大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:ヴィンチ村

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二つも目覚ましをかけておいたのに
寝坊したのではないかと、鳴る前に目が覚めた。
しかも一分前に起きた、というより時計と朝日を確認しに立ち上がった。
寝ている間も寝坊しちゃダメと
眠りは浅かったようにおもう。

ずっと夢をみ続けていたようだ。まだ覚えている。
小さな漁船に乗って、港から離れていき、魚の写真を撮ろうとしていた。
でもなぜか私は一人、高く積み上げられた麻の荷袋の上にいて
落ちそうでずっとドキドキしながらその麻袋にしがみついていて
写真が撮れなかった。
なぜか男性カメラマンは荷袋の下にフツウにいて
港を離れるところとかの写真もフツウに撮っていた。
私は、なぜこんなとこにいるのか、夢の中でもわからなかった。
でもみんなより高く違う目線で船も海も眺められて気持ちがよかった。
しがみついててカメラには触れないけど、優越感はあった。

前日ニュースで、撮影隊のヒトを囲んで
クジラファミリーが踊るように弧を描いて泳ぐシーンに
わーとなって、私は夢の中で見に行ったのだとおもう。

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早く起きた日、ウェビナーに登壇する日であった。
日本時間で16時ということは
イタリア時間は9時より開始であった。
1時間前に最終ミーティングをして
あとは待機するだけであった。

ミーティング前に練習しようとおもって、目覚ましを6時にセットしたんだ。
結局オロオロウロウロするだけで落ち着かず
オリーブの様子を見に畑を歩いた。

オリーブは、春の寒さと最近の暑さで
開花しきれなかった花芽は蕾のまま枯れてしまったみたいだけど
開花できた花たちは、結実に成功したようだった。
花を帽子のようにかぶって実が膨らむ姿がいじらしい。
私はそこでニマッと笑み、ありのままの彼らを見て、心が落ち着くのである。

観察しておいてよかった。
ウェビナーのあとの質問コーナーで質問があった。

DSCN1083 - Copia

楽しかった。
ドキドキが楽しかった。
リスナーさんは見えないけど
静かに聴いてる画面の向こうの人たちに
こっそりオリーブ愛をささやいているようだった。

リハーサルを2回した。
台本やスライド写真やスケッチができあがるまで
毎週毎週ミーティングした。

一人でオーガナイズしているわけではない。
ダメと言える人がいて、わかりやすいと言えるわからない人がいるw

カタカナ用語や難しい用語は使わない。
できるものなら子どももわかるぐらいシンプルに。

伝えたいことはいっぱいあるけれど
たくさん言うと混乱するから、今日はここまで、の濃度。

自分の自己紹介や気持ち、考えを伝えて
エピソードもふんだんに入れ込むことで
話題全体の内容を頭で理解できるようにする。
これは理想。
私が受けた講座の講師がそうだったから。

スクリーンショット (424)
olivewellness.jpより

ミーティングも楽しかった。
オリーブオイルの専門家とオリーブ栽培の専門家といるんですもの。
編集やビジネスの話も浮上する。
私の提案に注目してくれる。
専門分野や得意分野を発揮してチームを組んで
テクニックも気持ちも向上しあうて、最高!

久しぶりにワクワクしてドキドキした。
本気で真面目に実現させていくって、時間はかかるけど
チームを信用しあって、応援しあって、支えあう。
きれいごとのようで、必要な活力だと改めて思う。

近頃、その活力に欠けてたんだろうな。
どこかでだれかがバカにしていたり
面倒なことはアイツにやらせればいいとおもってる人がいたり
誰も手伝ってくれないなら私もやらない、とすねてみたり
負が負を引き起こすような連鎖反応。

ヒトのココロて、ヒトが関係していて
気持ちを表現して、気持ちで答えることなんだと気がついた。

スクリーンショット (400)
olivewellness.jpより

ウェビナーの参加者の声が一部DMで届いた。

➤農業は、人柄が反映するから、主の背景を知れたことはよかった。
➤オリーブ文化の伝統あるイタリアの話が聞けてよかった。
➤わかりやすかった。
➤興味深かった。
➤もっともっと聞いていたかった。
➤オリーブ愛が伝わってきたw
➤オリーブオイルが欲しいww
素敵なコメントをいただけてなんともありがたい。

