大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:効能

我が菜園にキュウリが並ぶ。

少年が日本語学習にジブリシリーズを次々見繰り返す。トトロのワンシーン、さつきちゃんが近所のおばぁちゃんの畑のキュウリをガプリと食いつくシーンが妙に印象深いようだ。

「ボクもキュウリに食いつきたい!」と菜園リクエスト。


キュウリの芽もナメクジやカタツムリは好物。

第一弾のポット内はほぼ全滅だった。

諦めず、第二弾のポットに再び3粒ずつ蒔き、双葉の次の本葉が出てきた頃、間引きせずポットを増やして株分けをした。
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ポットに一つの苗で様子を見る。
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そこで元気に育っているものだけ大地に植えるようにした。

雨がよく降った初夏後、夏開始の今、未だ水をやることなくドンドン成長している。

フシギと夏が来ると夏野菜も出来上がる。
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日陰はサマーベットでも置いてゴロゴロしたいぐらい気持ちがいいが、陽の下は暑い。

陽に当たると私たちの体力は消耗する。


キュウリには、水分で構成されているといっても過言ではない。夏野菜のキュウリの水分で体を冷やそう。

酒石酸(イタリア語でAcido Tartaricoアーチド タルターリコ)成分を持ち、ドンドン脂肪化する炭水化物の貯蓄を妨げてくれる作用があるそうなのだ!嬉しいダイエット野菜!

さらに、ビタミンABC、カリウム・鉄分・カルシウム・ヨウ素・マグネシウムなどのミネラル成分を多く含むそうだ。キュウリの利尿作用や浄化作用で体内をキレイにしよう。


小腹が空く頃キュウリを食べる。

少年、キュウリにトゲがあることを知った。

キュウリに食いつけない。

トゲをとってみる。
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ガプリ。

?ちょっと固い。(自力で水分補給させたためかもしれない。)

?ちょっと苦い。(成長し過ぎたかもしれない。)
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皮をむいてスティックでカプリ。

Oh!ヨーグルトチーズがあるではないか。

Oh!ホエィもある。漬け物だってイイ。


キュウリの潤いが垂れていた。
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6月も終わりに近い今日、*Biodinamicoビオディナーミコのカレンダーを見ると、*Luna Ascendenteルーナ アシェンデンテだった。地上にエネルギーが集まる期間。さらに、*Giorno di Fruttoジョルノ ディ フルットの日だと、うまみの詰ったおいしい実が収穫でき、暫くの間保存が可能だそうだ。

種からBiodinamicoのカレンダーに沿って育てたキュウリは、こうやって美味しくなる日に出来上がる。

無言の自然は、こうやって繋がっている。

私たち人間が鈍感なことにまた気付かされる。


*Biodinamicoビオディナーミコのカレンダー(Calendario Lunareカレンダーリオ ルナーレ(月のカレンダー:Metodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法))


*Luna Ascendenteルーナ アシェンデンテ(28日間のサイクルをする回帰運動中、天体の赤道から見て月が春分点(上降)側の約14日間:Metodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法))


*Giorno di Fruttoジョルノ ディ フルット(実の日。地球の周りで恒星運動をしている12の星座中、Arieteアリエーテ(牡羊座)Leoneレオーネ(獅子座)Sagittarioサジッターリオ(射手座)Fruttoフルット()に影響を与えるそうだ。地上の生体力では、Fuocoフオーコ(火=陽)に値する。)

早く実が成らないかなぁ。

もう少し実が成ってくれないかなぁ。


こうして実が成るのを待ち続ける間お花を食べる。

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お花の中央のおしべやめしべを取り除く。

我が家のトップは、おひたし。茹でずにノンオイルで(もしくは少量のオリーブオイルかごま油の手も!)ササッと炒め、塩か醤油で食べる。・・・といっても、お花はほんの数本だし、熱を通すと小さくなるので、私一人分だったりする。

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アーティチョークのオリーブオイル漬けとズッキーニのお花のおひたし。

次に、超シンプルパスタのAglioアーリオ(ニンニク) Olioオーリオ(オリーブオイル) Peperoncinoペペロンチーノ(唐辛子)などのときに加える。Acciugheアッチューゲ(アンチョビ)も加えると相性がイイ。

Frittataフリッタータ(オムレツ)に混ぜ込んで歯ごたえを楽しんだり。

お客さんが来たときには、Frittoフリット(フライの意だが、この場合は天ぷらと訳したい)にする。SalviaサルビアやタンポポもFrittoにし、カリカリとAntipastoアンティパスト(前菜)。ケラケラと会話が弾み、グイグイと冷えた白ワインがすすむ初夏。

お料理上手なMammaマンマ(ママ)がいるイタリア人の友は「お花の中にRicottaリコッタ(リコッタチーズ)を詰めるのよ~~~」と自慢する。

美味しそうだなぁ。


カボチャ科の黄色いお花は食べられる。

イタリアの各地でSagra del Fiore di Zuccaサーグラ デル フィオーレ ディ ズッカカボチャのお花祭りと題してカボチャやズッキーニのお花を使ったいくつものタイプの料理が味わえる。

