大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Viti

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暑い。
日中は30度いっているだろう。

気温だけではない。
太陽の光がもう夏なのだ。

色が夏で、空気が夏だ。
夏、夏、夏、早いぞ。

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私はもういろんな花粉症だ。
なにがなんだかわからない。

家の中で突然くしゃみがでる。
近所で草刈りをしている人はいない。
なんだ?

5月の20日前後はおおよその見当がつく。
私は確認しに外に出た。

あぁ、やっぱり。

SNSで、今年も咲きました!
という投稿をちらほら見かけていた。

我が家のオリーブも5月18日に開花しはじめた。
少しばかり早い。

オリーブの花の香りは優しい柑橘系で嫌みがない
むしろ好きな方だが、吸うとアレルギーにはむっとつまる。

オリーブの蕾は賑やかにいっぱいついた
が、そう喜んでいられない。

去年不作だったので、今年は豊作の予定だが
この暑さで花が焼けてしまうのではないかと
私たちはそわぞわしはじめた。

オリーブの開花時期の気候は、できたら
雨降りが多くてもいいぐらいなのだ。

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ブドウは、それとは反対に乾燥しててもいいんだぞうだ。
乾燥していることで、病気になりにくい。

私は、ブドウの芽掻き作業で
ブドウの新緑の中に顔を突っ込んでいる。

ブドウまでも開花した。

 目が痒い、くしゃみがでる、鼻水が垂れる。
誰もいないから鼻水なんか垂れっ放しだ。

コロナのマスクはちょうどいい。
それでも鼻水で濡れちゃうのでティッシュをしく。
そのくらいしないと作業に集中できない。

ブドウの花の香りは、オリーブ同様
優しく甘党柑橘系の香りだ。
ブドウはオリーブより女性的な感じ。

おぉ、 ブドウもえらい成長している。
下から覗き込まないと状況がわからないほど混雑している。

それを何時間も続けていたら
顔の一部だけ日焼けしてしまった。。。

日焼け止めクリームだけに頼ることは無理みたいだ。

そういう帽子をネットで検索したら
首とか顔を被える帽子というのがでてきた。

そうか、顔を被えばいいのか。
私は、ヴィンチのブドウ畑で
まるでイスラム教の女性のように首と顔を被って
独り作業をしたのであった。

もう暑すぎて午後はギブアップ。
早朝に繰り出して労働時間はこなすが
ブドウの成長のスピードと独り作業と暑さが釣り合わない。

明日から暑い国の真面目なインド人たちが
芽掻き作業Scacchiaturaを終わらせてくれるそうだ。
私は、誘因作業Allacciaturaの一部をはじめる。

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ニュースでは、まるで7月の陽気だ! とビーチの人盛りをみせる。

思春期青少年も海だ!バカンスだ!と夏気分に盛り上がるが
まだ学校は3週間ある。テストや試験も多いはずだ。

異常気象のこの暑さは
生活リズムも体のサイクルも崩れてしまうのであった。

6月は涼しそうな2週間天気予報がちらっとみえはじめたけど
さてはてどうなることやら。


今日の一曲。





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いつも四月の半ば頃からはじめるブドウの芽搔き作業は
今年は五月に入ってはじまった。

農主のオーガナイズの悪さではない。
汗ばむ日もあるけれど、なんとなくずっと初春のような
ヒトにとっては爽やかな日々が続いた四月だった。

たいてい農主は、この辺では一番に芽掻き作業をはじめる。
まだまだ誰もはじめていない。

確かに、畑に出向くと、あともう一週間ぐらい後でもよさそうだ。
もう少し成長させないとダブルで芽が出るのかわからない。
ダブルで芽が出たら片方元気のいいやつだけ残す。

早熟の品種Sangioveseを先にはじめる。
しかし、そうこうしている内に他も成長してくる。

農主が一番にはじめる理由は
成長しきる前に余分な芽を掻くことによって
本来の芽にエネルギーを集中させて成長させる意図がある。

この作業を丁寧に期間内にやることで
肥料は緑肥(アブラナ科など)だけでも効果は出ている。

もちろんブドウの量は減るけれど
農薬を使わずにきれいで濃厚なブドウを収穫することができる。

私は他の農園にも手伝いに出動するが
結果は手に取るようにわかる。

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冬、他の農園さんの剪定士募集があって面接に行った。
ちょっと話しただけで、なんとなくブドウへのパッションの有無がわかる。
私が量られる側なのに、私が警戒してしまった。

