大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 少年

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2年前の2020年の2月、コロナ第1号がイタリアで確認された。

少年のそればっかりはいつものささやかな誕生日
日本語学校の帰りにフィレンツェの家族友とケーキを囲んだ。

その週、ヴィンチの学校で雪山に行く遠足があったが
学校は全てのイベントをバタバタとキャンセルし
指定されていた雪山用の靴が新品のまま箱の中に眠りっぱなしとなった。

その後、少年はワンサイズ大きくなり、もう履けない。

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1年前の2021年2月、コロナの子がいて学級閉鎖だったんだ。

リモート授業の休み時間、画面の向こうで
おめでとう!の声がキャーキャー聞こえた。

少年は中学最後の誕生日だった。

その誕生日当日、愛用のiphoneの画面が固まり修理に出して
メッセージが見れない...と手持ちぶさたに過ごし
家族とひっそりロウソクを点けたんだっけ。

大好物のプリンを食べる頃には、父はのびちゃって
肝心なときはもう夢心地で気持ち良さそうだったねw

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そして2022年2月、15歳になった思春期青少年は
地元の親友たちと誕生日を過ごした。

とはいうものの、かっこつけでも控え目な性格の彼は
通常通りささやかに家族と過ごす誕生日を想像していた。

思春期青少年は、寿司とラザーニャとティラミスが食べたいと言った。

いつもはTボーンステーキとプリンと生タマゴご飯wなのに
想定外の注文に戸惑ったが、変わっていくことも受け止めたい
こんな世の中のこんな日ぐらい幸せに思える日にさせたいと
母心におもうのであった。

寿司用のサーモンは買った後一度凍らせる。
サルモネラなどの菌は凍らすことでも死滅するらしい。
業務用冷凍-18~20℃あれば24時間ほど凍らせばよいらしいが
ウチのポンコツ冷凍庫では
最低でも4日間は凍らせることが望ましいようだ。

生食サーモンとカチカチアボカドがメインで
イタリアで寿司を拵えようとすると
一週間は見積もらなくてはならない。

!あるある。
ずいぶん前にSNSでアボカドをアルミホイルに包んでおくと
黒くならずに長持ちするという投稿をみて
試している最中のずいぶん前に買ったアボカドがある。
カチカチからプヨっと押せるほど調度よくなっている。

青少年は、サーモンさえ食べれればいい。
私が彩りをつけたいだけだ。

青少年は、先に全部サーモンをたいらげ
次、アボカドの寿司をたいらげた。

その間、友からのメッセージを見ながら食べて
その後、友だちに会いにとっとと出かけてしまった。

そして、メインの夕飯は友だちと過ごすことにし
夫婦は、二人っきりで青少年がリクエストした
アツアツのラザーニャを食べるのであった。
「はじめてだねぇ、息子の誕生日に本人がいないの。。」

思春期青少年は、その夜、笑っていた。
いつもはイライラしてるのに、笑っていた。
何があったんだ。
でも、いい。知らなくていい。
知ろうとするから距離ができるんだ。

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青少年が笑っていたのも束の間
プーチンの侵攻がはじまった。
イタリアでは、戦争(Guerra)というよりInvasione(侵攻)と
タイトルがついた。

その日、思春期青少年のSNSもプーチンの侵攻でうまっていたそうだ。

ウクライナは、1995~2002年生まれの男子を兵隊にするそうだった。
青少年はそれを聞いて不安がった。
「イタリアも戦争するの?」

あのときもいまも、そんな恐ろしいことをしているのが
青年たちだと思うと泣けて仕方がない。
きっと昨日までTicTokをみていた青年たちであろう。。


いとおしい慈愛なる友が、イタリアを撤退した。
ちょうど思春期青少年の誕生日の日だった。
プーチンの侵攻がはじまる前である。

世界の出来事と友の出来事がちょうど時期的に重なった。
人生とは本当に様々にあるものだと身に染みた。

私は、もし私がウクライナの民だったら...とか
私は、もしイタリアで独り身になっちゃったら...とか
私は、もし究極の貧困になってしまったら...とか

いろいろ考えると不安が募っていてもたってもいられない。
ちょうどプーチンの侵攻の日、すごく心臓がバクバクした。

その日、G.A.S.(Gruppo di Acquisto Solidale)の仲間が
支払いに立ち寄ってくれ、立ち話をした。
今の私には話す人は家族しかいないこと
笑っちゃうけど、一歩外に出ても畑で出会うのはテントウムシだ。
仲間は「それ、ヤバいって!今度お茶しようね!」て。


