大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Biologico

DSC06359

農業士養成講座のある仲間とずっと繋がっている。
仲間といっても農業を目指す若者ではなく
自然好きの富豪マダムで
彼女は農園を開業するために講座を受けていた。

だから彼女の質問はリアルで深刻で
年齢もあって執着した質問は、私にも効果的だった。

年齢的に女子の中では私が一番マダムより
といっても十以上は離れているが、親近感があって
外国人であろうが信頼関係がうまれた。

DSC06392

講座終了後、あの執着していた質問では理解していなかったのか?!
と思われるぐらい忘れちゃったのか自信がないのか
私に執着ある質問の電話がよくかかってきた。

それも一つの目的に私たちは近況報告をしながらおしゃべりをした。
共通点のオリーブやブドウの栽培の話がメインである。

そこでマダムに私が持っていくオリーブの搾油所を教えてあげた。
講師が教えてくれた最高の搾油所は私たちからすると少し遠い。
だから、こだわり派の搾油所が近所にあるってラッキーなことである。
その搾油所に持っていったわよ!とマダムから連絡があった。
フィルターにも濾してもらったそうだ。
でも富豪マダム、自身の農園でもできるように
フィルター機を購入したそうだ。さすがマダム。

富豪マダムだけれど、農園の経営は厳しいそうだ。
運営していかないと資金だって減っていくよね...。
私もオリーブオイルつくってるけど
マダムのオリーブオイルを5リットル、ささやかに応援することにした。

DSC06365

そのとき、もうすぐオープンだったというAgriturismoアグリトゥリーズモ
(農園兼民宿)をみせてくれた。本当だったら夏にオープンだったそう。
でもコロナで衛生的にも厳しくなってるからゆっくりオープンするわ。
今のうちにインテリアのセッティングをして(マダム担当)
イベントのプログラム...例えばお料理教室(ご主人担当)を考える
マダムらしいのんびりさが、私にはあえて必要だった。
安堵感とワクワク感が同時に湧いてきた。
今まで世界中を飛び回っていたご主人もご引退なさって
お料理教室を計画しているキッチンをマダムを急かしながら
じゃーん!とみせてくれた。かわいいお二人!

テラスでランチもご馳走になった。
秋晴れの陽の下は夏を思い出すようにジリジリと暑かった。
マダムはインディゴカラーの麦わら帽子を引っ張り出してきた。
その帽子を被ったマダムは、やっぱりセレブな富豪マダムだった。
マキも被る~?あるわよ~。
ありがとう、大丈夫、背中が暑いだけだから~。

去年2019年に収穫したというワインもご馳走になった。
サンジョベーゼ、カベルネ、シラー、テンプラニッロとかいう
ブドウの品種のミストで、3ヶ月オークの木樽で熟成させたそうだ。
品種のハーモニーがほどよく、オーク樽の加減もちょうどよく
アルコール度数も高すぎず、なかなか美味しかった。
若い農園だが上出来だとおもう!
Agronomoアグローノモ(農学士、アグロノーム)
Enologoエノーロゴ(葡萄醸造技術管理士、エノログ)
学んで経験のある学士に従える純粋さは
転職した若い農園に限るだろうと私は思う。
代々の農園は、受け継いだ技能で十分だと思っているので
革新さがなかなか生まれないところが残念なところである。
ご夫婦は、ご自慢ぶりだった。
もうこればっかり呑んでるよ、という。あぁ私と同じだ。
私も農主のビオディナミワインばっかり呑んでいる。

マキ、オリーブオイルたーっぷり使ってね!
アナタの搾油所で搾ってもらったオイルよ!
こちらもご自慢だ。

今年は、大豊作だったけど搾油率が少なかったそうだ。ウチも。
それと、コロナで営業できなくって出荷先がないという。
だから、二人の息子くんファミリーと夫婦分とお得意先用に
こだわり搾油所で搾ってもらって
残りはヴィンチの共同組合的搾油所で搾って
その共同組合に買い取ってもらったそうだ。
搾ったまま置いていくので、その場で決断しなければいけない。
農園は売り切りたい。
自分で売りさばくより格安になっちゃうけど、それでも売上になる。
農薬農園と有機農園のカテゴリに分けてくれる。

