大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:収穫

農主の親戚である大家族一家のブドウの収穫を手伝う。

Uva in Carrello


五月のブドウの開花時、雹が降った。

2014年の嵐の時のように、雹が舞った竜巻は、通りをつくった。

通りには、ブドウは成らなかった。

通り以外には、満足のいくブドウが成った。

dal Carrello al Deraspatore


一家の収穫は、親戚一同だから、大賑わい。

子供の習い事、学校のこと、村のこと、村人のこと、仕事のこと、経済のこと、政治のこと、治安のこと、病気のこと、天気のこと、ブドウのこと・・・いろんな会話が飛び交う。

日本人は、仕事中におしゃべりはしないだろうから、なかなか慣れない。

私は聞きながら一緒に笑い、相槌を打ち、問われたら、そりゃぁ私だって会話に加わる。

それがランチの時もずーっと続く。四六時中しゃべっている。

Vendemmiatori


しかし、作業は早い。

子供の頃からずぅっとブドウの収穫をしているからであろうか。

Mosto di Trebbiano fatto in campo!


一家のブタたちはゴロゴロし、一家は賑やかに大鍋を囲んでパスタを茹でたりお肉を煮込んだり。

i maiali dormono


一家自家製の
Prosciuttoプロシュット(生ハム)Salameサラーメ(サラミ)など添加物が一切入ってないので、安心して食べられる。

おまけの我が少年は、このProsciuttoだけで十分なようだ。

美味しい。

ホンモノの味がする。

Prosciutto fatto in casa


ランチの後には必ずフルーツとデザートが用意されている。

私は毎日お腹一杯で太ってしまった!

Torta con l'Uva


一家のブドウ畑から
Cerreto Guidiチェッレート グイディ(ヴィンチ村から5km離れた隣村)村が見渡せる。

Vista Cerreto Guidi da Vgna Vecchia


さらに横を見ると、丘の天辺にある教会が正しくもトスカーナのイメージ。

この教会と丘は、どの空にも合って風情がある。

私の好きな丘。

Vista Chiesa di San Zio


向うの雲が怪しい。

雲と雨がいたずらのように、私たちを困らせた。

傘まで用意して、雲のいたずらに対応した。

Mosto Bianco


一家のブドウの収穫は、大雨前に一家の熟練が効いて、無事終了した。

Uva Bianca ma Color Rosa e Vendemmiatori


夫は、農主と
Rimontaggioリモンタッジョ(赤ワインのみ黒ブドウの皮を濡らす撹拌作業)を交代で始めていた。


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Viticoltura Biodinamica Modernaヴィティコルトゥーラ ビオディナーミカ モデールナ(ブドウ栽培現代バイオダイナミック農法)ブドウ農園の畑の一部は世代交代したため、白ワイン用の白ブドウが足りない。

Brilla Uva


キラキラ輝く朝日の光と共に、同じく
Vino Biodinamicoヴィーノ ビオディナーミコ(バイオダイナミックワイン)を造る仲間のブドウ畑のMalvasiaマルヴァシーア(白ワイン用の白ブドウの一種)を収穫に行った

Luce di Mattino


戻って、農主の畑では、あるったけの白ブドウ
Trebbianoトゥレッビアーノ100%(白ワイン用の白ブドウの一種)を収穫。

トラクターのカートは黄金色に輝いていた。

Trebbiano!


カラカラに乾いた大地は、ほんのちょっとの雨では動じない。

どこかで雨が降っているのか、ものすごい湿気が襲ってきた。

こちらにも来そうだ。

un pochino piove


湿気は粒となった。

しかし、どしゃぶりの雨にはならず、またカラカラの大地に戻った。

Giuggiola


畑の横に、
Giuggioleジュッジョレ(ナツメの実)が成っている。

コレは大きい。

味はリンゴだけど、歯ごたえがマットな感じだから、あまり好きではない。が、コレはイケる。

午前のブレイクにカブリ。

喉が渇いたら、ブドウをカブリ。

Vespaヴェスパ(スズメバ)たちも喉が渇くと、ブドウの果汁を吸いに来る。

Segno di Vespa


今年は旱魃のせいで
Mostoモスト(ブドウの果汁)が少ない。

欲張らず、リクエストに追いつかないVino da Tavolaヴィーノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン)に専念する。