思春期青少年は、あの日、笑っていた。
お友だちが集まってくれて、笑っていた。

懲り懲りの二月なんだけど、笑っちゃうよ、もう。
おめでとう、今あることに、おめでとう。

思春期青少年がある時期のシャワー中よく聴いてた曲。
私の壊れたラジオでもよくかかる。をどうぞ。




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いつの間にか12月だった。
早く時が過ぎ去ってしまうのに
早く時が過ぎ去ってほしいとも思った。

私のその早く過ぎ去ってしまう一日の楽しみは
毎日、早い時間の日が沈む時間であった。

さっき思春期青少年が帰宅してから間もないのに
早々に一日を閉めようと、日が沈んでいく。
ちょっと待って! そのまま光を放って!

青少年はその、日が沈むころ
リラックタイムで引きこもりタイムとなる。
だから、この無のような清い空を見届けて
一日が終わることはない。
残念だけど、彼の人生は長いので急がせない。

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 思春期青少年は9月から高校生だ。
早起き、学校が遠い、帰宅が遅い
クラスがおとなしい、先生がイヤだ、などなどなどなど
ずーっと文句言ってはすねていた。

が、早朝も午後も慣れてきた様子だ。

先生がイヤだ!と言いつつも
良い成績が取れば、振り返りながら喜んで
私に報告しに来る。
中学生の頃、成績が悪かった数学も
クラスのトップ5になったりして
自分で自分に驚いて自惚れているw

お友だちが別のクラスにできたそうだ。
そのお友だちはサッカークラブが同じなんだそうだ。
クラブでもぐっと仲良しになったそうだ。
目が合っただけで、笑っちゃうんだそうだw
先日サッカークラブの忘年会で、深夜に帰宅した。
スーパーグリーンパスの出現で全員参加とはいかないが
少しでも一緒にいられる時間ができるのなら
それはそれで母心が温まる。

新しい生活に慣れてきて
新しい友だちができて
ちょっと成績がいいときが増えて
楽しそうにみえるんだけど
私がその幸せを分けてほしくって
あぁもしかすると私が私の時代にタイムスリップしたいから
根掘り葉掘り聞くもんで
うるせぇぇ!と邪険にされ、余計に口をつぐむ。

それとさ、悪い言葉使いがまぁ目立つ。どうやら
人気ゲーム実況ユーチューバーの真似をしているようだ。
そのユーチューバーに、やめてぇと親が嘆きたい
が、そういうハラハライライラさせて
親が入らない世界が彼の逃げ場なんだろうな
と、自分が思春期だった頃の記憶を振り絞って
フレキシブルに接しようと試みはするが
そううまくはいかない、ぶちギレる時はぶちギレる。

世の中のせいにもしたくなるけど
自分たちの能力のせいにした途端、落ち込む。
お互いがお互いのせいにし合って
ぎゃんぎゃん家族三人でケンカしても
翌朝、静かに「6時だよ」と起こし合って
真っ暗なヴィンチ村の入り口まで送っていく。
帰りは、バスの便が少なく隣村まで迎えに行き
思春期青少年の1時間をつくってあげる。
その1時間を無駄使いしているようにしかみえないが
無駄に気づくには急いではいけない...。

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だから私は今、時間が早く進んでほしいとおもっている。
早く気がついて!とか、早く成長して!とか
早くコロナ終わって!とか、早くお給料日きて!とかw

そうだ、師走は夫の誕生月だ。
浮かない時期だけれども、乾杯する目的があったじゃないか。
そんな日ぐらいは穏やかに過ごそう。
ご近所さんに頂いたFagianoファジャーノ(野鳥;キジ)を
in umidoインヌーミド(赤ワインとちょっとトマトで煮込む)で囲んだ。
(こういうジビエの煮込みに黒オリーブの塩漬けを使う。)

