大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:クリスマス

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イエローゾーンが主になり国が華やかになったかんじだった。

レッドソーンはたった1州だったような気がする。

オレンジゾーンに戻ったトスカーナだけれど

まだまだ自由な行動ができなかった。

そんな中、商店に向け、一斉イエローゾーンが4日間あった。

もうどこにもいかない生活に慣れてきて外出欲はあまりなかった。

しかし、毎日のようにニュースで

冬休みのカラースケジュールが流れ

ふと思えば、この4日間に動かなくては村からまた出れなくなる

と、私たちは用意をしはじめた。


私たちは、ちょっと離れた一番のPanettoneパネットーネ

(クリスマスに食べるでっかいパンケーキ)を買いに行きたかった。

しかし、動く前に電話をしたほうがいい。

イエローゾーンとはいえ、たった4日間開けるかどうかわからない。

開いてるけど、予約制で売り切れた、ということだった。

イエローゾーンがわかっていれば予約できたのに。

近所のPasticceriaパスティッチェリーア(ケーキ屋さん)により

最後の一個を手にした。

明日にはもう移動が制限される。

売り切れてよかった。ヴィンチのケーキ屋さん。


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そして私はフィレンツェへソワソワしながら電車で向かった。

昨日まで自粛してて突然許可が出て行動するんだもの。

この機会を利用して、私の写真を採用してくださった

トスカーナ日本人会が発行しているアルノ今月号を受け取りに

そのついでに友ともあった。いっぱい話した。

いっぱい相談したいことがあったし

いっぱい私の現在の妄想を聞いてもらった。


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ソフトロックダウンでもいつも家族とだけ過ごし

友たちとも会うこともなく、連絡する気にもならず

ネットでは憂鬱に過ごしている世界を目にすることもあれば

ひとがオンラインで活躍する世界をながめたりもする。

影響されたり、過去を振り返っちゃったり

オンラインやsnsだけに頼らなくてはいけないのか

なんだかんだ妄想が広がっていくのである。

よくいえば、夢がわーっと膨らみ

わるくいえば、妄想し過ぎだよっ!ということになる...


春のロックダウンでは家族と一緒にいられることを幸せに~

なんてロマンティックに思ってたけど、時間が経つほど

人というものは独りになりたくなるものだということがわかった。

家族のそれぞれが誰もいない時間が少しでも欲しいと

思うようになったのである。

なんか好きなことができない空気。


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近頃、思春期少年は鬱っぽい。

すごく母の私にあたるのである。

私が使うな!違う言葉で言えと教えてきたのにも関わらず

汚い言葉をずーっと連発し続けるし、嫌なことを言うし

ちーっともこっちのいうことを聞かない

そんでもって、眠り続けるのだ。

どうしちゃったんだろう...

腹が立つというより、きっと理由があるんだろうなと思ってあげた。


ある日、白状した。

サッカーがしたいのにできない...

宿題がいっぱいある、勉強しなきゃいけない、数学がわかんない

クリスマスのプレゼントが無さそうだ   ww

どっか行きたい...