共同組合の搾油所で出てきた地域のオリーブオイルがIGPと
広い範囲でトスカーナオイルとなるのである。
Idincazione Geografica Protetta
イデンティフィカツィオーネ ジェオグラーフィカ プロテッタ
(地理的保護表示と難解な和訳だが
できたら州ぐらい広範囲の産物で
仕上げが伝統的もしくは良質に生産できる方法であること。
産物か生産法など1工程、指定された地域内であること。
生産法が指定地域内であれば産物は他所の地域でもいい。)

さらに地域がぎゅっと凝縮し狭い範囲に限定し
こだわり農園なんかDOPとなる。
Denominazione di Origine Protetta
デノミナツィオーネ ディ オリージネ プロテッタ
(真剣に土地や産物や製造法を保護する目的。
EUが定めたルール内で、原産地を特定できる産物
独特な製造法生産法ズバリ職人ワザが審査される。
農園単独で申請することはできず、DOP審査を行っている
組合や団体が関わっていないといけないようだ。)

審査と表示は無料ではなく投資に近いが、価値は十分にある。

さらに有機栽培をしていていればBiologicoビオロージコ
緑色のバックに白線の葉っぱマークが表示できる。
(Euが指定するオーガニック認定で、栽培・製法・加工・管理
など、検査や審査に合格すること。
しかし、全くの無農薬や無添加とは限らない。
規定内の数値や量だったらオーガニックなのである!)
これも大いに価値はある。
このマークがないと、せっかくビオでやっているのに
農薬ガンガンに使っている農園と同じにみられてしまう。

このヴィンチ共同組合搾油所はイタリアの中でも大きくて
某有名スーパーのブランドオリーブオイルもここで搾油されている。
表示は原産地イタリアとしか書かれていない。
ということは、オリーブの実をイタリア全国から買い上げて
搾油したということになる。それ以外の表記はない。
イタリア産だけれども情報が少なすぎるので
何が添加されているかわからなければ
どう収穫されたかもわからない。
さらにはどう管理されて運ばれたかもなんだかよくわからない。
こだわり度がちっとも伝わらない上に、値段も安すぎる。
しかし、このオリーブオイルしかしらないイタリアのみなさんが
ほとんどかもしれない。このオリーブオイルが飛ぶように売れる。
そしてこのオリーブオイルを楽しみに待っていたりするのである...。
ホンモノを知らないって損だよなぁ。

しかしホンモノは、スーパーのブランドオイルの3~5倍はする。
だから自分で栽培できてオリーブオイルを造っている人は
誇りをもっているのである。

DSC06454

我が家は、もっともっとオリーブオイルがあってもいい。
生食用、調理用、保存食用、コスメ用
それと、来年不作の場合用...。
我が家は50リットルは必要だ。きっともっと。
オリーブオイル文化の生活はこうなのである。
自家製コスメ抜いても必要なのである。
フライ用を違う油にしても必要なのである。

身内のような友たちにもわけていると、しまった、自分のがない!

地域限定の独特な品種をもつ農主のオリーブオイルも
これを機会に5L分けてもらうことにした。

農主のオリーブオイルも品種の配分率とかちっとも考えてないけど
畑を知っている分、私はだいたいわかっている。
農主はワインよりオリーブオイルの知識は劣るけど
晩熟でパンチのある地域限定品種と植物への愛情、収穫時間
私と同じこだわりの搾油所に持っていってフィルターで濾す
これだけ守って小さな地域のコンクールに出品したら優勝した!
そうすると知名度が上がって、レストランからのオーダーも増えた。