我が家の灯りは、ひっそりヴィンチの丘に灯している。

向こうの丘の窓の灯りにも
家族というドラマや物語があるんだろうな。

フィレンツェの冬を過ごしていたその昔
狭い空を囲むパラッツォ(建物)の窓の灯りを眺めながら
いろんな家庭のいろんな人生を想像したっけ。
絶対に涙だってあるはずだし笑いだってあるはずだって。
20代の頃もフィレンツェでそんな風におもった師走
今もヴィンチの丘でそんな風におもう師走であった。

冬至だから、窓の灯りが長い。

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穏やかにクリスマスが過ごせますように。
ヴィンチの丘よりメリークリスマス。



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日照時間が少なくなってきて
サマータイムがまだ終わらなかった10月
いつもの暗い夜に就寝するあの風景のまま
起床も暗いのはなんか損した気分だった。

新生活は暗い朝にもあった。

思春期青少年を6時45分にヴィンチ村まで見送る
けど、やっぱり暗い。
しかし、東の方から黒の空にピンクを見つけた。

そのピンクを見つけたときから
空って刻々と明るくなって
太陽が誕生するような神々しさで
目が放せないほど、時間でも言い表せない
その刻々の間に、空が変化していくのだ。

わー、うわー、言葉にも言い表せない
その空の変化に、ドキドキした。

今見送った青少年も見てるかな。
ウチの子が見てなくても誰か気がつくだろう。

そんな風にバス停にたむろう同じくらいの青少年たちをおもった。

このピンクの空は朝である。

東はにぎやかで、西を振り向くとひっそりしている。が
その東のにぎやかさは西まで響き、深い奥行きを創り出していた。

我が家は西側に窓があるので、西の光景ばかりだ。
東は、そうやって移動するときに
いつもと違う風景に出合う。

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青少年が法律の授業が退屈だとこぼした。

ついこの間私も法律の授業がある講座を受けたので
少しだけ言いたいことはわかる。

本物の社会の授業に突入して何がなんだかわからないのであろう。

しかし、世の中はモラル以外に
度を平等化する法律とか権利とかで治まっているのだから
今退屈でも将来いつかひょんな時に役に立つぞ
法律や権利って問題にぶち当たらないと
気がつきもしなければ必要さもわからないけれど
知っておくと動きやすいことが多々あることは
そこはやっぱり人生半世紀も生きてきてれば
一般教養として学べるにこしたことがないと
必然的にアドバイスができる。とりあえず学んどけ。

「憲法の第一条ってみなさん知ってますか?」
え...何だろうね。とみんなで顔を見合った。
「憲法の第一条って<国民は仕事をする権利>から始まってるんですよ」
へぇ、そうなんっすか!

私が受けた講座の労働法の授業はそう愉快なオッサンで
まるで自慢話のように法律を話してくれたおかげで
なんだか私たちまでワオ!と体が乗り出し
質問や笑いまで起き上がっていたんだから
その愉快なオッサン講師は上手なんだとおもう。
そしてこうやって覚えてられるんだから教え方イイ。

「大統領って外国人でもなれるって知ってます?」
そういうメディアっぽい質問の仕方が興味を駆られる。
「答えは、なれるんですねぇ。」へーなんでぇ?
なんで?という質問を待ってました!と嬉しそうに
「イタリアに50年住んでればなれるんですねー!」
と私の方を見て
「アナタでもなれます。」と指をさす。
広告のタイトルか?

先日法律・権利の抜き打ち口頭テストに我が青少年は当たって
当然の言い訳、勉強してなったとかで、点数が悪かった。

しかし、悔しいと思ったのかこのままではまずいと焦ったのか
次のテストでは、なかなかの成績がとれたそうな。
(何事も結果好き青少年は、成績結果はポロっと報告する)
お!どうしちゃったの?いい成績じゃん!先生に気に入られた?
「そりゃ勉強すればボクだってできる。」ほー。

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朝、青少年はなかなか起きたがらない。
不規則な生活してるからだ。
昼寝が長すぎたり遅くまで起きていたり。

この新生活、高校の終了時間が遅いのなんの。
帰宅が14時半か15時半。家に帰ってからお昼。
お昼学校で食べてゆっくり午後も授業してくれていいのに
なぜかぎゅーっと6時間授業を詰め込みたいフシギシステム。

早弁用におにぎりやパニーニもってく?
「いらない。誰も食べてないしお腹空かない。」などという。
今の子って理解不可能...