そのとき、その芽掻き作業Scacchiaturaの話になった。
その農園は、芽掻き作業なんかやらないという。
なんだそれ?という反応であった。

たくさんの農園が、芽掻き作業と誘因作業Allacciaturaと
副梢掻きSfemminellaturaを合同で行う。
はたまた刈り込みCimaturaのときに機械で全部やってしまう
ところもまれではない。

農園に限らず行く先行く先でBIOや有機栽培の話は
なんとなくしにくいのが本音と現状である。
ビジネスとか量産とか産業とか
そういうことを第一に目的を置いている方と話すと
ブドウへのパッションよりヒトが生きていくための手段
となるので、そこで話が止まるのである。

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私は、ブドウの芽掻き作業が好きだ。
芽掻き作業が好きだという男性は今まで聞いたことがない。

芽掻き作業は、ずっと、余分な枝をひたすら取り除く作業である。

農主は、ブドウの木の下の方の芽を掻く機械を使わない。
除草剤も撒かないから、草刈り機はブドウの木の周りは刈れない。

だからヒトが、下の方の芽も
もっともっと下の地面にへばりついてる芽も
背丈の高くなる草も、かたまりとなっている草も
全部手作業でひとつひとつ除去するのである。

そのとき、いちいちかがまなくてはならない。
たったりしゃがんだり、頭を下にしたりかがんだり
面倒だし億劫な作業であることは確かである。

私はそれでもブドウの一本一本の木になる
ブドウが実った収穫時を想像しながらやっていることと
その、他の農園たちで見てきた
機械で芽が掻かれ肌が剥かれたようになったブドウの木の姿
除草剤を撒くところは砂漠のようなブドウ畑で虫さえもいない。
農主のバイオダイナミック農法や有機栽培の畑は
虫がいっぱいで、生命のサイクルを感じる。
そんな生命感を感じながら作業をしているのである。

私は、農主に出会ってラッキーだったと想う。
パッションを選ぶ農主からたくさん学んでいる。
農主と私は同じ姿勢でブドウと向き合っている。

面倒で億劫な芽掻き作業は
パッションのあるヒト向きの仕事だとおもう。

そういう見方でブドウに接しないと
何千本何万本とあるブドウの木に
気が遠くなるだろう。

ブドウの芽が新梢が、あくびに思えたり踊っているような見えたり
ツルが手に思えたり葉が日傘に見えたり
テントウムシの色の違いに気づいたり愛おしく思えたり
母心がこんなところで発揮するとはおもわなかった。

オリーブが息子ならばブドウは娘のようなの!

それでは、今週もいってきます!

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雨の日、二本立てで日本の映画をモニター越しで観ることにした。

オンライン日本映画祭というものが海外在住者向けに
無料で期間限定で観れるとのことだが、国が限定されており
シスターのいるアイルランドでは観れなかった。

我が家は、コロナ禍のロックダウン中
少年のリモート授業の必要性から
やっとその時から、無制限ファイバーWIFIを導入した。
リモート授業にあわせて、PCまで購入したんだ。
約2年前とかである。最近の話だ。

それまではSIMのデザリングから月々に使えるGBを気にしながら
思う存分WIFIライフはしていなかった。
必要性も感じていなかった。

しかし、無制限ファイバーWIFIが我が家に登場してからというもの
家族は各々に過ごすことになる。わけだ。
ますますバラバラに行動し、客観的にみると寂しいものだ。

思春期青少年に日本映画祭のことをいうと
期間限定で時間があわない、時間がないとのことで
うーん...という返事だった。

だから、誰もいない日、そう、雨の日の午前中に
私だって余裕のある時間はない、どちらかというと急いで
「南極料理人」と「羅生門」を観たのである。

なかなか映画を観る機会もなかったし
そういうわけでネットで映像を観る習慣もなかっただけに
古い映画でも新鮮だった。

ここに残したいぐらいだから観て良かった映画たちだ。

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羅生門の方は、モノクロ映像だけれども
私は写真でもモノクロに撮るのが好きなだけにイメージが湧いた。

モノクロにすると時代感が薄れるような気がする。
今のような、昔のような。
時代が交錯することで、≪人生とは常にある≫ことを強く感じ
モノや環境に関係なく≪生き様≫を感じるのが
モノクロの特徴のような気がする。