でもコロナでレストランが稼働しなくなっちゃって
今年のオリーブオイルが倉庫に残っちゃった。
また開業できたときに...と先送りになってしまったそうだ。うぅ。
レストランはコロナの被害大打撃だが、その下も大打撃である。

DSC06453

そのマダムのオリーブオイルと農主のオリーブオイルの
試飲をすることにした。どれどれ。

わー、マダムのオリーブオイル、さすが地域が違う分、初めての味!
まず香りが違った。草の香り。味も草っぽい。
品種ミックス風味てのもわかるし
新鮮なポリフェノールのパンチ苦味や辛味も同時に利いて
これはこれで美味しいし躍動感を感じる。

おー、農主のオリーブオイル、フィルターがあまかったのかな
上澄みをすくったノンフィルターぽいザラ感がある。
あぁノンフィルターが欲しいっていう人の気持ちがわかる!
今だから感じる新鮮味のザラ感。
時間が経つとこの殿であるザラザラは下の方に茶色く沈殿する。
それが劣化を速める原因であるけれども。
フィルターを二度掛けする人もいるぐらい。
でもこのマットなザラ感が純粋さを物語っているのも特徴である。
さすが地域限定品種の晩熟性のオリーブを
緑の状態で収穫したようで、ポリフェノール感の強いパンチを感じる。
思ったより苦味は優しく後でピリピリと辛味が伝わってきた。
うん、美味しい。私の知ってる味。

DSC06457

たまにはこうやって仲間のつくったオリーブオイルやワインを
試すのはいいものだ。
いつかまたワインとオリーブオイルの会をやりたいな。
来年も小さく応援し合いながら楽しもうとおもった。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*



Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


DSC06298

果実が色づきはじめることをInvaiaturaインヴァイアトゥーラ
イタリア語でいう。

Bello come Gioventù

Pomodori ciccioni

Pomodoroポモドーロトマトを育てていると
緑色から黄色ぽくなりオレンジぽくなって真っ赤になっていく。
それを見納めてから私はもぎとる。

真っ赤に辿り着かない薄い赤色の状態だと
まだ未完熟で果汁が控えめ。だから、サラダなんかで使われるけど
我が家は、真っ赤なトマトが大好き。

あの味とこの時期が好きなのだ。

果皮の張りとたっぷりの果汁に完熟な濃厚さ。

mini pomodori come arcobaleno 4

プチトマトは、グループの熟す速度が違って
先っぽが一番遅い。

その色づきの頃は、まるで虹色のようにぶら下がっていて
全員真っ赤になるまで待ってあげたくなる。

残念なことにお店で売られているグループのブチトマトは
色づきの速度を同時化させるホルモン剤が打たれるそうだ。
みんな同じ味で同じ形にして市場に出すために
そんな技術をつかっていたのだ。

DSCN0248

DSC06280

ブドウだったら7月頃から色づきはじめ
8月には成長が止まるAgostamentoアゴスタメント期に入ったら
身長は伸びず、中身が成熟していく。

ブドウの収穫Vendemmiaヴェンデンミアをしている頃
黒紫に完熟しているものもがほとんどだが
混み合っているところはまだ熟し中で色づきがまばらであったりする。
風に当たったり日に当たることで熟し方が均一にそしてはやい。

DSCN2538

DSCN2641_edited

黄色い?黄緑色のブドウは、こちらでは白ブドウ
Uva Biancaウーヴァビアンカと総称する。

白ブドウの色づきも、色で甘さがわかるほど差がある。

緑色に近かったら、まだまだ未熟で
果皮はパリッと果肉はプリッとしている。
それが黄色味がかってきて、パステルなピンク色のブドウをみると
っもう美味しそうに味まで想像できちゃうのである。