そういうわけで、家族の目覚ましが鳴りw家族で起こし合い
本人も遅刻はしたくない性分だから起きるけど
目覚めが悪いようだ。

生活スタイル変えたら?とシンプルに提案すると
「わかってる。よくないことはわかってるけど今はできない。」
いつも役に立たないことばかり言っている思春期青少年で
母はいちいち腹が立つが、たまにこうやって真相が聞ければ
変化とか発見を静かに見守ってあげようとおもうのである。

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朝から親子ケンカして挨拶もしない日もあるけれど
朝から相談にのってチャオと言い合える日もある。

サマータイム終わったら、朝は朝らしく明るめの朝だ。
夜寝て夜起きピンク入りの夜の朝ではない。
同じ朝なのに同じ朝じゃない。
刻々と変化していく空のように
私たちもなにか変化のある毎日である。


【お知らせ】


2021年より、Obata Makiが監修しましたヴィンチ村15㎞圏内の
トスカーナ産エキストラバージンオリーブオイルが
日本のみなさまへ数量限定で
olivewellness.storeより販売が決定いたしました。
生産過程がこのように垣間見れるオリーブオイルは珍しいことと思います。
この機会を是非ご利用ください。
こちらのリンクにて予約注文ができます。



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満月が朝日に淡く照らされながら沈んでいった日
日と夜が半々の分点で秋へとすすみはじめた。

ピンクな空に静かに光る丸い月はそれはそれは美しかった。

私たちがそんな朝に出会えたのは
思春期青少年が06時50分のバスに乗らなければいけなかったからだ。

日本だったり、きっとイタリアの都会だったら
一人でテクテク歩いたってなんの問題もないだろう。

しかしここは田舎で、バス停に青少年たちを見かけたことはあるけれど
男子でも歩いている姿を見たことがないのが現実だ。

専門高校に入学したての青少年を母心に村の入り口まで送る。
早起きは三文の徳、それだけを信じて早起きして息子を見送る。

空を眺めるのが好きでよかった。
こんな朝焼けが待っていたり、キンと冷たい空気に触れたり
曇りだって雨だって、佇むヴィンチ村へ向かう景色を毎日みるのは
日本人の私には贅沢なことかもしれない、と
目に、記憶に、焼きつけることにした。
焼きつけても私の人生に焼きつくだけで
息子だって夫だって誰も知る由もないだろう。

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青少年を見送った後、私はブドウの収穫へ向かった。
同じ朝なのに色が変わって違う朝のようだ。

「今日の朝の満月見た?南西の方に沈んでいった。」
「ううん、見てない。」

仲間にもさっき見たピンク空の満月の話をした。

彼らとは、数日数週間一緒に汗を流していると
なんでも話せちゃう距離がうまれる。

みんなキャラが強い。
静かなモノを見て静かに感動したことだって
その人のキャラの内で、ちっとも話せる。

前の私だったら、月の話はしないかもしれない。
わーっと感じたことを素直に言葉で伝えることができなかった。

でも今は、誰も聞いてなくたって興味を持たなくたって
私はつぶやけるようになった。

そのつぶやきは、SNSではなくって、生の声で生の身に
目の前にいる人につぶやきたい。

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仲間たちが、ワクチンのことで討論となった。
ワクチン接種済みの人はワクチンを肯定するのが当たり前だ。

ワクチン賛成派をイタリアではPro Vaxと呼ばれ
逆に、いろんなことが不透明でなにもかも疑心暗鬼になっている
反ワクチン派はNo Vaxと呼ぶ。
どっちもあってると思う..とはっきりしない人たちをNi Vaxと
SiとNoをかけて呼んでいる。できたらNoでいたいタイプ。

