あぁぁぁ、疲れた。
オリーブの剪定より
私の体は膨らんだ。
膨らんだところが痛い。
痛みと共に朝目が覚める。
うぅぅぅ、疲れがとれていない。
今年は、遅れに遅れて
六月にトマトを独り立ちさせた。
私の愛しいトマトたちを
今年は自然農法というやり方で
大地に植え付けた。
その自然農法・・・
イタリア語ではOrto Sinergicoオルト シネルジコといい
若者や小さい畑なんかでは実践されている。
本も出ているし、ネットでも簡単に検索できる。
この自然農法とは、実は日本で生まれた農法。
虫を敵にしない
土を耕さない
が基本。
はいはい、虫は敵ではありません。
土を耕さないなんて最高です。
で・・でも、う・・畝作り・・が、た・・大変。
我が庭は、カッチカチの粘土質土壌。
人力で土を掘り起こすのは、私も夫も懲り懲りだから
ご近所の農夫を呼んできて
トラクターで土を砕いていただいた。
私がちょっと留守にしている間の作業。
帰ってきて、土が粉々になっているなんて夢のようww
それから、足の踏み場用の溝をつくり
溝の部分の土を畝の部分に持ち上げ
40~50cmの高さにするわけである。
この作業が、大変なのである。
土を重ねていく前に
コンポストの生ゴミも散りばめて。
その畝の上に10cmの厚みになるくらいの
刈った草を敷いていく。
草や藁を敷くことをPacciamaturaパッチャマトゥーラという。
この土と草の畝作りの作業を
一日で終わらせるようなことが書いてあったから
それはもう大急ぎである。
夫は、草を刈っている。
草が足りなくなったので(夫が疲れ果て)
しばらくストップ。
終わっている畝に、我がトマトを植え付けていった。
Orto Sinergico自然農法の考え方は
森のような土作りを目指しており
落ち葉が土を作るという理論である。
落ち葉の下には
フサフサの土と、フサフサの土にするバクテリアや虫がいる。
粘土質の土壌でも森のような土壌になるかなぁ
土を耕さない方法なんて最高じゃないの!
と痛みを我慢しながらやってる傍で
近所の農夫は
やっぱりね、耕さなきゃダメよ。
肥料を撒いて、結実剤使って、実をつくらないと。
でもさ、Pacciamaturaはイイと思うよ。
とゴチャゴチャ言っている。
がんばっただけに
イメージ通りのOrto Sinergicoが
出来上がった!
(半分強。)
和食が粗食ではないが
生SHISOもできあがってきたので
Sòmenでも一人ランチでいただきますかっ。
和風Dashiがないから
Brodo di Verduraブロード ディ ヴェルドゥーラ(野菜出し)ですよ。
贅沢言いません。
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レオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとVinci村で
6月9日と10日に行われる
Origamareさんと一緒に
≪紙のセコンドライフ≫
をご紹介いたします。
私たちは10日の日曜日に
みなさまとお会いすることを心より楽しみにしております。
Il EcoVinci festival è a Vinci
dove è nato un genio Leonardo Da Vinci,
giorno 9 e 10 Giugno 2018.
Ci saremo domenica 10 tutto il giorno.
Io e Origamare presenteremo
“la seconda vita della carta”.
*過去の関連記事はこちら↓*
Instagram ≫≫≫ obatamakivinci ☆ realmakici
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最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。