DSC06308

オリーブは、たいていブドウの収穫がはじまる頃
じわじわと色づきはじめる。9月のはじめ頃であろうか。

品種によっても異なり早く色づきはじめるものもあれば
一ヶ月後に色づきはじめるものもある。

ずーっと緑のままっぽいオリーブもあるけれど
放おっておけば、嫌でも黒っぽくなってくる。

この色づきことインヴァイアトゥーラは
光合成する葉緑素ことクロロフィルが欠乏しはじめ
カロテノイドやアントシアニンなどの色素が
生まれてくることなんだそうだ。

だから栄養成分的に強力なクロロフィルを含むオリーブを
収穫しようとしたら、まだまだ未熟な状態なわけだから
オイル成分が完熟オリーブより少ないということになる。

果肉もまだ固く、触ってみても弾力も感じない。

一粒開けてみても、どちらかというとパサパサとマットで
潤ったオイリー感がなかなか見当たらない。

しかし、オイルの搾取量よりクロロフィル命wの場合は
緑色の状態で摘んで、キンキン辛口苦味のオリーブオイルが
搾油されるというわけである。

きっとそういうこだわりをもった主のオリーブオイルは
搾油率も少ないだけに高価であることは認めてあげたい。

先にトマトやブドウでも述べたように
同じ木からでも色づきがまばらであることは
自然の流れというものであるかもしれない。

収穫する時は一気に収穫するのだから
色づきの半々ぐらいが品種によってはとっても理想なのである。

キンキンクロロフィルも残ってる実もあれば
潤ったオイリーな実もある時期!その時が
オリーブの収穫に一番適しているのではないかと私は思う。

遅く黒く色づく品種は、色づく前かはじまりぐらいが
クロロフィル効果と搾油率効果が得られるのではないかと思う。

DSCN8675

Fine Girnata

年々少しずつ早めに収穫がはじまっている。

私のいきつけのFrantoioフラントイオ(搾油所)の
Frantoianoフラントイアーノ(搾油所の所長)から電話があった。

とっても人気になっちゃって予約はじまっちゃってるから
アンタたちもその気なら早く予約しな、と
ご丁寧に連絡してきてくれたのだ。

私がいつも予約のことでわーわー言っているのを
覚えていてくれたのであろう。わーわー効果アリかなw
ありがとう。彼のおかげで予約をいれることができた。

DSCN2851

今が一番色づきが様々でおもしろいしかわいいし、想像が膨らむ。

人生にたとえたら、思春期 ・青春期かしら。

DSC06303

8月の終わり頃Mosca dell'olivoモスカデッロォリーヴォ(オリーブミバエ)の
対策をした石灰のお化粧が、近頃の雨で落ちている。
雨のあとの湿気と蒸発させる日差しはモスカを発情させる。
でもグンと気温が下がったから産卵お預けかな。

収穫終了まで天気を祈るのみ。無事を祈るのみ。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*



Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


DSCN0381

暑くはじまって、まだ暑いまま。

数年前からヴェンデミア(Vendemmiaブドウの収穫)が
8月からはじまりだして、気候の変化に嘆きはじめた。
“La vendemmia di Agosto...mamma mia!”
暑くて、具合悪くなっちゃう人が出て
体の強さとか外の仕事の慣れとか
そんなことが浮き彫りになる季節労働だった。

去年はどうにかこうにか9月にはじまって
10月のはじめに終わったのをよく覚えている。
オリーブの収穫が間近で、オリーブの話をいっぱいした。

DSCN0371

DSCN0375

今年は8月の終わりから私たちはずっとヴェンデミアをしている。
具合の悪い人が出ないように
暑い日の労働時間を午前中に集中させて
水もいっぱい提供してくれた。
あまり少ない労働時間だと収穫にならない。
セラーのタンクをいっぱいにしなければいけないからだ。
早朝から長めの休憩をはさんで14時まで通し。

その休憩のときにイタリア式第二のColazioneコラッツィオーネ(朝食)を
するのである。Merendinaメレンディーナ(ちょっとおやつ)ともいうし
Merendaメレンダ(本気おやつw)ともいうかしら。
ランチタイムがない分、その休憩でワイワイダラダラするのである。