そんな愛おしい仲間たちも二極に分かれる。
No Vaxの言い分は、世界中の反ワクチン派の意見で一致している。
彼ら一般人でも調べ上げた様々な疑問を証明しろ!と
Pro Vaxの仲間に嘆いている。
そのとき、Proたちが黙ったから話が終わったけど
ここでProなりに意見をいうと、すごい揉め事になるのである。

この逆を我が友とぶち当たった経験がある。
いろんなところで、人はぶつかっている話をきく。
本当に嫌な世の中で、ワクチンのことでケンカになるわ
友だち関係は崩れるわで面倒なことになっているのである。

イタリアはコロナ免疫&ワクチン接種済み&現コロナ陰性証明
グリーンパスの効果で、75%の市民がワクチン接種済みだそうだが
仕事ができなくなるのであれば
理由も目的も意味も意思もなにがなんだかわからないまま
とにかくワクチン接種をして
集団免疫プロジェクト(?)に協力している現状だ。

収穫期間3回は衝突したProとNoの論議。
つぶやけるようになった私がつぶやいた話は
農薬を使い続けると..という話をつぶやいた。

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思春期青少年は、高校入学で新生活を送り始めた。
ニュースでもやってたけど
すでにコロナ学級閉鎖が相次いでいる。
まだ1週間ぽっきりしか通ってないのにもうリモート授業...

えー、もうリモートしないって言ってたじゃん?!
グリーンパスはいったい何なんだ???

そうこうしている内に保健所から
アナタのお子さんは完結したグリーンパスを所持してないので
(1回目のワクチン接種者でもグリーンパスはすぐ取得できるし
ワクチンが打てない方は48時間有効のPCR検査陰性でも取得可)
以前同様に隔離期間が終了し次第PCR検査して陰性だったら登校できます
と、メールが届いた。

この1週間まず朝早く起きてヴィンチ村からバスに乗って
バスの乗り継ぎする村で20分も待って
朝は学校の門を通るバスだからいいけれど
帰りは、まだ終了時間が早いからかわからないけれど
主要の駅まで学校から20分ぐらい(GoogleMap調べ)歩いて
その駅から乗り継ぎの村で20分待ち、そしてヴィンチ村に到着
私たちがお昼時いれば迎えにいってあげるけど
いなかったら、日中は歩いて帰ってこなくてはいけない。

車だったら30分のところ、交通が不便な田舎の学生たちは
1時間以上かけて登校しているのである。
日本ではフツーのことなんだけど。

中学までは自治体から出ていたスクールバスで
家の目の前から楽ちんに村の学校に通っていた。
そのギャップにすでに嘆いている青少年。

それだけじゃない
その主要駅にはサッカー観戦ぐらいに感じる程
すんごい人数の学生たちがうじゃうじゃ集まってきて
バスに乗り込んでいくそうだ。新人は呆気にとられて
圧倒されて乗れなかったということもあったそうだw
がんばれ、新人!もたもたしてるなw

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そして、ヴィンチから通う仲間もいるのに
彼だけクラスが違ったという、彼にとっては不運感でイライラ
ブツブツ言っていたけれど、母は前向きに考えろと
人生のいろんなシーンをあげて肩をたたいてあげた。

ひとからみれば、あるあるのフツーの話なのだが
な、なんと!イタリアでは(とひとくくりにしてはいけないが)
ヴィンチグループのもう一人もクラスが外れちゃった子がいて
「ボク、ヴィンチグループがいるクラスがいい」と
愛おしい息子が懇願しているということで
入学する前に学校に電話して、クラス変えてもらっちゃった
そんな親子もいたそうだ。
クラスを変えてもらう理由をいったい何にしたのだろう
私にはこっぱずかしくて話にならない。

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そういうわけで、新生活がはじまった思春期青少年。
私たちも空を早朝に眺める新生活。
つぶやけた収穫仲間とはお別れのハグ。
また各々に生活をしていくのであった。

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このブログを書いてるときヴィンチは今、嵐が過ぎ去り停電中。
オリーブ、大丈夫だったかな...