私も気づいたことがある。

もうこれからは親からの刺激より友や社会から刺激を受けるものだ。

家にいてはいけない時期なのだ。

だからお友だちと自転車で集合できるときはいつでも行ってこい。

外で我慢して母の私に八つ当たりしているのであろう。

自分のイライラを分けたいんだろう。

こんな時期だけに、怒らないようにして

汚い言葉の効力は無いと伝え、右から左にしてあげている。

私はマイペースに生活をすることにした。


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クリスマスイブの夜ミサがあった。

ニュースの時間にミサを生中継していた。

クリスマスはキリストが誕生した日で我らの兄弟になった日です

全部詳しく覚えてないのだが、フムフムと聞いていて

世の全子どもたちの誕生への祝福

キリストが兄弟となるように、生まれることはみな平等であること

人はみな自由と平和をもっていること

そして暗闇の中で生まれたのは、世に光をもたらすこと

なのだそうだ。キリスト信者ではないが、うん、とうなずいた。

それと、このコロナ時世の困難をみんなで支え合っていきましょうと。

このような信仰の国に在住して、人々の行動を振り返ってみた。

この三行ぐらいしかキリスト教のことがわかんないけど

人の原本的行動、モラルの表現

など宗教関係なく通じるところが、居心地がいいのかもしれない。


世界の子どもたちに具体的じゃなくていいから夢や希望をもって

明日という近い未来にすすんでほしい。

大の大人たちも、新しい生活と新しい時世に

突然難題を突きつけられ、妄想後の案が実現するのか

そりゃぁ心配だ。

一つづつ見つめて勇気をもって立ち向かっていきたい。

それは自由と平和と平等だから。

誕生を祝うクリスマス

新しい輝く世の中が生まれますように。メリークリスマス。

BUON NATALE a tutti





こんな素敵な絵本が無料公開で
SNSに飛び込んできた。

プレゼントになるかな、シェアしたいと思う。




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生命の誕生BuonNatale

母のクリスマスleschansons de ma mère

幸せを求めFixYou / Christmas is here



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イタリアは、16日のEpifaniaエピファニーア(祝:公現祭)

ふぅぅ、冬休みが終了する。

日本だったら7日の七草の節句が

最終日だったことをよく覚えている。

毎日毎日大好きなお雑煮を正月中食べ続け

この七草粥を最後に、正月料理が終了しちゃうのが

寂しかったこともよく覚えている。

母は、七草粥というより七草入りお雑煮を拵えてくれた。

私のお餅大好きのために毎年そうしてくれていた。


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餅米がなかったので、普通のイタリア米にお水多めにして炊き

ボールの中でついたw

本物のお餅とは比べ物にならないほど、ちっとも伸びないが

おはぎが汁の中に入ってるような感じで

噛みやすいお雑煮となった。

なんちゃって正月だけど、雰囲気だけでも日本っぽく

明けましておめでとうスタイルを思い出にさせたいと思う。

私が少女の頃の思い出すように

少年も今のことをいつか思い出してくれるに違いない。

夏、香川県の伊吹島に行った時にいりこツアーでしっかりと

いりこ漁業を見学させてもらった

あのいりこ干しを煮出して、出しをとった。

それだけで少年と盛り上がる。

わーい、おぞうにだー!

夫は、ozuuniと繰り返しているw

少年のもう一つの楽しみは、ついている最中

丸めてお醤油で食べることである。

どんどん食べてしまうのでストップ!お皿に盛ることにした。

なんちゃってお餅がいっぱいできたから

小豆なんかも炊いておしるこのおやつを用意して

なんちゃって正月は過ぎていった。


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近頃、私も含め家の族がニマニマになる料理をつくる

創作意欲が湧いてきた。

どこに行くわけでもないし、家で美味しく時間が過ごせたらな

という想いからであった。

クリスマス料理を一工夫の案から、生パスタをつくることにした。

生パスタのイメージ写真があるSemola di gran duroという

黄色がかった粉100gに卵1個、3人だと200gくらい

を混ぜて捏ねて30分密封して寝かせて

(密封時サランラップはゴミになるからカッポリお皿でもOK!)