DSCN0364

DSCN0366

仲間が「昨日摘んだやつだよ!」と
Merlotメルロー品種のブドウのスキアッチャータ
(Schiacciata con l'uva)をつくって持ってきてくれた。
おいしくできたじゃん!
本当のレシピはこのブドウの品種でつくるとおいしいよ
というのがあるのだが、なんでもよさそう!
甘くてフルーティなCanaioloカナイオーロなんかもイケそう。

塩派の人は、私がPizzaのときにほぼ必ずつくる数日保存できる
Schiacciata secca(カリカリスキアッチャータ)白ごま入りが
気に入ってボリボリおせんべえのようにつまんだ。とまんないねw

あとは疲労や日焼けに必須、ビタミンたっぷり旬の果実を
みんなで分け合った。
プルーン(Prugneプルーニェ)だったり、洋ナシ(Pereペーレ)だったり
すっごい栄養価のあるナツメ(Giuggioleジュッジョレ)だったり
この時期に成るイチゴ(Fragolaフラーゴラ)て美味しいんだよね!
どれもトスカーナの田舎の家にはメジャーすぎるほど
植えてある果実たちである。

Uva da tavolaウーヴァダターヴォラ(生食用の実が大きいブドウ
テーブルグレープ)をみつけると、それをみんなで分け合った。
テーブルグレープて買うととても高いよね、という話になった。

トスカーナ、特にキアンティのワイナリーでは、この手の品種は
畑のところどころに植えられていて、偶然発見することが多いw
あ、こんなところに!
で、忘れちゃうことが多いので、その場で食べちゃうことが多いw

スーパーや果物屋さんでみかけるテーブルグレープは
たいてい南イタリア、特にシチリア産が多いそうだ。
しかし、見た目重視のフルーツは農薬をいっぱい使いがちだそう。
農薬反対運動をしているここの農園の主が力説していた!
種無しブドウは農薬プラスホルモン調整された人工的ブドウだそう。
ということで、庭にテーブルブドウを植えて育てて食べた方が
安心だね、ということになった。
藤もいいけどブドウの棚もよくみかけるトスカーナ。

DSCN0389

DSCN0383

ニワトリを飼ってるという仲間が
フレッシュタマゴをお裾分けしてくれた!ありがとう!
そのタマゴを生卵ご飯に、房総・富津の金谷で出会った
漁師料理かなやのワカメとカジメのインスタントスープで完璧である
と、仲間にいうと...
ウェェ...と嫌な顔してこちらを見る。
そう、こちらの人は、生でタマゴを食べれる人が少ないのだ。
アツアツごはんに生卵、最高じゃん!と豪語すると、もっと引くw
茹で卵より生卵のほうが消化にいいんだよ!といっても興味ナシw

DSCN0379

食べ物の話はどこに行っても共通の話ですぐ盛り上がる。
たいてい食べ物の話をしだすのは、お昼近くなってきてからだ。
空腹時にグルメ情報交換して
妄想しながら収穫している私たちを想像してほしいw
10時頃のおやつが消化して、気温も上がってきた
13時から14時の間が一番辛かった。
でも無言になることはないおしゃべりイタリア人。

そして、遅いランチの後の昼寝がまた気持ちいいのだ。

DSCN0359

そろそろあっちこっちでもヴェンデミアがはじまる様子だ。
準備をしてるのかトラクターの音が聞こえてくる。
暑くてもなかなかアルコール度数が上がらなかったブドウが
いい状態になってきたという話をきいた。
近所のブドウの収穫も手伝ってこようと思う。
これからはいよいよ気温が初秋に入りそうな予報だ。
通常労働時間に戻り
早くヴェンデミアを終了させることが先決となる。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*


Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


DSC05443

夏がきた。
西日が差し込むキッチンがモワッと暑く感じた夏至
今年の一番日の長い日は6月20日であった。
イタリア時間で翌朝には日食も観測されたようだ。

DSCN2377

SNSで父の日というキーワードをみかけ
すっかり私は6月21日の日曜日は父の日だと思いこんでいた。
少年は疑うこともなく、夫は都合がいい。

そういえば、一昨年の千葉県南房総市の園芸のアルバイトでは
父の日ウィークと題し、ヒマワリの繁盛期であった。
日本では、父の日には黄色い花を贈る習慣があるのだと。

朝、ハーブチームも全員でヒマワリを収穫する。
ヒマワリにも種類があって、ヒマワリの花びらの色が若干異なる。
その種類ごとにビニールハウスは分かれていた。

大雨謦報の中、私はローソンの半透明のレインロングコート
(社員さんたちはプロ用のパンツとジャケットタイプ)
MUJIの雨とUV対応ハット、野鳥の会の長靴を履いて
ヒマワリを濡らさないように汚れないように折れないように
赤ん坊を抱くようにヒマワリを抱いたっけ。

そして、あの眠たくなっちゃう作業葉っぱシュルル除去作業をする。
私もハーブチームから応援にいって葉っぱシュルル作業を手伝った。
ベテランが心配そうに私をみている。
ヒマワリは首が命!と教わった。
花の大きさ順に並べると、ベテランたちが大きさごとに束ねていく。
その繰り返しを日々行い、繁盛期には残業もあった。
残業にはお弁当が出てて、シングルには食費がういた。

DSCN2360

そんな残業までもした父の日ウィークの思い出もあって
そのSNSの父の日キーワードには疑問がなく
父の日、お父さんの好きなものを食べようということになった。
お父さんの好きなものって、黄色い花より赤い肉
というわけで、恒例のBBQをする段取りだが
また口コミで知ったちょっと遠い肉屋さんまで調達しに行くことにた。

「明日父の日だから今日は肉を買いに行くんだ」
と同僚に話したところ
「え?父の日?別の月じゃね?」
とおかしな家族だと思われた。
言われてみると・・母の日より先だったような・・

ググッてみると・・・
3月19日がイタリアの父の日で
6月第三日曜日が日本の父の日だということが判明した。
そして、3月にあるイタリアは世界でも少数派で
日本と同じ6月が、世界でも通用されている日のようなのだ。
へぇ。知らなかった。勉強になったなぁ。間違ってみるものだ。
ま、年に二回父の日があってもいいさ。
ゆっくり休んでもらおうよ。

DSC05439

春になって仕事も忙しくなりロックダウンどころではなかった。
外での農作業や庭作業は植物の都合で動く為放っておけない。
腰を曲げたりいっぱい歩いたり立ったりしゃがんだり腕をつかったり
とにかくずーっと動いている。
動くことが習慣だから、週末も動いている。
雨の日は動きたくてムズムズイライラして
雨でもできる外の仕事、屋根付きのところで何かしている。
春になって、近隣の庭作業のお手伝いもしちゃって
オリーブ畑の草刈りも庭の草刈りも暖炉用の薪集めも
外のことはみーんな夫がやってくれている。
夫がいなかったら、田舎暮らしはできなかったと思う。
そんな肉体派の夫でも日々あちこちが痛いと言っている。

「この日曜日は父の日みたいだし草刈り機壊れてるし休んだら?」
やりたいことがいくつかあったみたいだけど
天気のいい日にゴロゴロするって気持ちがいいんだよね
結局私の提案に甘えて
久々にゴロゴロした日本の父の日であった。

DSCN0198

DSCN0199

DSCN0194

私はアントネッラのところに旬の野菜とフレッシュタマゴを
調達しに行った。リサイクルでタマゴの容器を持参して。

タマゴからかえった雛のヒヨコをみせてもらった。
人工的に保温器で管理している。
わー、なにこれ~!
赤外線みたいな赤いライトも保温ライトなんだそうだ。
丁寧に育てて独り立ちできる頃、大地に放すのだ。
オリーブ畑をアヒルと一緒に走り回っている。

ニワトリもタマゴをたくさん産む時期と産まない時期がある。
産まない冬、タマゴないんだよね・・と
いつもフレッシュタマゴを狙って来る私に残念そうに言う。
でもその保温器導入のせいかニワトリが増え
常にタマゴはある状態だ。マーケットで週一で屋台だしてるけど
きっとリクエストが多いんだろうな。

「タマゴキレイだけど洗ってるの?」
「もちろん!糞がついてたらみんな嫌がるし。
息子たちにやらせると割っちゃうんだよアイツら。
だから私が洗ってる。」 ご苦労さま!