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Sorriso Amaro...
2点とって浮かれているそばで1点ゴールされちゃった。
監督、苦笑い...

 Sorriso Dolce...微笑み、とは
イタリアだとよく聞くし使うし見るけれど
苦笑い、てあまり聞かないな。
表情や表現が共通することに
とーってもイタリアに親近感をさらに覚えた。

去年コロナで中止となった欧州サッカーUEFA Euro 2020の
準々決勝イタリア vs ベルギー戦を
思春期青少年は、友宅で観戦した。

私たち大人は、そのまままったり夕食後夫婦でおウチ観戦で
メリハリもなく、一人ソファー、一人椅子に座って吞み続け
みーんなバラバラですよ。

でも観ているものは同じで、応援しているものはひとつなのだ。
それは家庭の一コマだけではない、イタリア全国ひとつだった。

イタリアが団結しているとき...ロックダウンもそうだったけど
スーパーナショナリズムなイタリアンは
老若男女、国で出場しているサッカーを応援するのだ。
ニュースでインタビューに答えていた方も
イタリアのいいところって団結できるところだって。
北から南、子どもも大人もお年寄りも。

私たち大人はメリハリもない空間だったがために
コックリコックリとうたた寝までしちゃって
Insigne選手が、キャプテン翼風にゴールを決めた
(とニュースでは報道されていたw)ところを見逃したけれど
Spinazzola選手がアキレス腱負傷して、涙の退場は
どうにかこうにか見納めることはできた。
その後のインタビューを見て、Voto(成績)まで見れて
ダイジェストまで見れて、試合を完結した気になれた。

そんなんだから、思春期青少年が友たちとワイワイ観戦するのは
私は、二倍嬉しい。
帰宅してからすぐにではない、一日か二日おいたぐらいの
気が向いたときに話してくれた報告によると
イタリアが勝ったとき
友んチの庭のプールにパンツのまま飛び込んだそうだ。
その日はご両親はわざとか留守だったそうだ。

ボクはパンツが恥ずかしかったからズボンで...
と、また疑問がわくようなことを言う。ま、いいや。

あぁ、楽しかっただろうな。
ニュースでも街中は若者たちで大騒ぎシーンが取り上げられていた。
コンサートのときの興奮と似たようなもんだろうな。
生で観れたとか興奮をリアルタイムに共有できたとか。

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集まっていたのはいつもの友たちで
ヴィンチの幼馴染だ。
幼稚園で出会い、小学校で別れ、といっても隣クラス
中学校でまたごちゃまぜとなり
だからグループは、ヴィンチグループで
二クラスしかないAとBの気の合う仲間が揃った。
といっても、ほぼ二クラスの男子全員で
全員ではないとしたら、グループが苦手な子たちで
単独行動をしている子以外であった。
かといって学校ではみんな仲良しなんだって。

もともと小さいグループだったんだけど
リーダーがいいやつで少しづつ輪が広がっていった。
我が思春期青少年も中二の夏休みからつるむようになった。
それまでは、なんとなく当たり障りなくみんなと仲良かった。
声をかけてもらうようになって
このコロナ禍でも、友だち感は絶えず
鬱になることなく、引きこもっててもなんか楽しそうであった。

隙さえあれば、仲間で草サッカーをしている。
空き地でするのではなく、地域のサッカー場を借りる。
有料だからそうしょっちゅうはできないけれども
自分が頼られていることに自惚れているw

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それでも、全員全部同じという友はいない。

ボクが、30㎞先のショッピングモールにチャリで行きたくても
誰も来ないし来れない。
ボクが、50㎞先の海にチャリとか電車で行きたくても
誰も来ないし来れない。

冒険心が自身より強く挑戦しちゃったけど
どうだろう...友と行ってたかな?

