonato(炭酸ナトリウム)に分解されるのだそう)、ジュワ~としてる液体に汚れ物を浸す。
それに、Sapone di Marsiglia(マルセイユ石鹼=オリーブオイル石鹸)をさらにちょっと加えて洗濯すると、エコ・エッセイストはいう。
私は、ecoと書かれた洗濯洗剤か食器洗剤を加えている。
現在、自作オリーブオイル石鹸は勿体ないので頭から足まで使えるボディ石鹸に。
ACIDO CITRICO(クエン酸)
イタリアの硬水、石灰だって溶かしてしまう、キッチンや風呂場、トイレなどの水回り必需!
洗濯機に加えることで(柔軟剤のとこ)柔軟効果と洗濯機につく汚れ落とし効果。
臭いがないので、水筒やポットも洗える優れもの。
BICARBONATO(重曹)
漂白・除菌・消臭効果は無いんだって!ずっと除菌と消臭効果はあると信じてた。
重曹は研磨効果があるらしいので、洗剤的には、それらと混ぜて使うのだそうだ。
あとは、私は柑橘系が入る焼き菓子つくりに入れる。
歯磨き粉がきれたぐらいの間隔の歯磨き粉に。
私はついでに紹介させてもらうと
単品のCARBONATO(炭酸ナトリウム)と湯(ほぼ熱湯)で、油っこいキッチン用品やキッチン周りの油汚れや焦げ、めっちゃ落ちるので、試してほしい。
ちなみに、オリーブを搾油する所(フラントイオ)では、Carbonatoで洗浄し、Acido Citricoで、ステンレスの機械やタンクをこすらずピカピカにする。なぜなら、両方、効果抜群の上に無臭。
私が何故、エコ洗剤にこだわるかというと
我が家は、元ワインセラーを一旦解体して、外観の雰囲気は残しつつ住宅に改築したので、住宅用の水道・ガス・排水などを設置するなど、敷地も大工事であった。
我が家はそういうわけでヴィンチの丘にある。
このように田舎で新築的な工事を行う場合、従来の野放し的排水法ではなく、現代の自然問題を生かした排水法を適用しなくてはいけない。
その排水設備を、イタリア語でFitodepurazioneという。
ググってみると、直訳ではないが、人口湿地と呼ぶようだ。
改築した我が家の下水は、一旦地面に埋まってるトイレ用廃水槽とキッチン用廃水槽に流れ、どれも汚水のみ人口湿地に辿り着き、人口湿地に植えてあるダンチクの栄養となり、そのダンチクたちが我が家の下水を浄化して、大地に放つという仕組みなのである。ちなみにトイレの液体ではない汚物は、バキューム業者に依頼する。
最近では、トイレットペーパーも別で捨てていたりする。
この排水システムを人口湿地で処理していると、下水を含む水道代がほんの少し免除される。
それと、庭をもつ田舎暮らしをしていると、市で回収してくれる生ゴミORGANICAの他に、臭いが発生する動物系の生ゴミ以外の、野菜や果物の皮、庭の枯れ葉などは、自分でコンポストして自分で活用させるようコンポストキットが無料で(?税金の一部だね)市から配られる。
コンポストをしている家庭のゴミ税金は、ほんの少し免除される。
ゴミの税金は、住居人の人数と住居の面積数で計算される。
企業などはすごいだろうし、小さな会社たちだって割に合わないぐらいすごいのだろう。。。
田舎や自然にぼっとり捨てにくる人がいる。
小さなゴミだって歩いていれば見つけるよ。
ヴィンチの丘に捨てに来る人はたくさんいる。。。
ある日夫はそれをひとつずつ拾って回収場に持っていったら、困られたそう。市役所に届を出して、掃除会社に依頼するのだそう。
ゴミの回収は、各自の責任と税金の割り出しなので、個人名が登録される。やたらに自分のゴミ以外のものは持っていけない変な仕組みがあるので、助けられない場合もある。
まだまだたくさん細かくあるのだが、インスタのリールで出会った彼女の投稿と私のヴィンチの丘エコ生活も混ぜて一部を紹介してみた。
イタリアでは、なかなかゴミを燃やす習慣はなく、むしろ焼却場は地域の住民は断固反対、大気汚染の心配をしているからである。
現在の日本の状況は知らないが、何十年も前から日本はゴミを燃やしている。ゴミ焼却場にはたいてい温水プールが併設されていた。
どんなにフィルターで煙が濾過されても、EUの人たちは納得いかないのだ。地球を温めることもいけないし、燃えることで出るCO2の排出も抑えなくてはいけない。
そしてリサイクルをしているとはいえその裏でもビジネスがあり、本当にリサイクルされているのかはなかなかに明らかにされていない。EUのゴミは処理されているのかと思いきや、東南アジアでゴミの回収ビジネスが生まれていたり。
毎日毎日必ず一個は出るゴミ。
各自各々にゴミの出どころと行方を認識して、ゴミを減らしたり出さない生活を心がけるべきだとおもう。
細かくて面倒なんだけどさ、ひとりひとりの気持ちと行動が環境保護をしていることになる。
これだって十分、自分にできることのひとつだとおもっている。誰にも見られてなくったって、ひとりだって、どこに行っても、自分にできることのひとつは、ゴミの処分。
* 能登半島地震、心よりお見舞い申し上げます。
Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。
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私のボロ布習慣は、幼少期おばあちゃんと暮らしていた頃からずっとだ。
こういう習慣は幼少期に身につくものだ。
エコな洗剤は
PERCARBONATO(過炭酸ナトリウム)
漂白、除菌、消臭ときて、40℃以上(もっと。ほぼ熱湯でも)の湯に混ぜて(湯に混ざるとAcqua Ossigenata(過酸化水素)とCarbonato(炭酸ナトリウム)に分解されるのだそう)、ジュワ~としてる液体に汚れ物を浸す。
それに、Sapone di Marsiglia(マルセイユ石鹼=オリーブオイル石鹸)をさらにちょっと加えて洗濯すると、エコ・エッセイストはいう。
私は、ecoと書かれた洗濯洗剤か食器洗剤を加えている。
現在、自作オリーブオイル石鹸は勿体ないので頭から足まで使えるボディ石鹸に。
ACIDO CITRICO(クエン酸)
イタリアの硬水、石灰だって溶かしてしまう、キッチンや風呂場、トイレなどの水回り必需!
