二つも目覚ましをかけておいたのに
寝坊したのではないかと、鳴る前に目が覚めた。
しかも一分前に起きた、というより時計と朝日を確認しに立ち上がった。
寝ている間も寝坊しちゃダメと
眠りは浅かったようにおもう。
ずっと夢をみ続けていたようだ。まだ覚えている。
小さな漁船に乗って、港から離れていき、魚の写真を撮ろうとしていた。
でもなぜか私は一人、高く積み上げられた麻の荷袋の上にいて
落ちそうでずっとドキドキしながらその麻袋にしがみついていて
写真が撮れなかった。
なぜか男性カメラマンは荷袋の下にフツウにいて
港を離れるところとかの写真もフツウに撮っていた。
私は、なぜこんなとこにいるのか、夢の中でもわからなかった。
でもみんなより高く違う目線で船も海も眺められて気持ちがよかった。
しがみついててカメラには触れないけど、優越感はあった。
前日ニュースで、撮影隊のヒトを囲んで
クジラファミリーが踊るように弧を描いて泳ぐシーンに
わーとなって、私は夢の中で見に行ったのだとおもう。
早く起きた日、ウェビナーに登壇する日であった。
日本時間で16時ということは
イタリア時間は9時より開始であった。
1時間前に最終ミーティングをして
あとは待機するだけであった。
ミーティング前に練習しようとおもって、目覚ましを6時にセットしたんだ。
結局オロオロウロウロするだけで落ち着かず
オリーブの様子を見に畑を歩いた。
オリーブは、春の寒さと最近の暑さで
開花しきれなかった花芽は蕾のまま枯れてしまったみたいだけど
開花できた花たちは、結実に成功したようだった。
花を帽子のようにかぶって実が膨らむ姿がいじらしい。
私はそこでニマッと笑み、ありのままの彼らを見て、心が落ち着くのである。
観察しておいてよかった。
ウェビナーのあとの質問コーナーで質問があった。
楽しかった。
ドキドキが楽しかった。
リスナーさんは見えないけど
静かに聴いてる画面の向こうの人たちに
こっそりオリーブ愛をささやいているようだった。
リハーサルを2回した。
台本やスライド写真やスケッチができあがるまで
毎週毎週ミーティングした。
一人でオーガナイズしているわけではない。
ダメと言える人がいて、わかりやすいと言えるわからない人がいるw
カタカナ用語や難しい用語は使わない。
できるものなら子どももわかるぐらいシンプルに。
伝えたいことはいっぱいあるけれど
たくさん言うと混乱するから、今日はここまで、の濃度。
自分の自己紹介や気持ち、考えを伝えて
エピソードもふんだんに入れ込むことで
話題全体の内容を頭で理解できるようにする。
これは理想。
私が受けた講座の講師がそうだったから。
ミーティングも楽しかった。
オリーブオイルの専門家とオリーブ栽培の専門家といるんですもの。
編集やビジネスの話も浮上する。
私の提案に注目してくれる。
専門分野や得意分野を発揮してチームを組んで
テクニックも気持ちも向上しあうて、最高!
久しぶりにワクワクしてドキドキした。
本気で真面目に実現させていくって、時間はかかるけど
チームを信用しあって、応援しあって、支えあう。
きれいごとのようで、必要な活力だと改めて思う。
近頃、その活力に欠けてたんだろうな。
どこかでだれかがバカにしていたり
面倒なことはアイツにやらせればいいとおもってる人がいたり
誰も手伝ってくれないなら私もやらない、とすねてみたり
負が負を引き起こすような連鎖反応。
ヒトのココロて、ヒトが関係していて
気持ちを表現して、気持ちで答えることなんだと気がついた。
ウェビナーの参加者の声が一部DMで届いた。
➤農業は、人柄が反映するから、主の背景を知れたことはよかった。
➤オリーブ文化の伝統あるイタリアの話が聞けてよかった。
➤わかりやすかった。
➤興味深かった。
➤もっともっと聞いていたかった。
➤オリーブ愛が伝わってきたw
➤オリーブオイルが欲しいww
素敵なコメントをいただけてなんともありがたい。
➤なぜ横向きだったの?
www
みなさん不思議に思ったようだが、研究に研究を積んだ結果が横向きであったw
録画をして自分を見たことがあるだろうか。
アドリブだったり、実演しながらのセミナーだったら
Webcamをみつめてカメラ目線でいられるけど
話しっぱなしで、台本をみたり、スライドをみたりして、あっちこっちと泳ぐ目が
見ている方は話に集中できないものである。
YouTubeで横向きで画面の皆さんと交流しながら録画されている方をみて
コレもアリだなとシンプルに導入したw
雑誌でもTVでもインタビューの時は横向きだしね。
➤聞きやすかった。
www
これも録画して練習したものである。
一呼吸うつぐらいゆっくり話して、顎を下向きに
声は、いつもより大きくだす。
青少年に「お母さんの声、ダメ。早過ぎて、全然わかんない。」と言われ
声は変えられない...と失望した。
研究したり練習すれば少しよくなることがわかったw
➤後ろにあるオブジェはなに?
www
セミナーオーガナイザーの監督のようなチームメンバーに
立ち位置、明るさ、背景の指導があり
思春期青少年の寝室を掃除してw
棚になっているポッコリあいている白壁に
自己紹介でも出てきたCartaPestaという紙の造形の
壁と私と同系色の作品を置いてみたのだw
ポロッときこえてきた「オバタ先生」にドキッとした。
先生?そうか、セミナーでお話する人って先生なんだ。
私の母は養護学校の教員をしていて教頭先生になって
「おっちょこちょいのお母さんでも教頭先生になれるんだ。」
そんなことを母に言っていたことを思い出す。
リトミック教育案で講演が全国に開催される予定であった。
一番ノリに乗っていた頃、病が悪化し結局実現できずに死んじゃった。
それが今の私の歳と同じくらい。
私は、人に教えることって私の人生ありえないなとずっとおもっていた。
聞きなれたオバタ先生て母とか祖父母のことだった。
自分で今何をしているか気がつかなければならなかった。
習ったことを伝授しようと人を集めると先生になるんだ。
やってみないと気づかないもんだ。
ちっとも先生気分ではないけれど
足跡を残していくには、こういう手段もあるものだと
いい体験をさせてもらったことに感謝である。
Zoom内にいただいたコメントや質問などは
後日olivewellness.jpからメールでお返事する予定でございます。
もし要望企画などございましたら
お問い合わせフォームからリクエストしてみてくださいね。
今後、様々な企画を配信するそうです。
私もときどき冊子や動画など参加させていただく予定です。
オリーブオイルプロジェクトも考案中です。
私もワクワクドキドキしております。
皆さんも楽しみにしていてくださいね。
引き続きフォローよろしくお願いします!
この度は、ウェビナー参加者のみなさま、ありがとうございました。
参加しなかった方できなかった方も
次回のOlive Wellness社の企画を楽しみにしていてください。
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