➤なぜ横向きだったの?
www
みなさん不思議に思ったようだが、研究に研究を積んだ結果が横向きであったw
録画をして自分を見たことがあるだろうか。
アドリブだったり、実演しながらのセミナーだったら
Webcamをみつめてカメラ目線でいられるけど
話しっぱなしで、台本をみたり、スライドをみたりして、あっちこっちと泳ぐ目が
見ている方は話に集中できないものである。
YouTubeで横向きで画面の皆さんと交流しながら録画されている方をみて
コレもアリだなとシンプルに導入したw
雑誌でもTVでもインタビューの時は横向きだしね。

➤聞きやすかった。
www
これも録画して練習したものである。
一呼吸うつぐらいゆっくり話して、顎を下向きに
声は、いつもより大きくだす。
青少年に「お母さんの声、ダメ。早過ぎて、全然わかんない。」と言われ
声は変えられない...と失望した。
研究したり練習すれば少しよくなることがわかったw

➤後ろにあるオブジェはなに?
www
セミナーオーガナイザーの監督のようなチームメンバーに
立ち位置、明るさ、背景の指導があり
思春期青少年の寝室を掃除してw
棚になっているポッコリあいている白壁に
自己紹介でも出てきたCartaPestaという紙の造形の
壁と私と同系色の作品を置いてみたのだw

スクリーンショット (404) (1)
olivewellness.jpより

ポロッときこえてきた「オバタ先生」にドキッとした。
先生?そうか、セミナーでお話する人って先生なんだ。

私の母は養護学校の教員をしていて教頭先生になって
「おっちょこちょいのお母さんでも教頭先生になれるんだ。」
そんなことを母に言っていたことを思い出す。
リトミック教育案で講演が全国に開催される予定であった。
一番ノリに乗っていた頃、病が悪化し結局実現できずに死んじゃった。
それが今の私の歳と同じくらい。

私は、人に教えることって私の人生ありえないなとずっとおもっていた。
聞きなれたオバタ先生て母とか祖父母のことだった。

自分で今何をしているか気がつかなければならなかった。
習ったことを伝授しようと人を集めると先生になるんだ。
やってみないと気づかないもんだ。
ちっとも先生気分ではないけれど
足跡を残していくには、こういう手段もあるものだと
いい体験をさせてもらったことに感謝である。

スクリーンショット (410)
olivewellness.jpより

Zoom内にいただいたコメントや質問などは
後日olivewellness.jpからメールでお返事する予定でございます。

もし要望企画などございましたら
お問い合わせフォームからリクエストしてみてくださいね。

今後、様々な企画を配信するそうです。
私もときどき
冊子や動画など参加させていただく予定です。

オリーブオイルプロジェクトも考案中です。
私もワクワクドキドキしております。
皆さんも楽しみにしていてくださいね。
引き続きフォローよろしくお願いします!

この度は、ウェビナー参加者のみなさま、ありがとうございました。
参加しなかった方できなかった方も
次回のOlive Wellness社の企画を楽しみにしていてください。



☆ こちらの関連記事もどうぞ ☆

Olive Wellnessとの出会い primo WEBINAR
今に舞う impollinazione
ワタシ流オリーブ剪定論 Potatura degli Olivi 2020 ③