Siccita


旱魃にも負けず、うっとり見とれてしまうほど色も形も味も良い
Canaioloカナイオーロ(赤ワイン用の黒ブドウの一種)

Canaioloは、Uva Donnaウーヴァ ドンナ(女ブドウ)とかUva Bellaウーヴァ ベッラ(美ブドウ)とも呼ぶそうだ。

農主は「きっと男が名付けたんだろうね。見てごらん、こんなに美しい。」

Bellissimo Canaiolo che colore!


Canaiolo100%
を積むトラクターのカート。

Canaioloは、セレクトワイン用の貯蔵庫へ運ばれる。

100% Canaiolo


Canaiolo
のブドウの果実の味は、そのままワインへ変化する。

添加物が入らないワインとは、こういうことであろう。

熟したブドウの味を収穫時に味わえることは、Vendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)のおもしろいところである。

Canaiolo Bello


ランチでは、毎日最高のおもてなし。

今年の収穫を祝う。

Cinghiale in Umido e Sangiovese 100%


イノシシ狩人の農主の母がこしらえる
Cinghiale in Umidoチンギアーレ イン ウーミド(イノシシの煮込み)の右に出るものはいないだろう。

90歳の味がしかっりしみこんでいる。

息子が造るSangiovese100%サンジョヴェーゼとピッタリ。

Sughero BIO


翌日は、滅多に食べれない
Cinghiale Frittoチンギアーレ フリット(イノシシのフライ)

イノシシと対抗にConiglio Frittoコニッリオ フリット(ウサギのフライ)も。

農主の母は、何をつくらせても完璧につくる。

イノシシのワイルド感はお母様の上品な仕込みにかなわない。

美味しかった!

フルーティ感のあるTrebbiano100%やフレッシュ感のあるCanaiolo100%によくあった。

一つ一つ味わい収穫したブドウたちを想像しながらワインを頂き、食を堪能する・・私には完璧な味わい方である。


私が一年間お手伝いするブドウ農園のブドウの収穫は、天候の問題もなく、無事終了することができた。


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Vermentino in Vigna


2017
831
日、ヴィンチの大地では、ブドウの収穫が始まった。

Alba


収穫の初日は、朝の日の出と共に始まった。

少年も日の出の光と待ちに待ったブドウの収穫に胸を躍らせた。


Capello da Contadino sul Tino Antique


Viticoltura Biodinamica Moderna
ヴィティコルトゥーラ ビオディナーミカ モデールナ(ブドウ栽培現代バイオダイナミック農法)の農主は、どうしてもコレとコレ、アソコとアソコの収穫をしてしまいたい。

Vermentinoヴェルメンティーノ(白ブドウの一種)は、もう少し熟れてからでもいいかもしれない。しかし、昨年一般的に熟れた状態で収穫したときのブドウを使った白ワインが納得いかない。