ニュースで、ウクライナとロシアの戦争が勃発するかもと
ウクライナ民が避難している映像が日々流れている。

2022年にもなって本当に戦争なんて起きちゃうの???
100年前と同じことしちゃうの?
中学三年生だった少年の学習発表は、戦争と暴力がテーマだったよ。

ウクライナ民が列車に乗り込む映像がモノクロにみえる。
子どもとクマちゃんのぬいぐるみがモノクロにみえる。
現地に残ってインタビューを受けている歯っ欠けのおじいちゃんが
モノクロにみえる。

イタリアは、ロシアからのガスが値上がりして
電気も値上がりして、ガソリンも値上がりして
流通や原動に付随する食品だって値上がりして
コロナで仕事の量は少ないのに職探しは困難で

そういう痛みを感じる家族とそうでない家族に分断されるイタリアだが
いいことがあっても浮かれきれない私たちの生活は
目の前の太陽の光にやっぱり癒されるのである。

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雨の後、私はブドウ畑で、枝を縛る作業を黙々としている。
ひとりぽっちだ。
壊れたラジオは、都合よくかかって都合よく消す。

まるで囚人のように足に重しをつけている泥まみれの私は滑稽だ。
でもゴム靴を履いて汚れる覚悟をすれば
子どもが水たまりにボチャンと入るように
汚れることも泥が重しになってもへっちゃらになるのである。

黒っぽい枝とグレーの空と茶色い土は
緑肥のソラマメまでなんだか色味を忘れてしまう。

それでも赤いテントウムシは遠目でも見つけるんだ。
なんかいいことあるかな。



☆こちらの記事もどうぞ☆
モチベーション a wet day
親愛なるスクールよ Dolce in forno
畑でめぐる壊れたラジオ musica in testa



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日曜日、オリーブの剪定を夫とした。

夫は、危なっかしくコード付きのイヤホンで
片耳だけつけてサッカーの実況中継を
スマフォのラジオで聴いている。

もう片耳のイヤホンはぶら下がってて、だから危なっかしい。
その片耳は、私がやいのやいの剪定してほしい枝の注文を聞くために
空けてある様子だ。ありがとうよ、気がついたよ。

私は腕が痛くて肩が上がらないので、下の方と上の方も
短いのと長いノコギリで、我慢しーしー重要な剪定をする。

オリーブの剪定のときは、樹形や空間、未来を想像して
剪定する枝の決断しなくてはいけないから
雑音はいらない。静寂の中で集中したいタイプだ。

夫は、集中しなくてもできる直立している徒長枝(Succhioni)を
ひたすら除去してもらった。

それでもふと気が抜けた時には、私の頭の中で
オートマチックに壊れたラジオがかかる。
繰り返し繰り返し思い出せるところの音楽がかかるのだ。

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まだ早いのだが、ある農園のブドウの枝縛り作業を手伝っている。

私は、良くも悪くも、バイオデグラダブル(生分解)の紐を
その専用の道具でブドウの枝に縛りつけることができる。

良い点は、これでしかできないほど慣れていえるので速くできる。
悪い点は、これでしか速くできないw
でもいいのだ。ゴム製の紐はゴミとなってデメリットなので
必要な時、幹を縛りつける時だけでいい。

まだPianto(樹液の流動)はSangioveseという早熟性の品種ぐらいで
他の品種はそう簡単には曲がらない。
外皮をポキポキ壊しながら曲げていくテクニックは
もしかすると折れちゃうんじゃないかと心配で
慣れていない人には難しいかもしれない。

もし折れちゃったときの対応や曲げる方向
枝の長さや幹の処理も、ブドウの剪定を知っていないと
先に進まないかもしれない。

しかし慣れてしまえば速く対応できるようになるものだ。
作業なんてどれもそういうものであろう。
もちろん学ぶことは常にあるのだが、まごつくのは最初だけさ。

と、慣れた手つきで体は温まってきたが、どこか空気はまだ冷たい。
丘の北側は日当たりが悪い。
向こうの丘は日に当たって眩しそうだ。

ひとりぼっちのブドウ畑にいる私は
そう、繰り返し繰り返し流れる壊れたラジオに
パーツパーツ完結しない音楽がかかり続けるのであった。

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私は夕飯の支度をしながら日課のように
イタリア国営放送Raiのニュースをみる。
SNSやネットだけでは実際に起きている主要なニュースが
分からないと思っている。