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今日、雲の上に行ってきた。

足は地についている。

雲は、白い気流だった。

透明人間になったように、雲はつかめなかった。

私が透明人間でいる間、光はなかった。

太陽は、何枚ものフィルターに覆われ、月のようだった。

昼間に光る月を見ているようだった。

それは濃厚な月だった。

木々も透明になりそうで、霞んでいた。

自分を見ることはできないけど、霞んだ木々を眺めながら思った。

白い気流は、私たちを透明にさせていくようで、ちょっと怖くなった。

先が見えない。

すると少しずつ、光が見えだし、木々の輪郭が見えてきた。

雲の上に行くと、雲が大地のような・・白い海のような・・

雲の地平線が見えたのである。

白いフワフワした広大な海は、太陽の光で輝いていた。

眩しかった。

向こうに青い山が浮かんでいた。

グラデーションが素晴らしかった。

夏に訪れた瀬戸内海の島々を思い出した。

雲の上も天国のようだった。

天国って知らないけど、身を任せたくなるほど

両手を拡げて大きく呼吸をしたくなった。

まるで自分にスポットライトがあたっているかのように

妄想中の画面は自分のきらきらした笑顔だった。

なんかCMにでてきそうなさw


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フィレンツェやピストイアなどの盆地は濃霧だったようだ。

ヴィンチは、午前の濃霧時間が過ぎると、ぱぁっと澄む。

剪定をしようと思ったが

友だちが近所にいない少年と散歩をすることにした。

目指したヴィンチのミュージアムが閉まってたので、これも運かな

赤白印の小さなハイキングコースを二人で歩いた。

暗くなると危険なので、近場で家屋があるハイキングコースにした。

少年は、ヴィンチのイベントのとき友だちと歩いたんだ、と

こっち、こっち、と先頭をきって歩いた。

もうちょっと丘の上に行きたかったけど

日が落ち始めた景色は、映画のワンシーンのようであった。

その映画は、メディチ時代のさw

日が落ち始めると速い。

帰路を急いだ。

遠くを見ると、また霧が出てきたようだ。

だんだん山が霞んできた。

黒い大地に赤い空が山をピンクのように染めていた。


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今日は、雲の上と霞んだ山を見ることができて

気持ちの良い日となった。

こんな日に外に出て本当によかった。

家にいたら見なかったことである。

導かれた運とは

こんなにも単純でこんなにも身近にあるものなんだ。

少年は、あぁぁとソファーで眠ってしまった。

まるで雲の上でフワフワと浮かんでいるかのように

気持ちよさそうだった。



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人生の一瞬を一枚に scatto con figlio

晴れ、歩め!Sette Erbe

隙間な時間 i pezzi di Montalbano


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嵐のように現れ、嵐のように去っていったピンクイベント

Giro d'Italiaジーロ ディターリア2019

レオナルド・ダ・ヴィンチ死後500年記念ということで

ヴィンチ周辺を2°-3°ステージにあてられた。

興味のある人は、ものすごーく興味があるだろうし

興味のない人は、全然興味の持てないスポーツ

自転車競技である。

イタリアでは、自転車で車道を走る競技がとーってもメジャーで

競技ではなくても、個人のスポーツとして道を走っている。

プロではない自転車好きの人でも80kmはフツーに走っている。

年金取得者であろうか年配の方は平日にひとっ走り

日曜日には、若者も黙々・孤独派もしくはワイワイおしゃべり派

などなどいろんなスタイルで、我が家の前の道を走っている。

体に良いことだから、マナーさえあれば、すばらしいスポーツだと思う。

しかし、たまに競技として道が塞がれるのだが

その後の道路には、選手の投げ捨てたプラスチックボトルを

発見すると、このスポーツが嫌になる。

友とひとっ走りの人たちが、道を占領していると

車の渋滞ができ、車を運転している人たちはイライラする。

私だって自転車で畑までひとっ走りするが

道の端っこで走り、車の邪魔はしていないと思う。

少年に、危ないから端っこ走って!道にゴミは捨てない!

なんて親は教えているのだが。

スポーツ意識でやってると、スポーツマンの方が優位なのであろうか。


IMG-20190514-WA0000

その自転車競技の中でも一番大きい競技なのであろう

Giro d'Italiaでは、イタリアの指定された各地を走る。

今回は、知っている土地なだけに

普段興味のない私でも興味を持った。

ステージでは、ボローニャから出発し

ヴィンチの山モンタルバーノの2ヶ所を難地点とし

ヴィンチを通り、Fucecchioフチェッキオでゴールした。

フチェッキオには湿地帯(Paduleパドゥーレ)があり

そこでレオナルド・ダ・ヴィンチがザリガニ拾って遊んでたw

というのだから、彼のテリトリーとしては重要地なのである!