いやぁ、それでも甘くて美味しい。私は言うことない。

Uva Nera in Vendemia


日当たりの良い丘の上部のブドウたちを収穫する。

翌日から雨予報がチラホラ入っている。濡らしたくない。

雨が降ることで、またブドウのアルコール度数が変化する。

Sangiovese su Viti


ブドウたちは、旱魃の中、自力で生きていた。

果皮は厚く、果肉や果汁は最小限に。

実の周りの葉は、水分補給を手伝った。

病気もせず、彼らは身を寄せて成っていた。

Vista Panoramica Collina di Cerreto Guidi


昨年、長老が亡くなった一家の収穫も同じく、こだわりたい土地のブドウの収穫をする。

もうこの日は、夏の終わりを告げた風が吹いていた。

Coniglio in Umido e Verdure Cotte Vino Bio Salame fatto in Casa


ブドウ農園一家のランチ
では、一家と収穫仲間で賑やかにテーブルを囲む。

パワーのつくお肉料理とジェニュエンなワインは、農家の最高なおもてなしだ。

ウサギの煮込みと野菜の付け合せは、赤ワインに合い、午前中の疲れを忘れさせる。

一家手作りの生ハムやサラミは、格別である。

午前のお茶の時間にも生ハム&サラミのパニーニでもてなされた。日の出前の簡単な朝食では、お昼までもたない。飛びついたブレイクであった。

Scheletro di Uva


収穫をすると、すぐに果汁を搾り出す。

白ワインは、すぐに圧搾し、果皮を取り除く。

赤ワインは、果皮のチカラをしばらくお借りする。

Vino Biodinamico in Cantina


こうして、天候や熟れ状態、経験にあわせて収穫を実行していく。

ブドウの収穫は、清らかな風と清らかな光の中、しばらく続く。

Prima Raccolta di 2017


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一肌脱いだ果皮たち Svinatura

ブドウの果皮のちから Rimontaggio

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畑の角にあるイチジクを、家から庭から毎日毎日眺めていました。

まだかな・・・できるかな・・・大丈夫かね・・・

Goccia di Fico


初夏から猛暑のヴィンチのイチジクは、急に膨らんで落ちてしまいました。

その後、小さな実たちは枝につかまって、膨らみ始めました。


Albero di Fico


イチジクの樹は、イチジクの森ができています。

大きな葉は、実を守ります。

そんなところは、ブドウと似ています。


Foglie di Fico 3


今、まだまだ続く夏のヴィンチ。

生き残った実たちは、熟れてきました。

中は赤く、甘味が目に飛び込んできます。


Foglie di Fico 2


おやつに。


Merenda


アペリに。


Fico con Proscuitto Crudo


乾燥イチジクも!

水分が抜け、成分が増し、保存食にはもってこい。

保存食になるのか、少年はもうつまみ食い。


primo giorno essiccare


イイ感じです。

次の収穫は、恒例のジャムつくり。


Proviamo i Fichi Secchi


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イチジク Fico

花の脱衣 CiaoPetali

芽生える Nascere

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子供の手でも握れる小さなナシ、Pera Cosciaペーラ コシャ

Pere Coscia

管理しているオリーブ畑にある。

この冬、オリーブといっしょに剪定した。

Albero di Pero

果実は、2年以上の枝のDardoダールド(果台枝)(写真↓)から成る。

下へ垂れる枝は、熟そうとしている枝なんだそうだ。

上へ伸びる新枝を剪定する。使えそうな若僧は残す。

樹の中心に、風通しの良い空間をつくる。

下へ垂れ過ぎる老いていく枝は、長さや空間を見て剪定する。

写真↑の、樹の中心にある上へ伸びている枝は、剪定後生まれ成長した枝である。

ナシとリンゴは、同じ果樹剪定と学んだ。しかし大まかには、オリーブもブドウも植物学は似ている。彼らの生き方がなんとなく理解できると、全て繋がっていることもわかる。

Dardo

店で売られているこの小さなナシは、黄色みがかっている。

赤いホッペになってきたら、ちょっと緑でも食べれる。

私は、最高に熟した柔らかい甘~い頃よりも、一歩手前のさっぱりと背伸びした頃の方が好きである。味も懐かしい日本のナシに似ている。

Mangio non troppa matura

同じ時期にどっさり採れる。

風が吹くと、落ちていく。

早めに収穫して、生で食べて、後、保存はジャムにしようと思う。

ジャム作りも面倒だが、一度作れば、用途がたくさん。

Tante

大地に移植しようと育てている鉢植えのビワの葉に、こんな幼虫が、せっせこ若葉を食べている。

黒い者もいれば白い者もいる。緑もいればカラフルもいる。

このカラフルで体にいろんな武器でも装着してるような幼虫は、どんな成虫になるのだろう。そのまま私のビワを食べさせることにした。

un verme colorato sulla foglia di nespolo

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花の脱衣 CiaoPetali

コロコロ洋ナシ PeraCoscia

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