DSCN0184

DSCN0183

DSCN0185

「ちょっと来て見て!」と畑の中に呼ぶ。なになに?
キュウリの列、こっちが馬の糞を与えた方
あっちが糞が終わっちゃって与えてない方
「ほんとだ、全然違う。」
馬の糞て微生物がいっぱいいるからイイ肥料なのだ。
肥料のために馬を飼う人は、田舎暮らしだったらいっぱいいる。
私も何度考えたことか。
しかも馬を交通手段にできたら最高だよなぁと。

DSCN0203

私はいらないって言ったけどもってけっていうズッキーニの花
花付きズッキーニ、サラダ、トロペーアのネギ
ここの美味しいジューシーなキュウリ
まだあったBietola(フダンソウ)
栄養たっぷりのBarbabietola(テーブルビート)これも終わりだって
上の部分の頭が硬いのを選べという赤いタマネギ
ニンニク、そして容器の数分12個のタマゴ
袋は節約させて!というから袋ナシで木のカゴでいただいた。

DSC05437

今日の父の日アペリティフはアントネッラのキュウリシリーズ。
濃厚ヨーグルトを濾過させたギリシャヨーグルトに
塩とニンニクとオリーブオイルで和えたギリシャ風サラダ
フレッシュタマゴでつくったマヨネーズに
小豆島で衝動買いした出会いの生味噌の甘味噌を混ぜて
キューリのディップで召し上がれ。
これに農主の、全てがほどよい白ワインがよく合う。
アペリしている間にBBQして
いつまでたっても沈まない夕日の空の下で
そう今年はたぶん二回目の父の日に乾杯したのであった。
少年は、みんな海に行ってる・・・と嘆いてうるさかったなぁ。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*



Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


DSC05326

今年こそは逃すまいと忙しい春の真っ只中
庭から畑に向かう遊歩道を防ぎはじめたこともあって
移植してからもう何年経つだろう・・5、6年?!
ローズマリーの剪定を半分だけすることにした。
下の方から生えている新枝を残すようにジョッキリ切り落とした。
花が2月頃からずーっと満開だったので
それでも花が一段落した頃を狙った。

DSC04984

その剪定した枝をどうするか。
枝の先には料理なんかに使える新枝もくっついている。
柔らかい新枝の下辺り、2年目の枝かな
花や種がモサモサついている。
そのもっともっと下の方は、葉もあまりないただ古いばかり。

その3部構成になっている
ホヤホヤ新枝をオリーブオイル漬け
花と葉がくっついている使える枝は、コスメ用煎じ茶に
枝のみは、BBQの火起こしに使うことにした。
料理に使う新枝は、剪定していない枝からもぎ取ればいい。
そう同じことを来年か再来年にも行いたい。
だから半分にしたのである。

DSCN9615

ローズマリーの私の主な使いみちは、料理の他
髪の毛、頭のケアに使おうと思う。
だって、イタリアの友もラテンの友もEUの友も世界の友たち
みーんな髪の毛にイイ!って言うんですもの。
こんなに身近で丈夫なハーブを使って自作コスメでケアできれば
願ったり叶ったりである。
ローズマリーには、血管強化、血行をうながし、新陳代謝促進
細胞の老化を防ぐ抗酸化作用
抗菌作用、抗ウイルス作用(!)、ヒスタミン抑制作用(!)
トリートメント効果でフケ防止、育毛
さらには、白髪染めにも役立つんだそう!
私はわざと染めているかのように全部白髪だから
いまさら黒髪にしたいわ!なんて思わないけど
銀色から金色になっていったらおもしろいなぁ。な~んて。