小分けして伸ばして包丁で切るだけ。

うどんより生地がしっかりしてるから切りやすい。

こんなに簡単だとは思わなかった。

というわけで、じゃんじゃん生パスタを作り出したのであるw

ほうれん草を混ぜて緑パスタにしちゃおう。

赤いトマトソースでなんとクリスマスらしい。

ラビオリもつくっちゃおう。

餃子みたいなもんじゃないか。

トルテッリーニもつくっちゃおう。

YouTubeで巻き方調べたら、折り紙王国日本人には超簡単。

ラザーニャもつくっちゃおう。

大きい一枚を茹でて取り出すときが一苦労だけど噛みごたえ抜群。

ラーメンの麺だってつくっちゃおう。

茹でるとき重曹加えれば中華麺風味になるって聞いたぞ。

コシがあっていい感じだ。

卵やめて、ぬるま湯で捏ねてみよう。

ゆるくなるけど、ちょっと太めにちょっと固めに茹でれば大丈夫。

濃厚ジビエ、イノシシの煮込みはこれでいい。


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というわけで、すぐに包丁が使えるまな板が欲しい。

IKEAで大きいまな板もゲット。

30分だけで寝かし充分というのが

スピーディにできる利点だと思う。計画性がいらない。

ピッツァ生地のように醗酵時間が長いと

朝に思いつかないとその料理はできない。思いつきではできない。


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そう、思いつきでは伝統を守れない。

七草の日には、七草ピッツァで春を迎えたいと思う。

そう、塩とピリっとする我が家の自家製オリーブオイルで。



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七草粥にオリーブオイルRisotto alle erbe

ボリジ Borragine

ハーブうどんにオリーブオイルUdon con Dashi, Erbe e Olio di Oliva



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コレクションしたかったけど、唯一眺めることしかできないコレクション

記念切手集め。

一通につき2.40ユーロする国際郵便を

残念ながら節約することにした。

そして時代に乗って、チャットに添付することにしてしまった。

理由は、節約だけではない。

一年後に戻ってきてしまうことが、今も発生するからである。はぁ。

メリークリスマスとか良いお年をと挨拶しても

その日までに届くことは期待してなくても一年後とは。

戻ってきてしまうことが一番残念である。


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私は、そういうわけで、ずっとクリスマスカードを年賀状のように

お歳暮のように、友や親戚、お世話になってる人なった人に

送り続けている。

今やリアルタイムなSNSやチャットがあるから

タイムとコストをみれば割の合わないことであろう。

受け取る側は、どう思うかわからないが

私はやっぱり紙となって世界を渡ってくる方が嬉しい。

友からの手紙もある意味私のコレクションだったりする。

写真を印刷しないと写真とは呼べないんじゃないかと思うように

手紙も紙に書かないと

手紙とは呼べないんじゃないかと思ったりする。

そう想うと、切手の値上がりは、私には悲しいことなのである。


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少しでもたくさんの友に送った気分

受け取った気分を味わってもらおうと

2019年の12月1日にSanto Natale(クリスマス)の

記念切手が発売された頃

ネットで気に入った切手をチェックしておき

街の郵便局に出向いてチョイスした切手を紹介したいと思う。

記念切手の内容やグラフィックに興味の沸くものは

毎年たくさんあるから、選ぶのも一苦労なのだが

送る方の人数に合わせて、合計金額に合わせて調達する。

ほとんど日本行きは記念切手2枚では足りないことが多いから

すぐにポストに投函できない。

しかも、細かい切手はもう存在しないそうだ。

20セント足りないと、窓口で封筒に20セントと

記念切手を邪魔するように印刷される。そこも残念。

だから記念切手は送る用ではなくコレクション用みたいだ。

切手にも、もう値段は記されていない。

ランク付けでAとかBとか記されている。これも残念。


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2019年はさすがレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年

ということもあって、レオナルドやメディチ家に関わるもの

フィレンツェの美術館などもあった。

これらはコレクションし甲斐がありそうだ。

もし旅行に来たら、記念切手を買うか

自分宛てにイタリアから送るのも思い出に残るかもしれない。

自分から自分へ。

メキシコやオーストラリアに行った時自分に送った思い出がある。


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ヴィンチから最寄りの街は、渋滞で全然すすまなかった。

スーパーは人でごったがえしていた。

家族が集って親戚が集まって盛大にクリスマスを祝うイタリアは

食べることに関しても贈ることに関しても

伝統のクリスマスは、キリストの誕生とともに

とりわけ平和を願うのである。

私たち小さな家族は、クリスチャンではないけれど

なんちゃってクリスマスだけど、平和だけは願いたいから

この日は小さなテーブルで大きく平和と新年を願いたいと想う。


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お歳暮のようなコレクション切手のクリスマスカードは

翌年来る年に届くことを予想するが

気持ちは平和の祈りであるから

四季のどこかで受け取れば私は十分である。

イタリアの郵便事情をこんな気持ちで構えるといいだろう。


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世界の平和を祈って、Merry Christmas!

