Migne d'Aprile, si riempe il barile
ミーニェ ダァプリーレ シ リエンペ イル バリィレ
四月の莟は、樽にいっぱい
Migne di Maggio, si fa l'assaggio
ミーニェ ディ マッジョ シ ファ ラッサッジョ
五月の莟は、味見ほど
Migne di Giugno, se ne prende un pugno
ミーニェ ディ ジューニョ セ ネ プレンデ ウン プーニョ
六月の莟は、こぶし分だけ
イタリアの・・トスカーナかな、オリーブ栽培の諺である。
四月に莟がつけば、豊作で
五月に莟がつくと、味見程度の量しか収穫できず
六月の莟は、期待ゼロ
ってこと。
冬の遅い雪
春の遅い到来
どうなることやら。
開花は、通常だとトスカーナは五月の二十日頃。
プチプチタマゴが足を伸ばすように生まれてきた。
となりの畑もまずまず。
まだまだ剪定をしている人もいる。
むしろ、今剪定する人もいる。
Migneミーニェ(オリーブの莟)を確認してから剪定するのである。
強いオリーブは、それでもなんてことないし
質より量を目的が重要であればそれでいいし
どこが実になるか、今年実になるか
わかんないという人なんかが、剪定している。
私は、芽覚める前に剪定を終了させることが
リンパの流動を確実にし
実を産むエネルギーが集中し
美味しいオリーブが生まれると信じている。
莟の枝を剪定するということは
オリーブの旨みが拡散してしまうようで仕方がない。
ほっ。
あれから、はかどらないオリーブの剪定も終了し
今、夫が初夏の陽気の中、仕事の合間をぬって
休日も、オリーブの剪定の片付けをしてくれている。
片付けのプロ!
細い枝は燃やすそう。
中くらいの枝はバーベキュー用に。
今回、オリーブの木を低くするために太い枝もある。
それは、プレートにしようかな!
オリーブの枝処理は
私が一番いいんじゃないかなーと思う方法は
剪定をする前に、草を刈ってしまって
剪定後、暫くの間放置しておく。
すると、葉だけ落ちていくから
葉だけを肥料に、枝は燃やしてもいいかもしれない。
(Rognaロンニャ(カサカサ病)の枝は、大至急に燃やす。)
枝を砕くと、収穫の時に網に引っかかり、手間をくう。
燃やすことは講座では薦められなかったが
トラクターの手配が困難な小さな畑は、燃やすしかない。
燃やすときは、できたら風のない日、朝・夕の時間
燃やした後は、火が消えたか確認する。
六月以降は、法律で燃やすことが禁じられているので注意。
夫よ、草刈もね!
時間がないのにやることいっぱいw
田舎暮らしは
家の中と外、両方やらなきゃいけない。
草がボウボウだと、小動物が喜ぶ。
おとなしいヘビがいたよ!
逃げていくようなしっぽを発見。
コンポストに生ゴミ捨てに行くとき
私、トイレのドアのようにノックをするの。
ネズミがいたこともあったから。
今回は、ヘビが顔を出し
私を見て、顔を引っ込めたよww
お互いにきゃぁって感じ。
草を刈ると、鳥たちが喜ぶ。
何食べてるんだろう。
よーく見てると、10種類以上はいると思う。
Upupaウプパ(ヤツガシラ)も我が庭を突いててカワイかった。
耳を澄ますと、ホホホホ・ホホホホと鳴いている。
この時期になるとやってくる渡り鳥。
私は、トマトとシソの植え替え作業へ。
トマトは
こうやって一つ一つ個室(?)マイスペースをつくってあげて
土を今よりも深く盛ってあげると
もっと成長し出す。
ポットの個室でもう暫く成長してから、大地へ独り立ち!
シソも個室ポットに植え替え、成長を待つ。
ハーブだから、こんなことしなくたっていんだけど
何しろアジアのハーブですから
気温や水調整ができる管理しやすいよう
私は、鉢植えで栽培している。
その植え替え中に出てきた間引きしたシソを
カイワレダイコン風にムシャムシャ食べる。
根っこを切って、水に浸けるとシャキッとする。
イタリアだとGermogliジェルモッリ(芽)と呼ばれ
カイワレ栽培風にいろーんな種が売られている。
カイワレ栽培キットも!
ルーコラやカラシナやブロッコリなどなど
種が取れたら、自分でカイワレ栽培するといいかもしれない。
だって、カイワレダイコンと書かれた種を日本で買ったとき
イタリア原産で、種はラディッシュだったのww
種は、自分でつくるか、Bioでね。
ブドウの芽が手を出しダンスをしている。
私はそのお相手になろう。
Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ
(地下にエネルギーが集中する期間)の間
ブドウのScacchiaturaスカッキアトゥーラ(芽掻き)に行ってきます。
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