大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:音楽

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近頃、ヴィンチの保存食品会社の生産部門の工場内で
私は汗だくになりながら働いていた。

瓶詰するための殺菌や圧迫させるための蒸気と熱でムンムンしている。

仲間たちは、暑い暑いとぼやくし
年金退職に近い人たちは、早く辞めたいと耳が痛くなるほど嘆く。

私は、ついこの間まで太陽の下で歩き回っていた。
そして、またブドウの収穫に精を出すつもりだ。

いつの頃からか、暑いのはやっぱり体が重くなるけれど
汗をかくことがあまり気にならない。
額に汗が流れていても、鼻の下が汗で粒々していても
体中汗びっしょりでも、臭くても
作業中は、あんまり気にならないのだ。
むしろ汗をかくことはいいことだぐらいおもっている。

工場内は、騒音と共にだるい暑さでシャキッとしない。
そんな中、眠くなるような退屈な作業もあれば
私は一人駆け回っていたりする作業もあった。

どの作業も簡単だけど、どの仕事も機転というのは必要だ。
暑いからとウダウダしていられない。
必要としてくれるのならば、どんな作業でも
はやく覚えてはやく自分一人で動きたかった。
だから暑さにかまう気持ちはうまれなかったのかもしれない。

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仕事が終わる夕方は、大地も風も太陽も一番暑い時間なんじゃないか
メラメラモワモワと、スクーターで走っていても
ちっとも気持ちがよくないほどシャキッとしない。

家は10時半ごろ全部窓は閉めるよう、留守番の青少年に言っている。
だから帰宅する頃は窓は閉まっていて熱風を遮断しているので
ひんやりとはしなくても、外気温との差は感じる。
大きな窓が一つでも全開しているだけで
その差は出るので、疲れていてもわーわー青少年に文句をいう。

暑いけれど、ここで冷房なんかいれたら、もっと暑いだろうと思う。
というか、そこから動けなくなるだろうし
つけっぱなしになるだろう。体を甘やかしてはいけない。

というわけで、家にいる時は
どちらかというとじっとしていることが多い家族である。

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しかし、休みは週末だけだ。
暑かろうが、とっととやらねば洋ナシは痛んでしまう。

ごっそり収穫した小さな洋ナシPera Cosciaを猛暑中天日干ししたり
今回は、コッチョリーノの大きな土鍋さんでジャムつくりを
3回立て続けにこしらえた。

ハチミツ500gの瓶が20個ぐらいできた。
このサイズで保存しておくと
ジャムをのせたタルトをつくるとき、ちょうどいい量なのである。

簡単に洗って、荒く皮をむいて、種をとって
レモン汁をかけて砂糖はスプーン10杯約200gを加えて
攪拌機など使わず煮込むだけ。

私は大きく実が残っている方がデザート感があって好きなので
自然に崩れていくことを待つ。

水分が多いので、蒸発してねっとりするまで
結構な時間がかかったもんだ。

ガスをつけっぱなしの熱がこもらないように
うるさいけど換気扇はマックスに。。。

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タルトに使わないときは
こうやってヨーグルトの汁を切ったギリシャヨーグルトに合わせて
こってり食べるのが好き。

ヨーグルトの汁はホエイで
プロテインなどの栄養分があるので捨てない。
使い方は様々あって、固そうなお肉を柔らかくするために漬けこんだり
肉の料理にお酒のところをホエイを使ったり私はしている。

ピッツァの生地つくりにビール酵母を使うとき
水の代わりにホエイを使うと発酵を促す効果があるので
そこにも使っていたな。

この暑さでオーブン料理は控えていて
自家製ピッツァはしてない。
夏野菜をトッピングしたいのに残念。

それでもジャムつくりは暑くたって
コトコト煮込むのである。
ねっとりしてきたときの嬉しさといったら。

はやくオーブンが使える涼しさになったら
ジャム入りタルトをつくって食べたい。
ジャムつくりの根気なんか忘れて
あっという間になくなる美味しさ。
涼しくなるのが待ち遠しい。。。

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猛暑、激暑、酷暑、極暑、災暑...
どの言い方があっているのだろう。。。
そんなものはどうでもいい
暑い、暑い、とにかく暑いのだ!