Buon Natale a tutti!!!!!



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生命の誕生 Buon Natale

イタリアからの手紙 Francobolli Filatelici 2017


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寒い、寒い。

年明け、冬らしい冬を迎えている。

零度を下回る夜が続き、息が凍る。

暗い夜から青い早朝そして白い朝またしばらくするとだんだん橙色に。

今日は靄で私たちまで白く包まれた。

少年は、白い丘の上でスクールバスに乗り登校した。

賑やかな冬休みもようやく終了。ほっ。


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この寒さの中、お粥とかお茶漬けを朝ごはんにすることが多い。

温かい料理は即効で体が温まる。

ランチで食べるときは

スープをしっかり拵えてご飯にかけて雑炊にしたりする。

夜は、スープを濃くしてラーメンにしている。


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クリスマスのランチでは

オーガニックファームのアントネッラの鶏を一羽

オーブンでカリカリに焼いた。

オリーブオイルでマッサージし、塩を擦りつける。

オーブンのときはシンプルに、ハーブは使わない。

オーブン中、ビオディナミの白ワイン一杯と、野菜出汁を数回かけて。

オーブン皿に網を敷いた底には、脂と汁のスープが出来上がっている。

肉は、皮がパリッとして、中がジューシー。

パサつく胸肉には、そのスープをかけてもいい。

我が家は食べきれず、胸肉はちぎってサラダに。

スープは翌日分離した脂を取り除いてラーメン汁の出汁に。

全部たいらげた。

頭と足は、あらためて出汁つくりに使う。

ラーメンの麺は、五分で茹で上がる卵入りのFettuccine a nido

細いきしめんパスタを使っている。

中華麺の風味を出すには、重曹を入れたりするそうだが、お好みで。


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我が家の小さな庭で七草を摘み、七草粥を拵えた。

ご飯は至って残り物だが、お湯を足してお粥にする。

七草を軽く茹で、刻んで混ぜる。

ニラだけ生でパラパラと。

塩だけで味付けをして、オリーブオイルをかける。

生き生きした七草の緑に、玄米入りご飯

黄金のオリーブオイルの組み合わせは

お粥とは思えないほど見栄えがした。

「お粥にオリーブオイル、美味しいじゃない!」

「今頃気が付いたの?」

あ、そっか、義母はいつもこうして食べていた。

夫は、幼少からお粥とオリーブオイルで育っていたのである。

少年の小学校の給食にも

ライスにオリーブオイルがよく献立されていた。

イタリアでは、フツーのことのようである。


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塩とオリーブオイルだけの味付け

これほどシンプルで素材の味を活かせる食べ方はない。

オリーブオイルは生で摂れば、成分の効能が発揮する。

ハーブのっけうどんにもオリーブオイルをかけてこくを出し

スープだけにもオリーブオイルをかけると濃厚さが増す。

パスタにも仕上げにグルグルとオリーブオイルをかける。

パスタの場合、調理に使うオイルは控えめに

仕上げにたっぷり使うと逆にサラッと仕上がる。

こうやってオリーブオイルを知らずと生で摂取して

健康な体を維持しよう。

ニュースでインフルエンザや風邪の話をしているが

冬こそ元気な我が家でございます。



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ハーブうどんにオリーブオイル Udoncon Dashi, Erbe e Olio di Oliva

イタリアで餅を食べる

ニンジンポタージュ Cremadi Carota



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私の母は、享年52歳だった。


母があの世に立った頃私は、青春まっしぐらだったので

母のその頃の活動を気にすることなく

自分中心の生活をしていたことは、はっきり覚えている。


私が小学生の頃、母は週一ぐらい
(・・だったと思う)