ヴィンチ地区に入ってきたとき、少年の学校のお友だちは

ビデオに収め、インスタなのでアップし、所々で様子がわかり

おもしろい中継となった。私は、TVの生中継を追って

自分の知ってる道を見るたびに興奮したww

ドイツ人(名前覚えていない。毎回少年に質問するが覚えられないw)が優勝して

コンパニオンガールのキスマークくっつけて、インタビューされていた。

そのゴール風景のリプレイをニュースなどで何度も見たのだが

ゴール寸前にグループから抜けてゆっくり走り出す人がいる。

少しずつ、このスポーツの戦略が見えてくる。


IMG-20190514-WA0001

さていよいよヴィンチ村出発のステージ。

前夜、ヴィンチ観光所のフェイスブックで

村のピンクライトがアップされていたのを見て思い出し

部屋着のまま少年と夜な夜なヴィンチを散歩した。

静かなピンク色のヴィンチ村を見に訪れる

私たち親子のような人がちょびちょびいた。

今フェイスブックを見ていた人に違いないw

すでにヴィンチ村は盛大にセッティングされ

夜でさえ進入禁止なところもあった。




スタートがランチタイムということもあり

一目見ようと混雑が予想され、ヴィンチの学校は閉鎖された。

Giro d'Italiaのために学校が休みだと?!

少年はその混雑の中で友だちとはしゃいでいた。

選手と握手もした様子で、中一クンの思い出となるであろう。

少年の動画を見ると、すごい人が集まっていたことが伺える。

選手入場のコースも用意されていたようだし

舞台では選手一人一人チームで紹介されていた。

一人ニッポーニコ~と叫ばれていた日本人の選手もいた。

出発のカウントダウンは、数キロ離れたブドウ畑にも聞こえてきた。

出発から逃避的単独走行していた初山翔選手。

実況中継しているアナウンサーたちは

今日の強風でこの手段は適していない

勝てないリスクの方が強いですね~。でも日本人のことだから

作戦があるのでしょう。と伝えていた。

一回のステージに200km以上5時間以上走り続ける。

雨が降ろうと風が吹こうと競技は決行される。

行程や体調、天気次第で困難さに左右される自転車競技。

集団で走っていき、困難度の高いところで差をつけるようだ。

チームとなって作戦をくみ、邪魔をしたりしているようなのだ。

なんとなくわかってきたけど、中継を見ているのはつまらな過ぎる。

ステージのゴール地点はOrbetelloオルベテッロ

よく行くビーチの近くだ。あっちでも強風模様。

ブドウ畑も冷たい風が吹き付けていた5月も半ば。


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夕方、今晩のパンを買いにヴィンチ村に行ったが

今日の出来事が嘘のように、跡形もなく片付けられていた。

舞台やイベント用ピンクのテントは

次の出発地点に移動したのであろう。

残されていたのは、ピンクの風船。

イベント目白押しの寒い春も終わりのはずのヴィンチ村であった。




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ヴィンチの村民となった式典 BuongiornoPresidente!

みどりストリート StradaVerde da Vinci

熱いヴィンチに月染まる Festadell'Unicorno


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Domenica 19 Maggio in località Mastromarco

nel comune di Lamporecchio (PT)

ci sarà la manifestazione EcoMastro

come EcoVinci dello scorso anno.

La festa si concentra di parlare di ecologia.

Laboratori, mostre, prodotti riciclati, bici elettriche

giochi organizzati dai ragazzi, interventi, concerto...


Io parteciperò da espositore

dell'arte in materiale riciclato

sarebbe la carta pesta in carta riciclata.

Poi l'origine di questa manifestazione nasce

da una ragazza Svedese che ormai conoscete tutti.

Per questo, volevo collaborare con i bambini.

I bambini disegneranno “la natura come vuoi tu”

e io creerò le cornici in cartone riciclato.

Volevo dargli un' opportunità di pensare

di convivere con la natura

e di riciclare con fantasia nella vita.


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Dunque! Cerco i collaboratori👨👧 per disegnare.

Chi partecipa regalero' questa cornice con piacere.

Disegnate sul foglio A4 in orizzontale

con la firma sul fronte.