夜というのか夕方というのか、まだ日は落ちてない20時頃
セントラルヒーティングのデジタル気温計は
日陰35℃をさしていた。。。

その気温計の日陰31℃になったら
家中の窓を全開するようにしているのだが
20時過ぎても窓が開けられない。。。

そろそろ開けないと、息が詰まってくる。
なるべく火を使わない料理をしたって
においはだんだん充満してくる。
北側だけそろそろ開けることにした。

で、夕飯を食べるときには、暑かろうが窓を全開にして
外で食べてる気分だけ味わう。
西日にサロンや庭があるデメリットは
なんと、真夏なのである。。。

友を呼んでの会食は、夕日から夜にかかって涼しくなるが
家族の夕飯にかかる時間は、15分だ。
庭があって藤棚があってよしずもあるしテーブルも椅子もあるが
今年は、いまだかつて外で食べていない。
暑いのと、夕日の頃は蚊が飛び回るからだ。

我が家は、大きな窓をいくつも、良いのか悪いのか西側につくった。
家の中にいたって、なんとなくテラス気分は味わえる。
サンセットテラス。。。

その夕日を眺めながらの食事をしていたある日
落ちていく太陽は燃えるように赤く
霧のような煙の中に浮かんでいた。

全国ネットでも州ネットでもニュースで確認したところ
トスカーナでも住宅に近い大きな山火事があった煙が
風で北トスカーナを覆っていた。

我が家の近所でも、きっとタバコのポイ捨てであろう道路脇が
野暮火事で黒くなっている箇所が点々とある。
消防車のサイレンも頻繁だ。

ヒトへも節水中なのだから火を消す水こそ節水したい。
こう干ばつで草木が乾燥してきて燃えやすいこと
良いのか悪いのか風はあって、火が飛びやすいので
とにかく私たちの行動をまず気をつけること
と消防隊員は静かに話す。
摩擦など自然発火もありえるので注意しましょう
ということだったが、狂った放火魔にも目を見張らしたいところだ。

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この暑さは、2003年以来とニュースでもあちこち耳にする。
私は、20年以上イタリアに在住するが
2003年以上だとおもう。
だって5月からずーっとだ!
んで、今のところまだ猛暑は終わる気配がない。
少しでも雨が降ってくれれば。。。

2003年の猛暑の記憶があるのは
7月に口頭試験(外国人用)の普通運転免許を取るってんで
あの頃は二人暮らし用のアパートを探している最中で
夫の実家の夫が過ごした子ども部屋に転がり込んで
3ヶ月ベットの上で猛烈に毎日毎日そして一日中
ずーっと勉強していたものだった。

夫は仕事に行っていて、私は閉じこもって勉強するが
義母が、隣の夫の弟の部屋の窓を開けたり
各階にあるトイレ付シャワールームを掃除しに来たり
というわけで、毎日ある時間になると顔を出し
姑と嫁のおしゃべりがはじまるのである。

そこでよく義母の生まれ育ったバジリカータ州の山奥の生活
もし家を建て直すとしたら...の夢の話
今は亡き義父の愚痴
を聞いていた。ときには3時間越えのときもあった。

義母は外出をしない人であった。
でもおしゃべりをしだすと止まらない。
嬉しそうだったし、私も山の生活の話は
想像をしながら聞け、まるで映画か本の中のようで
勉強の息抜きをしながらも楽しく聞いていた。

きっと、息子以上にいろいろ話をしてくれたかもしれない。
親子って、そうそう話をしたりしないものね。

あの時、おしゃべりができてよかった。
今義母は、山の方のプライベートのグループ施設で
なんというのだろう...仲間とケアの方たちと暮らしている。

そう、その夫が過ごした子ども部屋は3階の西側にあって
午前中涼しいので義母は用を済ませに来ていたのだ。

午後、お昼ご飯の後ぐらいから猛烈に暑くなる。
シャッター風の雨戸を下して、窓は開けっ放しにしていたが
それがいけない...まだ若かった...
熱風が充満する中、私は汗だくになりながら
午前中勉強できなかったことにちょっと後悔もしながら
過ごしていた2003年の夏なのである。

久々のマニュアル車に緊張プラス猛暑で、手のひらは汗でびっしょりだ。
タクシードライバーのように白い軍手を買ってきてはめて
後ろのガラスに P と手描きのA4サイズの紙を貼って
練習していたのをよく覚えている。
Pとは、Provaプローヴァ この場合 練習中 の意。