Sagraサーグラとは、収穫を祝った祭りの意味がある。


ズッキーニ(カボチャも)のお花は、ビタミン(Vitamin ACB1B2B3B9)やミネラル(カリウム・マグネシウム・鉄分・カルシウム)リンがあり、免疫強化や浄化作用をするそうだ。

わぁぉ。生活習慣病予防に強い見方だ。

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朝一番、煌煌と咲いているお花をぼんやり眺めたら、ランチのお伴にもぎとる日々を過ごすVinciヴィンチ6月でありました。

春真盛りの五月、旬のCarciofiカルチョーフィ(アーティチョークもしくはチョウセンアザミ)が終わる頃でもあった。

旬が終わる頃の畑のCarciofiは小さく実る。
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最後のエネルギーが濃縮した柔らかいつぼみは、今季最後だそうだ。

このつぼみたちを集めて、Sott'olioソットォリオ(オイル漬け)にする。


栽培にあまり手のかからないCarciofiは、田舎の住人たちの畑の端に一列に居据わっている光景をよく見かける。増殖も簡単だそうだ。

そんな田舎の元農婦=85歳のおばあちゃんが、”ORA”オーラ「今」だ、ということを教えてくれた。

我が家の前の空き地に今や野生化したCarciofiのつぼみを拝借。

野生化しているから虫の住家ともなっているようだ。
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外側の皮をむく。先を切る。茎もとる。

この作業中、色が変化しないようレモン水に浸す。


酢を混ぜた水を沸騰させ、10分ほど茹でる。

つぼみを下向きにして、しっかりと水切りをする。一晩置いてもいいくらい。
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私は、ニンニク・自家製Peperoncini*ペペロンチーニSiciliaシチリアの友人のMammaOriganoオリガノを混ぜ、我が家ご自慢の自家製オリーブオイルで漬けた。
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最低二週間は漬けるそうだ。じれったい。

私は、オリーブの保存*は暗室・暗瓶と遮光を徹底しているので、アルミホイルで遮光した。

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やってみると簡単である。


こういった保存法は、旬でなくても楽しみが増える。

何もない時いざという時に重宝する。

Carciofiは、体にいい成分だってたくさんある。生活習慣病の予防にもってこい。

Fibre(繊維)Calcio(カルシウム)Fosforo(リン)Magnesio(マグネシウム)Ferro(鉄分)Potassio(カリウム)・・・などなど。 


ORA”だから今の内にいくつもこしらえようと思う。

 

Peperoncino*・・・ブログ『Peperoncinoペペロンチーノ』

オリーブオイルの保存*・・・ブログ『オリーブオイルの保存

おととし鉢でいただいたPEPERONCINO ACRATAペペロンチーノ アクラータ。料理では、乾燥させた実を使うタイプ。日本の唐辛子の鷹の爪に似たような。

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昨年は大きな雹でやられ、数本生き残った実の種を残し、今年の2月の終わり頃、種を蒔いた。

芽の出る確率は高い。間引きをしたり、本葉の出た根を分けたりして、鉢には一本に。

鉢植えも大地植えも、2015年の夏の猛暑にも耐えた。高温に強く低温に弱い植物だそうだ。

根は浅く張るようなので、乾燥に注意し水遣りを怠らない。水が足りないとすぐわかる。そしてすぐ蘇る。
 

害虫や病気にも割と強いようで、簡単にオーガニック栽培ができる。
 

調べてみると、発生しやすい害虫の一つに「テントウムシ」なんていうのもあった。テントウムシは害虫なのか?!テントウムシは、植物に着くアブラムシをムシャムシャ食べまくる役に立つ虫で、私は養殖したいくらいだ。しかし、カメムシも発生しやすいそうなので、要注意。
 

どの植物も空気の通りを良くするために混み合っているところを間引きすることを勧める。その間引き作業中の若葉は煮ると美味しい、なんていう情報もある。お試しあれ。


このPEPERONCINO ACRATAペペロンチーノ アクラータ、白い花は恥ずかし気に下を向いて咲き、実は自慢気に上へ向かって実る。その実は、小さい緑から始まり黒へと変わり、最後にはイメージ通り赤と成るのである。
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赤く色付いたものから収穫し、乾燥させる。枝は折れやすいので、手で千切らずハサミを使うことを勧める。


PEPERONCINOペペロンチーノは、発汗及び強心作用、胃腸を刺激し食欲増進。食欲が落ちる夏にはより効果がありそうだ。暑い国の人は、汗をかいてでも食べるんだから生きていく上での一つの手段なのであろう。今後の世界は暑くなる傾向にあるのだから、彼らを見習っていこう。

体脂肪を燃焼させる辛味成分カプサイシン。ひとふりふたふりして肥満予防!


辛いモノ好きの私は、自分のお皿に直接ハサミでチョキチョキ細く切って乾いた辛味を味わうか、しばらくオリーブオイルに漬けてOLIO PICCANTEオリオ ピッカンテ(唐辛子で辛くしたオリーブオイル)をつくってしっとりした辛味を味わうか。


じつは友人の肩身となってしまったこのPEPERONCINOペペロンチーノ。

来年も再来年も子孫を残し栽培し続けようと想う。

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