市の合唱団に入団していて、コーラスの練習に通っていた。


仕事から帰ってくると、そそくさに夕飯の支度をし

家のことよりこっち!みたいにコーラスを優先し

バタバタと出かけていった。


仕事場とコーラスの練習をする会場は近いのに

そこは母心、私のために一旦帰宅して

その日の三分の一ほどの愛情を夕飯に注いでいたのであろう。


今だったら、その頃の母の気持ちと状態がよーくわかる。


年が縮めば、仲良くなりたい大人はいっぱいいたが

母もその一人である。


ちなみに、そそくさ夕飯のメニューは親子丼ww

具のほうを鍋に作りっ放しで

食べるときに温めて食べてね!

(ご飯が炊き上がったらのことだ)

と鍋の中を見せてくれてるシーンを記憶している。


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コーラスで出会った友だったり、女子高時代の友だったり

その繋がり(・・だと思う)で、母は、いつのまにか

バンドグループみたいなグループの中で

ヴォーカルのように歌い始めた。


そんなことをし出したのは、私が一人暮らしを始める前辺り

高校時代辺りから、曲風が変わったのがきっかけで気がついた。


今思うと、子が外を向き始めた時代である。




私が七歳の頃バツイチで出戻りした母が建てた家は

きちんと自分()の部屋ってのもあって

6畳ほどの書斎が北側にあった。


母の窓からは、東京湾が見え

寒々しい部屋から涼しい景色が眺められた。


そこから、歌を練習する母の声がする。


歌っている曲は、越路吹雪の歌が多かった。




何故、日本語バージョンにしたシャンソンに興味を持ったのだろう。


今となって、ネットで検索すれば

有名なことや有名な人物のことは

簡単にイメージ画像までもが出てくる。


あぁ、絶対にこれだ。


シャンソンにも惹かれただろうけど

母を知る私としては、こっちの方が確率高いな。


越路吹雪の
'60年代が

母の '60年代に、顔が似ているのである。


動機はともあれ、当時曲選択も一苦労であったと思う。


'90
年代に入った頃だから、レンタルはできたものの

まだまだCD化された昔の曲ってのは少なかったかもしれない。


顔が似ていたっていうだけで、声の太さは全然違うのだが

越路吹雪が魅せるシャンソンだったように

母も誘うシャンソンだったようだ。


バンドグループに、ジャズとクラシックピアノを弾くプロがいた。

そのバンドは、結成からクリスマスコンサートをやるようになった。


食事と歌と。


まるで私がポルトガルを旅したときの

ファドと食事のように。


スペインを旅したときの

フラメンコと食後酒のように。


彼女たちのシャンソンバンドは、とても評判が良かったようだ。


小さな街の片隅で、住人を楽しませることができ

本人たちも、人生の中で団結したひとときと

観客までも歌いだすコンサートができて

さぞかし大満足であっただろう。




母の告別式で、バンドの仲間が

クリスマスコンサートで盛り上がった曲を流したいという。


その頃の母は、娘の私より仲間と共にした時代である。


彼女から歌をとってしまったら人生終わり

というほど、母は音楽を愛した。


仕事でもリトミックという障害者向けへの

リズム教育案を拡めている最中であった。


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母の誘うシャンソンは、残念ながらデジタル化してないが


二階の母の書斎から聞こえてきた

越路吹雪の「ラストダンスは私に」


母の書斎にあった
CD越路吹雪が崇拝していた

Édith Piafエディット ピアフのバラ色の人生「La Vie en rose


そして、コピーする誰もが若さに戻って歌うだろう

1971年に日本で大ヒットしたDaniele Vidalダニエル ビダル

オー シャンゼリゼ「Les Champs Élysées


この三曲をクリスマスに少年と聴いてみようと想う。



季語のように使われるご挨拶です。

世界の平和を祈って

メリークリスマス

Buon Natale a tutti





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この日に Anniversario

かたみ imiei tesori

家の中の族iCerchi nella Casa



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