ちなみに、その当時のイタリアでの普通運転免許取得の話をすると
年によっては、日本の免許書をイタリアの免許書に交換もできたそうだが
私は、ときどき日本に帰国したかったし
そのときには、身分証明書としても使いたかったので
実際のところどうなっていたのかわからないが
日本の免許書は失いたくなかった。

それまで毎回の帰国で国際免許を発行してもらっていたが
一年ごとの更新であったりとそれはそれで面倒だったし
移住の意思がかたくなってきていたので
イタリアだって身分証明書としても扱われる普通運転免許書を
取得することにしたのである。

交換制度は2003年にはないものの
外国人は、百問三択していくペーパー試験ではなく
口頭試験で、イタリア語だけれども自分が言えるレベルで
答えていく方法であった。
しかも一人ずつ呼ばれて試験をするのではなく
そのときは、アフリカ人の男性と一緒だった。

アフリカ人の方も私並みのイタリア語だったと記憶する。
でも、私ほど用意してなかったのだろう。
間違いが多かった。

私はなにしろ日本人なので(!)暗記の仕方がニッポン人流だ。
口頭試験なのに、問題集やテキスト本をほぼ丸暗記している。
あ といわれたら い とすぐ返せるのである。

2,3問出して答えるスピードと正解力があれば
5問ぐらいで終わる。
間違ったり迷ったり悩んだりしていると
チャンスをくれているかのように何度も質問される。
が、そのアフリカ人の男性であった。

彼が合格したかどうかはわからなかったが
口頭試験の次は、実技試験だ。
個人で応募しているので
個人でブレーキが両座席にある専用の車を手配して
それで試験をしてもらうのである。
当時、その専用車のレンタル費用は80ユーロだった。
よく覚えている。ちょうどリラからユーロに変わった頃あたりで
なんだか忘れられない。

この普通免許は、125㏄までのバイクや普通自動車が運転できる。
更新は、10年ごとの誕生日。
簡単な目の検査と質問診察、目当てのお金を払って、おわり。
免許センターとか警察での更新ではなく
自動車学校とかでの更新だから、値段もまちまち?!
あぁイタリアよ。

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私は家からスクーターで15分のところに今勤務している。

朝、丘の上はうっすらピンク空で満月が涼しい顔で浮かんでたりする。
さらに朝顔みたいに涼しい時間に涼しそうな色で咲くチコリが満開だ。
スクーターだからけっこう分厚いジャケットを着なければ寒いほどだし
視界からも涼しくなる要素がいっぱいあるのである。

帰りは、熱が大地からモワモワと体に当たり
絵を描くならオレンジ色に塗りつぶしたくなる暑さだ。
早朝と午後で20度差はありそうなほど。

何度もいうが、午後、猛烈に暑いが、風は吹く。
だから乾燥しているので
アジアのような30℃で汗が噴き出す蒸し暑さはない。

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そうだ、7月といえば、小さな洋ナシPera Cosciaの季節だ。
ちょっと緑の内に食べると
さっぱりしていて日本の梨風味だと私はおもう。
熟してくると塩系のものとマッチする甘さが増して
噛み応えも柔らかく、その塩系の例えばチーズなんかの邪魔にならない。

管理しているオリーブ畑の中にあるナシの樹を見に行くと
わんさか成っている!
これは、はじめての出来なのではないだろうか。
実は大きくて豊作だ。

農業士養成講座でじつは果樹も習っているが
ブドウやオリーブほどではなく
それでも、実が成る芽と枝を教わった。

冬の剪定のときに、上へ向いている徒長枝を除去し
下へ垂れさがろうとしている枝を残した。

下へ垂れさがるということは熟そうとしている枝なんだそう。
だから確実に実はなる。
実のなる枝はオリーブのように3年ぐらいかかる。
それは芽をみればわかる。
そのへんは、リンゴと同じで、同じ剪定でよいのだそうだ。

日の当たりの良い実は、赤くまでなっているが
裏を見るとまだ緑だったりする。
全体的に緑なので、それでも薄黄色がかったものを選んで
洗ってそのままスライスして、干した。

イタリアのレシピには
スライスして茶色くなるのが嫌だったら
レモン汁をかけるのも一つの手段だそうだ。

しかし、レモンのすっぱさがやっぱりうつっているので
それはもう好みの判断であろう。

一日天日干ししただけで、もうカリカリで小さくなっていた!
翌日の極暑の午後もう数時間干したけど
干せば干すほど固くなるので、この猛暑には
あとは、家の中でそのままザルの上で
つまみ食いをしながら乾燥させて瓶の中で保存。

噛んでいる内に甘味が出てきておいしい!