Potete consegnarlo ai generosi negozi seguenti:

Edicola a Vinci “Bazar Cinelli”

Via Giovanni XXIII, 7-11 Vinci

Negozio di abbigliamento sportivo

tuttoSPORT di VESCOVI

Via P.Togliatti,315 loc.Mastromarco-Lamporecchio



Consegnatelo entro mercoledì 15,

poi domenica 19 venite a visitare e ritirare

il disegno con la cornice!

Vi aspetto numerosi!


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三月、そのスウェーデンのグレータという現在16歳の女の子が

発端のFriday for futureという温暖化対策のストライキが

世界中で行われた日、私は身震いがした。

これだ、これだ。

と地球を守りたい人は思ったに違いない。

あれからグレータ嬢は特にヨーロッパではひっぱりだこであった。

しかし、彼女の意見が伝わらない報道陣や記者がいる。

残念な報道の仕方もあった。

伝える人は万人に伝わるように賢く伝えてほしい。

正しいことも、早くに気づかなくてはいけないことも

やはり全ての人に伝えることは難しいことが伺えた。


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昨年のEcoVinciのグループは

今年はレオナルド・ダ・ヴィンチ死後500年の一年を尊重して

すぐ隣の地方自治体は県外ということもあり

別の場所でやることになった。

グレータ嬢の意見は私たちと同じなんだから

温暖化がどうして起こっているのかを知らせること

国・・世界の大きな問題プラス

一人一人の物の見方や生き方を見直すことを

デモを通して訴えたいのである。



デモの内容は、ゴミ問題、プラスチック、環境保護

リサイクル、省エネ、再生可能エネルギーなどなど

エコロジーに関することをみんなで認識して

自治体に産業汚染の制限を厳しくしてもらう

反対にエコロジーへの取り組みに力を入れることの訴えである。

さらに、市民一人一人の暮らしの工夫や心がけでゴミが減ったり

なぜBIOなのか、の認識がわかるように表現できたらと願う。


no title - object - parte


私はリサイクルした紙の作品をストリートに展示することになった。

しかし今回は、未来が私よりもっともっとある子どもだちが

デモに参加するべきデモだから、私は子どもたちに

天国という名の大地

という主題で、ボクらの理想の自然を描いてほしいと考えた。

子どもが私に協力するのではなく

私が子どもに協力するという姿勢で

彼らの描く絵のために、リサイクル紙で額を創ってあげたいと想う。

一人一人に。一枚一枚に。

リサイクルした紙の裏に描いてもいい。

15分で描いたっていい。

額にいれて飾れば、なんでも素敵になっちゃうんだから!


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ヴィンチ周辺にお住まいの子どもたちへ。

ずっとママとパパと過ごしたい大地を描いてください。

紙のサイズはA4。横にして描いてください。

絵が描き終わったら、絵のほうに名前を書いてください。

その絵を↓の二つのお店か私に届けてください。

☆ ヴィンチ村の一軒しかない新聞屋さん

(Bazar Cinelli in Via Giovanni XXIII, 7-11 Vinci)

☆ デモが開催される街マストロマルコ地区のスポーツウェア店

(Tuttosport Abbigliamento in Via P.Togliatti,315
loc.Mastromarco Lamporecchio PT)



519()、スポーツウェア店の近くでEcoMastro

午後15時より始まります。

地域の小学生がプラカードを持って行進したりします。

なんと、ステキなプラカード作ったね!賞が表彰されるそうです!

その後、額に入った自分の絵を引き取りに来てください。

描いた絵が入った額をプレゼントいたします!



たくさんの未来のある子どもたちと一緒に地球を守ろうと

農業以外にもこんな形で応援したいと想います。




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原始作造II la seconda vita della carta

再生した壷たち la mia arte povera

ゴミとならないお持て成し Ekoe Firenze BIO


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あそこ、あそこ!白い家の次、黄色い建物のある白い部分!