洗濯機に加えることで(柔軟剤のとこ)柔軟効果と洗濯機につく汚れ落とし効果。
臭いがないので、水筒やポットも洗える優れもの。
BICARBONATO(重曹)
漂白・除菌・消臭効果は無いんだって!ずっと除菌と消臭効果はあると信じてた。
重曹は研磨効果があるらしいので、洗剤的には、それらと混ぜて使うのだそうだ。
あとは、私は柑橘系が入る焼き菓子つくりに入れる。
歯磨き粉がきれたぐらいの間隔の歯磨き粉に。
私はついでに紹介させてもらうと
単品のCARBONATO(炭酸ナトリウム)と湯(ほぼ熱湯)で、油っこいキッチン用品やキッチン周りの油汚れや焦げ、めっちゃ落ちるので、試してほしい。
ちなみに、オリーブを搾油する所(フラントイオ)では、Carbonatoで洗浄し、Acido Citricoで、ステンレスの機械やタンクをこすらずピカピカにする。なぜなら、両方、効果抜群の上に無臭。
私が何故、エコ洗剤にこだわるかというと
我が家は、元ワインセラーを一旦解体して、外観の雰囲気は残しつつ住宅に改築したので、住宅用の水道・ガス・排水などを設置するなど、敷地も大工事であった。
我が家はそういうわけでヴィンチの丘にある。
このように田舎で新築的な工事を行う場合、従来の野放し的排水法ではなく、現代の自然問題を生かした排水法を適用しなくてはいけない。
その排水設備を、イタリア語でFitodepurazioneという。
ググってみると、直訳ではないが、人口湿地と呼ぶようだ。
改築した我が家の下水は、一旦地面に埋まってるトイレ用廃水槽とキッチン用廃水槽に流れ、どれも汚水のみ人口湿地に辿り着き、人口湿地に植えてあるダンチクの栄養となり、そのダンチクたちが我が家の下水を浄化して、大地に放つという仕組みなのである。ちなみにトイレの液体ではない汚物は、バキューム業者に依頼する。
最近では、トイレットペーパーも別で捨てていたりする。
この排水システムを人口湿地で処理していると、下水を含む水道代がほんの少し免除される。
それと、庭をもつ田舎暮らしをしていると、市で回収してくれる生ゴミORGANICAの他に、臭いが発生する動物系の生ゴミ以外の、野菜や果物の皮、庭の枯れ葉などは、自分でコンポストして自分で活用させるようコンポストキットが無料で(?税金の一部だね)市から配られる。
コンポストをしている家庭のゴミ税金は、ほんの少し免除される。
ゴミの税金は、住居人の人数と住居の面積数で計算される。
企業などはすごいだろうし、小さな会社たちだって割に合わないぐらいすごいのだろう。。。
田舎や自然にぼっとり捨てにくる人がいる。
小さなゴミだって歩いていれば見つけるよ。
ヴィンチの丘に捨てに来る人はたくさんいる。。。
ある日夫はそれをひとつずつ拾って回収場に持っていったら、困られたそう。市役所に届を出して、掃除会社に依頼するのだそう。
ゴミの回収は、各自の責任と税金の割り出しなので、個人名が登録される。やたらに自分のゴミ以外のものは持っていけない変な仕組みがあるので、助けられない場合もある。
まだまだたくさん細かくあるのだが、インスタのリールで出会った彼女の投稿と私のヴィンチの丘エコ生活も混ぜて一部を紹介してみた。
イタリアでは、なかなかゴミを燃やす習慣はなく、むしろ焼却場は地域の住民は断固反対、大気汚染の心配をしているからである。
現在の日本の状況は知らないが、何十年も前から日本はゴミを燃やしている。ゴミ焼却場にはたいてい温水プールが併設されていた。
どんなにフィルターで煙が濾過されても、EUの人たちは納得いかないのだ。地球を温めることもいけないし、燃えることで出るCO2の排出も抑えなくてはいけない。
そしてリサイクルをしているとはいえその裏でもビジネスがあり、本当にリサイクルされているのかはなかなかに明らかにされていない。EUのゴミは処理されているのかと思いきや、東南アジアでゴミの回収ビジネスが生まれていたり。
毎日毎日必ず一個は出るゴミ。
各自各々にゴミの出どころと行方を認識して、ゴミを減らしたり出さない生活を心がけるべきだとおもう。
細かくて面倒なんだけどさ、ひとりひとりの気持ちと行動が環境保護をしていることになる。
これだって十分、自分にできることのひとつだとおもっている。誰にも見られてなくったって、ひとりだって、どこに行っても、自分にできることのひとつは、ゴミの処分。
* 能登半島地震、心よりお見舞い申し上げます。
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