ドライにするメリットは、保存だけでなく
ビタミンやミネラルが生よりぐんと上昇することだ。
まさしくも歳を取るにつれて必要な成分。

オーブンや乾燥機でやる方法ももちろんあるけれども
この猛暑、激暑、酷暑、極暑、災暑にやらない手はない。

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日曜日の朝
早く目が覚めたのでそのまま起きることにした。

日が煌々と東の丘から顔を出した様子だ。
トイレの窓から向こう側をのぞきこんだ。

空気がキンと冷たく日中の暑さが嘘のようだ。
半袖半ズボンではいられない。

昨日の台所のきれいな排水がたまっていたので
少ないけれど畑のトマトに水分補給しに行った。
トマトが少しずつ赤くなってきている。
今日食べてみよう。

しかし、毎年この調子で干ばつのような夏ならば
トマト栽培をやめようとおもいはじめた。
野菜たちは農園に任せればいい。
我が家の土地には、水やりを必要としない
自生できるような果実の樹を植えたいとおもった。
薬草でもいいな。

庭のコンポストにVespa(スズメバチ)が
巣をいくつも作った様子だ。
私は虫刺されアレルギー
(人より皮膚の炎症度が高く痕に残りやすい)だし
刺されるとそいいうわけで面倒なので
刺されても気づかないほどの虫鈍感の夫にいかせた。
が夫は、コンポストの蓋を開けっ放しにして
Vespaに嫌がらせをしていた。

そのVespaの巣をよく見ると
Vespaたちが巣にへばりついて眠っていた。
いつものように動いてなかったので
あれは眠っているのだろう。

ということは、ラベンダーを寝床にしている
Bomboという太っちょのハチも
まだ眠っている時間だろうと見に行くと
やっぱりラベンダーにしがみついて眠っていた。
いとおしい。

虫たちは、気温で目が覚めるのか
日の傾きで目が覚めるのか、よくわからないけど
虫だって眠ることだけはわかった。

生き物には休眠は必要なんだね。
当たり前だけど。
私たちもぐっすり眠らないと翌日がんばれない。

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雨が降らなくたって
勝手にフェロモンだして勝手におもてなしをしている
ラベンダーの収穫を、虫たちには申し訳ないが
今日、収穫しようと思う。

ラベンダーは、成育も香りも効能もいいので
収穫したら、2週間ぐらい陰干しして
肌用にオイルに漬けたり
石鹸をつくるときにラベンダーを煮出して混ぜたり
それでも余ったら、ポプリにしてタンスの虫除けにする。

恒例になったラベンダーの収穫は
花が半分咲き終わった頃
六月の終わりから七月頃に収穫する。

気候変動していても
ラベンダーは通常通りだ。
呆れるほど強いハーブ。

今や私一人で収穫し、束ね、干し
写真を撮ったり。。。
家人たちは各々に好きなことをしている。

ラベンダーに集まる優しいハチにたかられても気にならない。
ラベンダーは、勝手に成長してて、勝手に放出して
そして私のすべての癒しだ。
だから自分の誕生日の今日収穫しようとそれまで待った。

この一株のラベンダーは、息子が4歳の時
私の誕生日のとき、夫と選んで贈ってくれたものだ。

ラベンダーは8年ぐらいで植え替えと聞いていたが
なんのその、もう十年以上経っていいる。

必要に応じた春の剪定と、毎年の花の収穫は
案外ラベンダーの長生きの秘訣なのかもしれない。
それと、ヒトのスピリトがわかるのかもしれない。

Raccolta

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そう、今日は私の誕生日なのだけれど
この特別でない「ふつう」に過ごしたかった。
毎年何をするわけでもないけれど
今年に限っては「ふつう」意識が高い。

過去を振り返らないなんて言う人もいるけれど
私は何度も何度も振り返って
何にぶちあたって何を学んできたのか考える。

自分の選んできた道というかコトを考える。

考え出して見つめ直してると
これが人生なんだな。。。と感慨深くなる。

波乱万丈な20代前半を機に
とりあえず生きてきたし生きてこれた。
これも頑張り屋の夫の支えが大きい。
どんなにケンカしたって夫がいなかったら
私は自由っぽいような生き方はできなかっただろう。