DSC05223

オリーブオイル漬けはひたすら待つのみ。
そこで大量に収穫したローズマリーの葉っぱや種つきの花で
石鹸を早速つくってみることにした。
水からハーブを煮出して濃いめのエキスを抽出するDecotto法を
レシピより多めの蒸留水Acqua Disitillataで
沸騰5分煎じ時間30分以上冷めるまで放置して
濾して絞って、レシピの水のところの分量を用意する。
このやり方は、ラベンダーのときも同じ。

300g エキス水(蒸留水のところ)
128g Soda Caustica (苛性ソーダ)
1kg Olio di Oliva (不味でOK、古くてもOK)
できたら室外で、エキス水にソーダを入れる。
化学反応で強烈な臭いと発熱した湯気が放つので注意。
スプーンでかき混ぜて悪臭が落ちつくまで私は外に放置している。
それからオリーブオイルに注入。
とにかく熱を放ちっぱなしなので、ガスコンロの上で作業したり
鍋敷きを置いて作業をしている。
ハンドミキサーでドロッドロになるまで撹拌する。
型に流し込む。
その型は、アルミは使わない。化学反応をしてしまうそうだ。
と、どこかで読んだ。原因を追求というより知った瞬間頷けた。
コスメ先生はプラスチックの容器を使ってたけど
私はオーブペーパーを敷いて、取り外しやすくしている。
その発した熱を逃さないように何かで覆って
私は木の板を置くだけだが、コスメ先生は毛糸の布で覆ってた!
二日間ぐらいあったか~くしてあげて
私は、三日目には使う大きさにカットしてしまう。
カットして重なるか重ならないぐらいに並べて
部屋の風通しの良い隅っこで一ヶ月を目処に熟成させる。
いっつも足りなくなると二週目でも使っちゃうけど、あら使えちゃうw
一個目使っている内に一ヶ月が経っている。
何個も全部使い切る頃は何ヶ月も経ってるけど、そのまんまw

DSC05224

このローズマリー固形石鹸で頭を洗う。
ゴシゴシ頭に石鹸を擦りつけるのだが、案外泡立ちがよろしい。
毛がスポンジの役割をしているようだ。
ボディに使うときは泡は立たずにヌルヌルなのに。
頭から足までローズマリー石鹸。とっても便利!
そして、ローズマリーのトリートメント効果かな
髪の毛の調子がなんかイイ!
私の髪の毛はそういうわけでオール白髪なので
そのローズマリートリートメント石鹸シャンプーでもパサパサだから
濡れた髪の毛に、ローズマリーオリーブオイル漬けオイルで
頭皮をマッサージしながら髪の毛に浸透させるのである。
ローズマリーオリーブオイルにこだわらなくても
今ままでラベンダーバージョンだって
シンプルオリーブオイルバージョンだって
濡れ髪にオイルをしみ込ませるとパサパサの白髪は
ツルツルしっとりになるのである。
通りがかりの人にも言われるぐらいだから効果はある!

Sapone all'Olio di Oliva con Infuso di Lavanda 1

あともう少しでラベンダーも収穫する。
ラベンダーは殺菌作用やリラックス効果を利用したいので
ヘア用とボディ用二種類用意しようかな。

固形石鹸のメリットは、容器が簡易であること。
プラスチックを減らすよう固形石鹸をエコ環境家は推奨している。
そして、手つくりのメリットは、シンプルな素材で作ることである。
保存料も着色料も香料もいらない。
ちょっとぐらい形がおかしくったっていい。
自分が使うんだから。

白髪染めには、先程の濃いめエキス抽出法Decottoで
髪の毛を濡らしてみようと思う。
どのくらい染まるのかなぁ。
みなさんも身近なハーブで自然派コスメ試してくださいね!


コスメシリーズの過去記事も併せてどうぞ↓


*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*


Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici



↑このページのトップヘ