イタリアの大統領Mattarella氏を招いて

オープニングセレモニーが数日前に行われてから

さらに訪問者が増えたように思う。

お散歩が伝統のPasquettaパスクエッタ(イースターの翌日)には

行列ができたほどだったそう。

私たち村民は無料なだけに(村民だから)是非閲覧しようと

少年といつもの田舎道を通ってヴィンチ村へ向かった。

村の入り口、ヴィンチ村が丘の上にあるだけに上り坂だ。

少年が後ろから押してくれる。

手を離すと、水の中から出るように体がずっしり重い。

少年の手は、プカプカと浮くように、ヴィンチ村へ導く。スバラシイ。


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何度となく訪れたレオナルド・ダ・ヴィンチ博物館

Museo Leonardianoムゼオ レオナルディアーノは特別展のため

二階がリニューアルされていた。

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたオリジナルのドローイングはどこ?

二階にありますよ。あとVia Romaの期間展示の方もね。

レオネルド・ダ・ヴィンチ博物館 ① Palazzina Uzinelli

チケットを購入する。

村の奥に入った建物の中にあるのでちょいとわかり難い。


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入ってすぐ、レオナルドが発明した戦闘機のコーナー。

ブロンズは溶け難いことから、ピストルに使ったそうだ。

銅を溶かすための溶解釜戸。うーむ。


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大きなガラス窓からはウィトルスウィウス的人体モニュメントのある

広場と目の前に広がるオリーブ畑が見渡せる。

ここから花火とか舞台とか見れたらなー。特等席である。

大窓ガラス後ろに振り向くと、ボクも鳥になりたいと夢見た

コウモリの羽を研究したコーナーがある。

展示品は模型だがDon't touch

しかしビデオでよく解説してくれているので、じっくり研究して欲しい。

これで科学が好きになること間違いない!


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さてさて、一度訪れた方は覚えているであろう

二階の自転車が発明されたコーナーだったろころにたどり着いた。

しかし、現在20194月より特別展が繰り広がっている。

レオナルドが研究していた水路についてを中心に

ヴィンチ村を囲む土地土地のスケッチ/ドローイング

フィレンツェのウフィッツィ美術館から2点お借りしてまでの

内容の濃い説明となっている。

先に進むと、レオナルド・ダ・ヴィンチがお隣の教会で洗礼を受けた

ここで生まれた記録が残された分厚い記録書が展示されている。

当時の500年以上前のものだと思うと感慨深い。

特別展は、特別な保存品なだけに、慎重に展示されている。

特に空調や遮光。そしてセキュリティー。いたるところに係員がいる。

この締め切った空間の大切なもの展示してます空気は

警備員が開けてくれる扉を出て吸い込む

外の空気のギャップでわかる。ふぅーと一息。


DSCN1494


前に上ったのはいつのことであろう。

少年が4歳ぐらいの頃であろうか

夫が少年を抱っこして撮った写真がある。

あの時は、家族揃って来た。家族で上った。

四月から十月まで上れる塔には、是非是非上ってみよう。

ヴィンチ村に来て、生家までの道と城の塔に上らない手はない。

こう村民らしくなってきた私にとって、ヴィンチの塔から眺める

ヴィンチ村とヴィンチを囲む景色は、とても新鮮であった。

ヴィンチの話題になると耳がそばだつようになって

ヴィンチが注目されていると、自分までもがワクワクする。

生まれも育ちもヴィンチではなくても、長いこと住人となり

子を育て、子を歩かせている村はもう私の村であり

家族の村なのである。

あっちにはMクンの家で、こっちにはBクンが住んでいる。

あそこにはGチャンの家で、向こうにはTチャンが住んでいる。

ガイドでもないのに少しずつ土地がわかってきた。

でもまだまだ歴史には疎いが。

いつも下から眺めていた教会と塔。

今日は、天辺からヴィンチを眺められたことに大満足。


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Via Roma(ローマ通り)の5
5日までといわれた特別展Hollarでは

新しくリフォームされた建物で開催されている。

こちらは最終日が延長されたそうだ。

きっと5月いっぱいまではやっているはずなので

こちらもオリジナルデッサンなど

ヴィンチでは見れない企画展なので是非お試しあれ。



それと!428()にはヴィンチ村は

レオナルド・ダ・ヴィンチイベントで盛り上がるそうだ!

詳しくは IL GIORNO DI LEONARDO 2019 をどうぞ。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

ヴィンチの村民となった式典 Buongiorno Presidente

レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館 ① Palazzina Uzielli

みどりストリート Strada Verde da Vinci


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