それでも選択の中に諦めもいっぱいあった。

子を一人で歩かせられないイタリアの生活は
実親だけで管理するのは大変だった。
何度もおじいちゃんおばあちゃんがいるところはいいな
とおもった。

ようやく我が子も成長し
私もフルタイムで働けるようになった。

でもいざフルタイム労働がはじまると
嬉しさのあまり緊張して生活リズムが狂った。

可笑しい。
これも人生なんだ。
狂うから..体が反応するから..調整していくのだ。

今までと同じように
今の生活と今の現状と今の社会にあわせて。

私がイタリアにきた頃
そしてアレコレ四苦八苦してる頃
はたまた夢を描いたり自由っぽく生きてる頃
別の人生では、ずっと同じところで
ずっと同じ職場で生きている人がいる。

フルタイム先であと3年で退職という人がいた。
17歳からずっとこの会社にいるって人がいた。
38年間ずっと同じことをしてきた人がいた。
すげーな。

これがいわゆるふつうなんでしょうけど
自分に起こったこと自分で選んできたコトを振り返って
ずっと同じところでずっと同じことをする生活は
私にはできたであろうか、考えさせられた。

でもこの人にはできた。
私もこの人のように
同じところで同じことをしなければいけない
と思うようになった。
今さらだが。

私はきっとイタリアで老後を送るかもしれないと想像した。
だからイタリアの生活に本気にならねばいけないとおもった。
日本人である特別を排除して
イタリア人と同様に生きていかねばならないとおもった。

だからいわゆるふつうな生活を
実はそれが覚悟がいるほどのコトで
また選択のときにぶちあたった。

これが人生なんだな。
アナタとワタシ、全く違うけど
これが人生なんだな。

必要に応じた選択と、毎度学びの収穫は
長生きするための秘訣なのかもしれない。
ヒトのスピリトがあるまで人生は続くのである。

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ヨーロッパ中、まっかっかに表示された熱波は
イタリアよりフランスやスペインの方が暑い
とニュースのインタビューで旅人が語る。

イタリアも負けずに暑いが、なにより雨が降らない。
こうも雨が降らないとだんだん深刻になる。
農業も工業も家庭も節水がはじまったところがあるそうだ。

我が家の庭や畑はだからあまり水を必要としない
植物を植えている。

ラベンダーは少し早めに満開期で
虫たちがラベンダーにたかっている。
太っちょのBomboというハチは
夜ラベンダーに抱きついて眠る。
早朝、そのじっとラベンダーにしがみついて
眠っているBomboはいじらしく
そっとしておきたくなる。

唯一畑で育てているトマトも
あまり水を必要としない野菜で
刈った草を敷き詰めて日除けし、少しでも朝の湿度を保ち
ゆっくりゆっくり...うーん、ゆっくり...成長している。

鉢植えで育てているバジリコやパセリ、ニラだけは
水が数日おきに必要だが、野菜を洗った後の
きれいな排水を与えている。

トマトにもきれいな排水を列ごとに日を変えて
与えたりしている。

私たちは普段、節水生活を心がけているので
今にはじまったことでない。
節水もリサイクルも節約も習慣化すれば
不意に訪れる危機に、割と対応しやすいと
歳をとるにつれて、納得がゆく。

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激暑でも、あえてその暑さを感じに
オリーブ畑を歩いてみる。

夫はずいぶん綺麗に草を刈ったもんだ。
火災を防ぐためにもできるものなら畑の主は草を刈ること
田舎の暗黙の了解だ。

この暑さと干ばつで、やっぱりオリーブの実が
せっかく結実したのに黒く枯れちゃっているのもある。

気候が原因か、たっくさんの花を咲かして
結実の許容量を越えたために
自ら実を振り落としているのか
よくわからない。

観察していて気がついたことは
葉がたくさんあって生き生きしているところは
実をつけていて
葉が少なかったり葉の大きさが小さいオリーブの品種には
実がまばらだったりしている。
降水量が無い分葉の役割が左右した結実期だったようだ。