育っている国は違うとはいえ
似たような境遇はあると我を振り返ってみる。
国とか時代の問題のほかに性格なんだとおもう。

そういうところから
自分ができることとかできないことを自覚してきて
ボクとキミで、ワタシとアナタなんだとおもうし
ボクはボクで、キミはキミなんだとおもう。

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7月といえばGO TOバカンスでしょ、ということで
ジワジワと妄想を繰り広げても、なかなか実現の余地がない。

そこで、Pugliaに行ってみたいね、Siciliaに行ってみたいねと
妄想しかない無邪気な思春期青少年と
妄想だけで幸せいっぱいになれる私は盛り上がるわけだ。
「友だちいるから、この機会に会えたらいいなぁ。」とボヤくと
夫は「失礼じゃないか!今までろくに連絡もしてないのに。
ヴィンチで会ってから会いに行け。」などという。

私は涙が出そうになった。
なぜ。
なぜ、そういう考えなんだ。
だから閉ざされていくのではないか。
それでなくても田舎暮らしで友との接触は少ないのに。

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私は、連絡不精だ。
どちらかというと電話より手紙好きで
クリスマスカードを送るタイプだ。
イタリアの友でもなかなか会えない人にはカードを送る。

かといって会おうよとか誘わない。
自分の安否というか日常を報告しているだけである。

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私が想う友というのは
そんな簡単に壊れるものだとはおもっていない。
友情はじつはあの頃に仕上がっているものだと想っている。
いつ連絡しようが会おうが想おうが
ずっとあの頃の友だちだと想っている。

ただヒマだったあの頃より
私たちは、優先しなければいけないことが増えてきちゃって
忙しくなっちゃったんだ。
時間的にも精神的にも。

あの頃近くにいて時間を共にして一緒にはしゃいだ友たちは
私の人生の一部に深く深く刻まれて、一緒に歩いてるんだ。

彼らがいなければ気づかないことだってあったし
彼らがいなければ知らないままだったかもしれない。

常に言葉にしたり表現したりしなくても
友のことを何分ごと、何時間ごと、何日ごとに思い出してるんだ。
...と、だいぶ前に
フィレンツェにいた当時すごくよくしてくれた
シチリアのアニキみたいな友から、そんなメッセージが届いた。

異性でさ、恋みたいな好きと人間的に好きってあるじゃない。
私は、今まで二人の人間的に好きって想える人に出会った。

そんな図星を突かれたような素直で正直なメッセージを受け取って
友たちを思い出すことをむしろ大切にしているし
思い出す時間をつくっているし、気がつくようにしている。


連絡を常にとったりヴィンチに誘ってから会いに行く
なんていう礼儀みたいのはいらない。
友たちだってしてないじゃない。
みんな忙しいの。

そんな想いを、夫にも青少年にも話した。
「そうでしょ?そう思わない?」
夫は、この時ばかりは、素直に頷いて納得していた。
青少年は、この時ばかりは、黙って耳を傾けていた。

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ずいぶん前に日本に一時帰国したとき
いつ会えるかわからないと、ちょっと不便な土地に職場があっても
仕事帰りにちょっとの時間でも吞めるかなと
私は、友の時間の節約になるよう不便な土地へ出向いた。

もうとっくに20年以上は過ぎている。
インスタで見つけてくれて
メッセージ上で再会を果たした。

メッセージで思い出話は難しいけれど
彼女が覚えている記憶は
私が彼女のために足を運んたひとときだった。
学生時代の友だちさえも覚えてないのに
じつはそんな束の間のシーンをより濃く覚えているものなのだ。

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青少年は「ボクには日本に友だちがいる。」という。
お、誰のことだ?
いまだに4回ぐらいしか行ったことない。
「次、日本に行ったらKとディズニーランド行くから
日本語の会話教えて。」という。ほー。

そしてある日Kのママが
「Kがはやくディズニーランド連れてってあげたいなぁ。」
て言ってるよとおしえてくれた。

どこで絆が芽生えたんだ。
あの数回しか会っていない時間と会話で
また会いたいと思える友だちができたなんて
それだけで、すべての価値が生まれて私は嬉しい。

そう、遠距離にいても気持ちは近距離なのだ。

そう、コツコツ友情をつくることもあれば
タイミングやフィーリングで友だちができることもある。


私もそろそろ友たちに会いたいな。



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第2回Olive Wellness大学ウェビナー
「オリーブの道①」
~オリーブ発祥の地 紀元前 "中東"から"地中海"へ~
【 2021年7月17日(土) 日本時間16時より 】





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