それは今に始まったことではない私のルーティンなのだが
一般的なニュースを知ることで
政治好きイタリア人の話題に入れるようなところがある。

そんなRaiで、毎年毎年開催されている今や72年度である
サンレモ音楽祭(Festival di Sanremo)が二月初め五日間ぐらいあった。

今ホットなアーティスト(歌手はクリエイティブアーティスト)が招待され
視聴者投票でさらなるホットなアーティストが生まれるのだ。

各々に活躍するCantanteがデュエットで発表した曲に
(きっと)圧倒的に優勝した。

その曲が、畑の中でかかる私の壊れたラジオの曲なのであるw



私はイタリアに在住して日本の現在のホットな話題曲など知らない。
きっと日本に暮らす方たちもイタリアのHot Hits Italiaなんぞ
知らないであろう。
いや、我が家に思春期青少年がいなかったら
在住者でも素通りしていたかもしれない。

Cantanti(複:歌手たち)の詳細は
それを目的としないので割愛させていただくが
元気そうな方の子(アーティスト名Blanco)この2年間爆発的に売れていて
我が思春期青少年がスピーカーにして大ボリュームで
よく聴いているのを私も耳にしていた。

「へ~、こういうの聴くんだ。」
「なんで?お母さんも好き?」
うん、好きだよ、我が青少年が好きなら。
「どういうとこが好きなの?」
「声。」へ~

サンレモのインタビューでも答えていたが
まだ18歳(現19歳)という元気そうな方の子(Blanco)、このコロナ禍で
デビューしてから3回しかステージに立っていないそうだ。

この子が世にスカウトされたのはSoundCloudとかいう
音声ファイル共有サービスだそうで、要は音楽ソーシャルと
TikTokだけなんだそう。

若者はそうやってSNSを上手に使える子もいれば
使えない子もいる。
ネットイジメ(Cyberbullismo)がまだまだある中
早速、警察のネットイジメをなくそう講義に
元気そうな方の子(Blanco)のSNSの使い方をお手本に登壇されていた。

思春期青少年はFacebookをやらない。
なぜなら、あれはVecchi(老人w)がやるもの、と断言したw くぅ。
Instagramは見るだけ、フォローし合うだけ(コレよくわかんない)
他に、YouTubeとは限らないあるStreamerのおしゃべりを聴いている...
あとは、ダラダラとTikTokをながめていて
どちらにしろ手にスマフォがくっついている。

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何も知らない時代遅れの母より
何かどこかでアンテナを張って
彼らの好きなこと興味のあることを受け止めて
なんなら半世紀の人間だって一緒に楽しみたいもんだ。

また畑に戻るとオートマチックに壊れたラジオがかかりだす。
1曲だけじゃないんだよ、Mixで!ラジオDJさw

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☆こちらの記事もどうぞ☆
夢とはなんだ Ho imparato a sognare
飛び出せTeenager!
いまをありがとう l'arrivo al mezzo secolo



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一家のブドウの収穫は、数年振りだ。

長老がこの世を去った
その次の長が交通事故で車椅子だ。
新世代へ後継ぎした息子は、派遣グループに依頼していた。

こういった収穫などを専門とする派遣グループは
たいてい外国人が多い。
アフリカ系、パキスタン系、トルコ系、アルバニア系

我が家の隣のブドウ畑はパキスタン系の方たちが集まっていた。
ボスらしき男性がコットンのワンピっぽい長いシャツ
クルタを着ていたので、インド系かパキスタン系と察した。

向こうの畑では、かたやVendemmiatriceという収穫マシーンで
かたやアフリカ系のグループはマシーンで収穫できない畑を
手摘みしていた。遠目でもよくわかる。
去年手伝ったところだ。

その派遣グループをCooperativaと呼ぶ。
翻訳機能だと協同組合と出てくるのだが、ちょいと違う。
Adeccoのような職業斡旋会社でも派遣システムだが
あくまでも職業斡旋を趣旨としているので
いつの日か人材を募集している会社が雇う形となる。はずだ。