こういう結実期の干ばつ時に灌漑設備があると
いいかもしれない。
セミナーでよく耳にする項目だ。
温暖化には仕方ない人工に対応する部分なのであろう。

オリーブ畑の小さな洋ナシが今年はたわわだ。
自分の剪定にうっとりしてしまう、こうたわわだとw
洋ナシは剪定だけして自生し実がなる。
オリーブも同じく。
畑の仲間だ。

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6月のちょうど満月に近かった頃
となり街(Empoliという名の)に用事があって出向いたとき
街だけど、もわ~んと甘い香りに気がついた。

街路樹を見上げると、まばらに黄色く花粉が降り注ぎそうに満開だ。
イタリアではよく街路樹に使われるリンデンの樹は
植えれば自生し、夏には緑で埋まり冬には日差しを送る
ヒトや街にも丁度良い樹だ。

この街路樹に便利なリンデンの樹の花は
じつは私の常備薬でもあり、昨年ヴィンチの友アントネッラが
収獲しなかったということで手にすることができず
その常備薬を切らしていて困っていた。

リンデンの花は、鎮静作用があり頭痛や不眠
咳やたんなども抑えてくれ、体調がおかしいなと思ったとき
ひとまずリンデンティーを飲んでおけば、精神的に眠れる
薬嫌いの私と息子には、不可欠なハーブティーなのである。

きっと旅行にするときでも持ち歩くかもしれない。
日本に一時帰国したときも、持ち歩いたほどだ。

この日、アントネッラが街でマーケットを出している。
野菜やタマゴを買いつつ、リンデンの催促をしてみよう。

私はいつもスーパーの紙のタマゴケースを貯めて
アントネッラに寄付してあげる。
今日も大量に持って行ってあげた。
アントネッラは嬉しそうだ。

「街のリンデンは満開みたいだけど、もう収穫は済んだの?」
「あぁ、もう面倒だからリンデンの収穫はやめたわ。」
「えー!なに言ってんの?!私たちの安静剤なんだから!アレないと困る!」
と、文句を言うと
「じゃ、自分で収穫して自分でつくんなよ。」
と、勝手にしやがれ風に収穫に招かれた。

というわけで、さっそくその日の夕方
Tiglioティッリィオ(リンデン)の花の収穫を私一人でした。

確かに面倒だけど。。。
気がつけば2時間は経っていた。
日が沈まないから時間がわからない。

できたら早朝の方が虫がいないから収穫しやすいそうだ。

今日明日には収穫しないともうティー用には使えないという。
文句を言ったタイミングが今日でよかった。。

写真のように花は葉っぱの真ん中から生えているので
その尖った葉っぱごと収穫するんだそうだ。
こんな風に生えてんだね、気がつかなかった。

なるべく開花したての花を選ぶ。
開花したての花は小枝の先端の方に集中していた。

乾燥させるのは、網の上で風通しのよい室内がよいそうだ。
天日干しではない。
1週間から10日間ぐらいかな、様子見で。

アントネッラが干す網も場所も提供してくれた。
今日文句言っておいてよかった。。
ありがとう、アントネッラ。気風のいい人でよかったわ。

私は、ハチミツもリンデンの花の蜜のハチミツを選ぶ。
アレルギーで喉がおかしいときは
そのリンデンハチミツをダイレクトに舐めたりする。

我が家にもリンデンツリーが欲しいなぁ。
この暑さには日陰も欲しいし
リンデンツリーがなんでも叶えてくれる万能な樹。

甘い香りと緑のグラデーション、ハチと競争しながらの収穫
たのしい、癒しのひとときを過ごすことができました。

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イタリアは、学校が6月10日で終業だ。

例年だと、不思議と終業後
うまいこと夏らしい陽気になるのだが
今年はもうバカンスがはじまったかのような5月6月。

暑い x 暑い。
週末海に繰り出す老若男女。

イタリア北部の方でも近くの湖に涼みに行くようだ。
ニュースで思春期たちがわーわーケンカになったという報道で
北イタリア住人の週末の過ごし方がわかった(たぶん)。

我が思春期青少年は、ヴィンチの田舎グループと
一般ビーチが僅かしかないほぼ有料ビーチの
セレブ海岸へ向かった。

また何故そのビーチなんだ?
と当然大人は親でなくても思うだろうが
田舎者は「人がいっぱいいるところがイイ」のだそうだ。
狭い無料ビーチに若者が集まるセレブ海岸。。。