この手のCooperativaは、会社として運営されて
仕事の依頼があったら、出動するタイプなので
職業斡旋の目的ではない。

畑作業の場合は
土地の大きさヘクタールで料金設定されていることが多いため
大人数でやってきて、超スピードで
短時間で終わらせて儲けを出す仕組みとなっている。

南イタリアのトマトの収穫なんかもその手の仕組みなのだが
欠点と難点は、安く引き受けるので仕事は頻繁にあるのだが
実際に作業をしている作業員の収入は低賃金で
ボスががっぽり懐に入れているのかどうかしらないけど
ボスは作業をせず、指示と営業のみ。

早く終了させることで儲かるのだから
炎天下だろうが過酷だろうがとにかく収穫量。
犠牲者が出てやっと労働基準法に沿っているのか
チェックがはいり、暴露される。

人間味がわりとあって労働基準法に従うようにしてるのは
イタリア系の派遣会社。
それでも文句はいっぱい聞いているのでなんともいえないが
外国人が運営するCooperativaより
当然イタリア語でコミュニケーションがとれる分
イタリアらしくのんきさもあるw

そして、ヘクタール計算より時間計算が多いので
人数や時間が指定可能である。
料金も外国人経営より高いので
仕事の依頼は農作業よりも能力やスキルを要する内容が多い。

農園の話だと、若者がブドウの収穫をしなくなったのも
外国人派遣を呼ばなくてはいけない理由だそう...。

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というわけで、この一家の2021年のブドウの収穫は
春のたった二日の大寒波で、ブドウの芽が焼けてしまって
ブドウが少ないということで
再びファミリーで収穫することにしたのだ。

彼ら代々が暮らす4軒入ってる家は
丘の天辺にあり、彼らの丘を囲むように
ブドウ畑は鎮座する。どちらかというと
丘の下らへんにあるのかな。

あの日、冷気だった靄は静かに
このブドウ畑を包んだのだった。

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こんなに少ない収穫ははじめてだ、と嘆く。
しかも、小さい果実ばかりだ。
そして、干ばつだから、果汁は少ない。

後継ぎの息子は、別で働いている。
時間もなければ、前年度はコロナで流通が不通だったので
収入も少なく、作業員を雇うことも控え
春夏の作業をしてないという。

私は、後継ぎ息子の叔父である
ビジネスよりパッションが熱い畑を
手伝っていたので、違いがなんとなくわかる。
諦めなかった農主のブドウは
畑の位置もあるけれど
豊満なブドウが実っている。

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この日、雨まで降ってきた。
オリーブの木の下で雨宿りをした。

思い出は、一家のランチだったんだけど
車椅子の長が絶好調ではないこと
一家は全員グリーンパス取得済みだけれど
これっぽちの収穫は祝い事ではないからか
みんなそれぞれ自分チでとることになった。

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農主のブドウの収穫もいよいよはじまる。
私は別でブドウの収穫だ。

ブドウが無くなっちゃう前に食べる用に摘みに行った。

Sangiovese(早熟品種・黒いブドウ)
良さそうなのを選んだつもりが、干された果肉が裏に隠れてた。

Canaiolo(遅熟品種・黒いブドウ)
寒波の後に芽が出てきたので、とても美味しそうに育っている。

Trebbiano(白いブドウ)
ごっそり生まれてたわわになっている。

SanColonbano(白いブドウ)
赤い茎にピンク混じりの果実。

Vermentino(白いブドウ)
まだ緑っぽい色だけど、食べてみると
プチ感も酸味もちょうどよい。

Malvasia Bianca(白いブドウ)
農主が新ブドウ畑に植えた期待のブドウ。
ちょっと遠かったので今日は摘まなかったけど
Defogliatura(果実の周りの葉の除去作業)のとき
わーっとなるほど長いブドウ。
二週間前はもうちょいだったけど熟れたかな。

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Canaioloカナイオーロ
Schiacciata con l'uva(ブドウ入り甘党スキアッチャータ)を
はじめて自分で作ってみた!

スキアッチャータとほぼ同じ作り方に砂糖を二振り
間にブドウを散りばめて砂糖を二振り
生地を閉じてブドウを散りばめ砂糖を二振り

砂糖がたっぷりだから発酵を手伝って膨らむ膨らむ。
こんなに簡単だったんだ。
また作ろっと!



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ブドウの収穫 その1 Vendemmia 2016
一家のブドウの収穫 Vendemmia 2017 ③
生気が凍った il gelo ad Aprile



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