祝日が平日にあったこともあって連休する人や会社が多く
観光地はたいそう盛り上がったそうな。

イベントや野外フェスも各地で開催され
もう以前に戻った風で、ヒトは嬉しそうだ。

汗を光らせながらも満面の笑みで
インタビューに答えている。
宿のオーナーさんも観光が戻ってきたと
笑いを隠しきれない。

しかし、飲食経営は夜働いてくれる人がいない
と嘆いている。かなり前から訴えていることだ。

雇用条件に問題があるのではないかと
あるときTrattoria-Pizzeria(ピッツァ屋さん)
の話を聞いて思った。
場合によっては週7も!などと言っている。
きちっとした規則をつくらないと
大人は働いてくれないだろうし
夜遊びをしたい若者たちには過酷過ぎる。

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私は野暮用があってフィレンツェに一人で行った。

もう思春期青少年とフィレンツェに行くことはないだろう
と、寂しい気持ちにもなるが
また以前のように一人で歩く生活がしたいと
強く想いはじめていたので
少しずつこの時がきたかのようにドキドキした。

この日、フィレンツェ在住のママ友と会う約束をした。
それぞれに自立したママたちのうえに男子のママなので
話があうしとても刺激になるし影響される。

駆け足のママ友とも駆け足で乾杯した。
日本に2年ぶりに帰国するんだそうだ。
そういう日本人がいっぱいいる。

この2年間を取り戻したい人たちがいっぱいだ。
日本人だけではない。
フィレンツェを歩いていて活気でわかる。
アジアン観光客はあまりみかけなかったけど
欧米の観光客は取り戻しにきた。

私は正直、取り戻したいとは思わない。
新しい生活に挑みたい気持ちでいっぱいなのだけれど
なかなか自分の思い通りにいかずにモヤモヤしている。

だから取り戻しに生き生きしている人たちの
生き生き度が羨ましくもなるけれど敢えて励みにもなる。
私も生き生きしたい!って。
目的が違うけれど、生き生きしてればそれでいいのだ。
時期というだけで中身の薄い若者のエネルギッシュを
みているだけでオジオバは胸が踊るような感じさ。

ここからの写真は、サンタマリアノヴェッラ薬局にて。

Officina profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella

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私が一番に住んだフィレンツェのアパートは
Santa Croce教会地区なんだけれど、そこから
陶芸のアトリエで出会ったアメリカ人のお友だちの紹介で
引っ越した先がSanto Spirito教会地区(冒頭写真)
このアパートは大家さんがいなかった分
溜まり場になるは、部屋をシェアするという初体験で
家族のように心配しあえる姉妹ができたアパート。

そんな歩き回った地区を
当時別でやはり同じ地区に在住していたそのママ友と
今日散策することができて嬉しかった。
小路が懐かしかったけれど新鮮だった。

この地区は地元民が住みアトリエが多い。
だからこそ外国人が気になるエリアだったりもする。

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住宅街に教会があるのか
教会があるから住宅街となるのか
私は無宗教だけれども
神聖な心の拠り所・守護的な所なのであることはわかる。

私は無宗教でも逃げるところがなかったら
彼らはそれでも受け入れてくれるだろう。
教会の前を通る度に入る度に
そんな彼らの包容さが伝わってくる。

ウクライナの歴史的木造聖堂が砲撃されたニュースで
私も落胆したひとりだった。
私が言うまでもない、避難所だったそうだ。

毎週日曜日や祝日にはPapa Francesco(現ローマ法王)
のお話を、ほんの少しニュースで伝えてくれる。

イタリアに避難してきたウクライナの子どもたちが
Papaに質問をしている。
「ローマ法王さま、戦争を止めることはできませんか」

Papaは鋭く真剣そうな眼差しで「時期というものがある。
時期がきたら私はプーチンに会ってくる」と言った。

ジャーナリストは
Papaがプーチンと対面する意向を表しました、と伝えた。
大人も子どもも同じ想いだ。

その子どもは、Papaに抱きついた。
大人も子ども抱きつきたい。

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暑い初夏、バカンス気分のイタリアは
ジリジリした日差しと午後に吹く風と
頭の中はエメラルドグリーン
結実中のオリーブは干ばつと高温で今一かもしれない不安
グリーンパス提示やマスク装着義務がとれたり
もう夏だけど夏に向かってます。



今日の一曲。





Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。




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